ブルードナウ国際オペラ指揮者コンクール/Blue Danube International Opera Conducting Competition
年齢制限はなし。若手指揮者からベテランまで、幅広い才能が世界から集まります。
日本人の若手指揮者も活躍しているブルードナウ国際オペラ指揮者コンクール。入賞者には、東欧の複数の歌劇場で客演のチャンスが!
ブルガリア東部、黒海沿岸の歴史ある都市、ブルガスで開催されるブルードナウ(ブルーダニューブ)国際オペラ指揮者コンクールは、オーストリアのブルードナウ・ミュージックインプレサリオ社が主催する、オペラ指揮に特化した国際コンクールです。
現在、オーケストラや歌劇のコンサートやレコーディングなどを幅広く手掛ける、ブルードナウ・ミュージックインプレサリオ社は、もともと指揮者育成のためのマスタークラスやワークショップなどをプロデュースしてきた会社です。2年に一度開催される同コンクールでは、優れたオペラ指揮者の発掘・育成のために、年齢制限などを設けず、オペラ指揮者へ広く門戸を開いています。
コンクールでは、事前の映像審査で選ばれた60名が本選に出場し、一次審査、セミファイナル、ファイナルを経て、1位から3位の入賞者および特別賞受賞者が選ばれます。2013年の課題は、モーツァルトの魔笛、ビゼーのカルメン、プッチーニのラ・ボエームで、ルセ国立劇場管弦楽団がこれらの人気レパートリーを演奏します。
審査員は、国内外で活躍する指揮やオペラの専門家で構成されています。また、審査員以外にも、主要歌劇場やオーケストラの関係者やオペラ歌手、エージェントなどがスペシャルゲストとして招かれます。これらのメンバーとは、コンクール開催期間中に交流会が開催されますので本格的にヨーロッパデビューを目指している方には、各方面の有力な情報や人脈を得る、良い機会になることでしょう。
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