北京国際音楽コンクール/Beijing International Music Competition
世界と未来を見つめる隣国中国が誇る、唯一のクラシック音楽コンクールで実力を発揮。
北京国際音楽コンクールは、2006年に初開催。中国のクラシック音楽教育文化プロジェクトとして、世界中から、一流音楽家そして若手音楽家を中国に迎えるという目的の下に始まりました。主催・運営は、北京の国際文化振興企業と中国音楽家協会、そして、在中国ドイツ大使館、同イタリア大使館、杭州交響楽団などが協力。現在、中国で唯一行われている、クラシック音楽のコンクールとして知られ、その活動と内容は国内外で注目を集めています。2006年の第1回はフルート、2009年の第2回はクラリネット、2010年の第3回はチェロ、2011年は弦楽四重奏、2012年はフルートのコンクールが行われました。これらの受賞者には、今や世界中で演奏活動を行うデニス・ブリアコフや、ロイク・シュネイデル、近藤千花子といった数々の国際コンクールで受賞を果たしている実力者が選ばれています。
そして2013年の第6回は、2回目のクラリネットのコンクールとなります。審査には、予備選考から一次、二次、セミファイナル、ファイナルという、長い階段が待っています。そのため、受賞に至れば、技術、センス、気力、体力、運、すべてを兼ね備えた音楽家として認められ、過去の受賞者たちのように、最高の栄誉を受けることができるでしょう。また、受賞コンサートはテレビで放送されますので、知名度アップも間違いありません。コンクール後に行われる、コンサートやマスタークラスも魅力です。さらに二次審査では、コンクールのために現代の作曲家が特別に書き下ろす作品が課題曲に提供され、新しい楽曲との出会いも楽しみの1つと言えます。
同コンクールは、期間中の参加者と審査員の接触はルール違反とされるほど、公正さと厳密なコンクール遂行が特徴です。フェアな審査で知られる北京国際音楽コンクールで、堂々と勝負してみませんか。