ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール/Van Cliburn International Piano Competition
辻井伸行さんに続け。USAで最も重要な国際ピアノコンクールにあなたも挑戦しよう
ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール、レパートリーはあなたの自由な選択で音楽性を表現。次回開催に向けて準備を始めるのは今!
2009年の辻井伸行さんの優勝がいまだ記憶に新しい、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール。日本でもその名を轟かすこのコンクール、ピアニストで知らない方はいないでしょう。
初回開催は実に1962年にさかのぼり、チャイコフスキー国際コンクールの第一回の優勝者、ヴァン・クライバーンを記念して開設されました。2013年には第14回を迎えました。
高額な入賞賞金と、ご褒美コンサートツアーの豊富さ、手厚いキャリア育成プログラムで知られ、本選出場者にはもれなく賞金が授与され、コンサートツアーにはファイナリスト全員が招待されるという、豪華な内容となっています。その他、ハルモニア・ムンディ社のバックアップにより、3位までの入賞者はこのレーベルでのメジャーデビューが約束され、優勝者にはスタジオ録音の権利が贈られます。
本選の様子はライブとオンデマンドのネット配信のみならず、PBSでのドキュメンタリーと、またラジオを通してアメリカ国内に放送されます。この注目されるコンクールでは、キャリアマネンジメントの手助けもあり、入賞者がその後実際に著名な音楽エージェント等に所属し、順調にキャリアをのばしているのも特徴です。
2013年度の本選では協奏曲の伴奏者としてフォート・ウォース・シンフォニーオーケストラと、あの巨匠、レナード・スラットキンが登場。ファイナリストの熱演と共に、円熟した演奏で聴衆を湧かせました。
ファイナルまでに、実に7回のリサイタルレベルの演奏が要求される、長丁場でハードなコンクールですが、あなたの挑戦は必ず多くの実りをもたらすことでしょう。
レビュー・体験談を投稿する