ホーネンス国際ピアノコンクール/Honens International Piano Competition
世界デビューやCDデビューの可能性があるカナダの著名コンクール。
将来有望な、現代のセンスと才能を秘めるマルチなコンサート・ピアニストを、ホーネンス国際ピアノコンクールが探しています。
ホーネンス国際ピアノコンクールは、1991年に慈善家エスター・ホーネンスによって設立された国際コンクールです。伝統的なコンクールと比較すると、個性的で、また違った魅力のあふれるコンクールとして知られています。このことは、21世紀の観客が求めている、21世紀のマルチな才能を持った若手音楽家を探す目的からも窺えます。同コンクールでは、ステージパフォーマンスはもちろん、プログラム構成力、現代文化への感応力、観客へのコミュニケーション能力を、若いピアニストに求めています。コンクール開催後には、これらの能力と嗅覚を完成させ、一人前のプロの演奏家に必要な、実践的な集中トレーニングを用意。マネージャー、メンター、コーチが付き、巨額の投資で活動をサポートします。1位~3位の受賞者になれば、強力な3年間のキャリアアップ・プログラムを受けることができるのが特徴です。そのため、同コンクールで受賞することは、国際的に通用する現代のコンサート・ピアニストとして認められた証しとなります。これを足がかりとして、国際的なピアニストの一員になった過去の受賞者も少なくありません。例えば、ドミトリー・チェチェーリン、クシシュトフ・ヤブウォンスキ、ウィンストン・チョイ、ロベルト・プラーノなど、世界で活躍、期待されているピアニストが名を連ねています。前回(2012年)の受賞者、パヴェル・コレスニコフは、早くもベルリンのコンツェルトハウス、ロンドンのウィグモア・ホールでのコンサートの他、各音楽祭へ出場を予定しており前途洋洋です。2015年の第8回、次にチャンスを掴むのは、あなたです。
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