金管楽器と打楽器のためのチェジュ国際金管打楽器コンクール。冬のソナタで映し出された、美しい夏のチェジュ島で毎年開催されており、世界中の吹奏楽ファンを集め、日本からも数多くの団体が参加しています。2013年度のコンクールでは、トランペット、ホルン、テナー・トロンボーン、そして金管5重奏の4部門が選考されます。
世界でもあまり例のない金管部門のコンクールですが、地の利もあり、過去にも玉置優さん、赤星美沙さんなど、数多くの日本の奏者が受賞されています。審査は3ラウンド制で、ポピュラーなレパートリーが数多く出題されており、初めての方にもチャレンジしやすい国際コンクールではないでしょうか。渡航費用も低く抑えられる韓国ですので、日本で親しんだ伴奏者の方にも同行していただけるのは大きなメリットでしょう。
国際的な審査員は内外の著名なプレイヤーや大学教授など。留学等のファーストコンタクトをとるために、アメリカやヨーロッパまで、わざわざ渡航しなくとも大丈夫です。フェスティバルやコンクールに参加すれば、そこでの出会いも期待できるでしょう。
受賞された方には、翌年のフェスティバルでのコンサート出演が用意されているのも、大きな魅力です。
参加が許可される年齢は31歳まで。現在の部門による開催になったのは新しい試みです。今回出場できる方は、ぜひこのチャンスをその手につかんでください。