マルクノイキルヘン国際器楽コンクール/International Instrumental Competition Markneukirchen
チャンスの年を逃さないでください。弦楽器と管楽器のための国際コンクールです
フルート、トランペット、コントラバス、ホルン、チューバ、トロンボーン、ギター、ファゴット、クラリネット、ヴィオラ、ヴァイオリン、チェロ…。マルクスノイキルヒェン国際器楽コンクールで近年審査が行われた楽器の数々です。このコンクールでは、弦楽器と管楽器の部門が年代わりで開催され、毎回二つの楽器が選ばれています。コンクールの数が元々少ない管楽器や、コントラバスなどの楽器の方にはおなじみ、かつ国際的に重要なコンクールのひとつとされています。2013年の開催はヴィオラ/チェロ部門、書類審査通過後、一次審査から二次、セミファイナル、ファイナルと、4回の審査が行われ、課題曲はオーケストラ入団試験などにも使われる各楽器の特質を生かす名曲のレパートリーが中心となっています。ファイナルはオーケストラ伴奏でのコンチェルト、協奏曲演奏のチャンスが得にくい楽器の演奏者には大きな魅力となるでしょう。
2013年度の書類審査をパスした参加者は各楽器とも100名を越え、コンクールの知名度と関心の高さを思わせます。管楽器はペーター・ダム、弦楽器はユリウス・ベルガーと、ドイツ音楽界の重鎮によりオルガナイズされたコンクールは、審査員もインターナショナルかつ真の実力者を集めています。1位から3位までの受賞者の他にも特別賞の授与や、またコンサートのオファーなどが行われる可能性もあり、参加者の期待を最後まで裏切りません。コンクールとは別日程でマスターコースも開かれており、2013年にはオーボエ、オーボエダモーレ、イングリッシュホルン、ファゴット、コントラファゴットの各楽器で計4回のコースが予定されています。