マリア・カナルス・バルセロナ国際コンクール/Concurs Internacional de Musica Maria Canals Barcelona
これまでに世界各国から7000人以上が挑んだ得点公開方式の歴史あるコンクール
日本人ピアニストの活躍も目立つヨーロッパ屈指のコンクール。優勝者にはナクソスレーベルからのCDリリースも約束されます。
毎年、春にスペインのバルセロナで開催されるマリア・カナルス・バルセロナ国際音楽演奏コンクールは、18歳から30歳までを対象にした歴史ある国際コンクールです。
このコンクールは、1954年にスペイン出身のピアニストであるマリア・カナルスとその夫で作家のロッセンド・ラッテスによって創立されました。以来、世界100カ国を超える国々から
7000名以上もの才能溢れる若者が毎年バルセロナの地を訪れ、華麗にして熱い戦いを繰り広げてきました。
ファイナルステージまでには、応募時に送付する映像審査を除いて3段階あり、最終日にオーケストラと共演できるのはもっとも高い点数を積み重ねた3名のみ。
また、コンクールは得点方式で、第一次予選からの採点結果が最終的に証明書として交付されるという公平にして厳格なものです。
このような中でも、2013年には吉田友昭さんが2012年には中桐 望さんがそれぞれ2位を獲得するなど、近年日本のピアニストの活躍が目立ちます。
なお、このコンクールの特筆すべきは、何と言ってもその賞の多さです。1位から6位までの賞金総額34,000ユーロの他、最年少ファイナリスト・セミファイナリストへの特別賞、
作曲家ごとのベストパフォーマンス賞、聴衆賞、ほか数多くの特別賞がファイナリストを始めとする入賞者へ贈られます。
毎年バルセロナに春を告げるこの一大イベントで、あなたも栄冠を勝ち取ってください。
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