ブゾーニ国際ピアノコンクール/Concours International de Piano "Ferruccio Busoni"
数多くの有名ピアニストがここから巣立ちました。 ブゾーニ国際ピアノコンクール
本選を聴きにいかれる方は2013年、予選を受ける方は2014年の予定表にチェックをお願いします
1949年からの歴史を持ち、アルフレート・ブレンデル、イングリット・ヘブラー、そしてマルタ・アルゲリッチと数々の有名ピアニストを輩出したブゾーニ国際ピアノコンクールは、全世界が注目する中、予選と本選が毎年交互に行われています。コンクールの開催場所はイタリア、南チロルのボルツァーノ。オーストリア帝国から第一次世界大戦後にイタリアに移譲されたこの地域では、未だドイツ語圏としての趣を強く残し、イタリア語とドイツ語が話され、スイスやオーストリアの国境までは数時間です。 コンクールを鑑賞される方には南チロル地方の山並みや、ドイツとイタリアの良さがミックスされた食事も楽しみの一つとなるでしょう。
全部を通すと5回の審査となるこのコンクールは言うまでもなく長丁場となりますが、プログラムの選曲も音楽表現の一つとして審査され、選曲は基本的に自由なため、その意味では主要なピアノコンクールの中では、取り付きやすいコンクールだといえるかも知れません。
特にユニークなのはファイナル二次での協奏曲の弾き振り。指揮者なしでモーツァルトのコンチェルトを弾く、そんな経験ができるのもこのコンクール以外にないでしょう。
気になる高額な賞金や副賞のコンサートも豪華絢爛、参加者全員に支給される太っ腹な奨学金や宿泊先の提供なども、参加のハードルを少し低くしてくれます。
予選のプログラムは20分、初めにトライするに手の届く長さでもあります。まずはお問い合わせを、それからあなたを一番よく表現できるプログラムを考えてみませんか。
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