エウテルペ音楽コンクールは、イタリア南部の町コラートで行われている、国際コンクールです。主催は、エウテルペ文化＆音楽協会。コラート市議会、バーリ県文化事業部、プッリャ州、地中海文化・観光議会、国立公園などの行政が後援し、多くの企業や財団も協力しています。2007年からスタートし、2013年で第15回を迎えるコンクールです。芸術監督にイタリアの名作曲家フランチェスコ・デ・サンティスを配し、強力なスポンサーと行政の熱意ある企画運営で、これからの発展と成長を期待できる国際コンクールと言えます。年齢制限を設けず、さらにピアノ、弦楽器、声楽、室内楽、オーケストラと部門も多様です。ピアノはソロ、デュオ、あるいは室内楽で、声楽はソロの他コーラスの出場も可能です。タイミングを逃していた方、なかなか勇気が出なかった方はもちろん、実力を海外で試したい若い方、イタリアと相性が合う方など、さまざまな方に適しています。
審査は、ファイナル1回のみの自由プログラムで、年齢別グループごとに時間制限があります。自由度が大きい分、プログラム構成が難しいと思われる方は、アンドビジョンまでぜひご相談ください。上手に構成し、実力を発揮できれば、必ずや受賞に至るでしょう。優勝すれば2回、準優勝（2位）なら1回、それぞれコンサートで演奏することができます。もちろん、CDまたはDVDに録音予定のファイナルコンサートでの演奏も待っています。さらに、バラエティに富んだ特別賞は魅力いっぱいです。同コンクールは日本人との相性も良く、過去には柏原佳奈や粥川愛が優勝を果たしています。