バッハ&リスト国際パイプオルガンコンクール/Internationaler BACH | LISZT Orgelwettbewerb
バッハとリスト、両巨匠ゆかりの名オルガンで、現代に生きるあなたの音楽を奏でる。
バッハ&リスト国際パイプオルガンコンクールは、1999年からドイツ中部のエアフルト市で行われていたDomberg-Predigerパイプオルガン国際コンクールを起源に、2008年から新たにスタート。テューリンゲン州の偉大な2人の音楽家、バッハとリストにオマージュを捧げ、その名を冠しています。主催は、エアフルト市とエアフルト大聖堂で、ワイマール・フランツリスト音楽大学、メルゼブルク市、メルゼブルク大聖堂のほか、企業や財団が協力。リスト生誕200周年&没後125周年、ゲオルク・ベーム生誕350周年、ジャン・アラン生誕100周年という、記念すべき2011年に第2回を迎えます。
審査員には、国際的なオルガニストとしてはもちろん、作曲家や指揮者としても活躍する、一流音楽家を迎えています。例えば、ミヒャエル・シェーンハイト、ジリアン・ウィーア、ミヒャエル・ラドゥレスク、オリヴィエ・ラトリーなど、9名が務めます。審査は、事前の録音審査に合格した方が、一次、二次、ファイナルへと進みます。
審査会場は、ワイマール、エアフルト、メルゼブルク三都市にある教会を中心に、ヴァルタースハウゼン市教会、デンシュテット教会、プレディガー教会、エアフルト大聖堂、メルゼブルク大聖堂、ヘルツ・イエズ教会などで行われます。バッハとリストにゆかりある、知る人ぞ知るパイプオルガンを使用できるのが特徴です。練習時間をたっぷりもらえますので、リハーサルを入念に行えます。パイプやストップの数だけでなく、音色も残響も異なる各楽器の特性を活かし、最高の演奏ができれば、必ずや受賞につながるでしょう。そして、受賞を果たせば、受賞コンサートで演奏することができます。好きなパイプオルガンを選んで、コンクールの最後を締めくくれるのが魅力です。