オルレアン国際ピアノコンクール/Concours International de Piano d'Orléans
42歳のピアニストの方、近・現代音楽が得意なピアニストの方に朗報です
フランス、ロワール川沿いの町オルレアンで2014年3月に開催。キャリアのマイルストーンにぴったりな、オルレアン国際ピアノコンクール
1994年から隔年毎に開催され、次回2014年は第11回を迎えるオルレアン国際ピアノコンクールは、近・現代に作曲された作品のみで競う、特徴あるピアノコンクールです。プログラムのレパートリーには、スクリャービンやフォーレなどの近代作品から、シェーンベルクやメシアンなど、時代が進んでブーレーズやリゲティなどのおなじみの現代作品、現在第一線で活躍中の作曲家の作品、はたまた自作自演や、新作初演作品まで、色とりどりの作品が上げられています。そのため、年齢制限も42歳と高め、すでにキャリアをつまれたピアニストの方々が、新しい分野に挑戦されるのにも最適のコンクールです。各々の賞には順位がなく、様々な点において評価され、多数の違った賞を受け取ることができるのもこのコンクールの特異な点です。用意された賞の数は14に上り、その他にも奨学金や、コンサートの出演などの特典を受けることができます。また、コンクール中に初演される作曲家の方にも、作曲賞が授与され、フランス、トゥールーズでのレジデンス滞在が贈られる可能性があります。審査員にはピアニストの他、著名な作曲家がその名をつらね、彼らにピアニストとして見いだされることも夢ではありません。日本人として初めて、アンサンブル・アンテルコンタンポラン(パリ)の専属ピアニストとして迎えられ、現在ではソロ活動を始め、世界中で活躍している第一回の栄誉ある受賞者、永野英樹さんも今や審査員として訪れるようになったオルレアンで、あなたもキャリアのマイルストーンを刻みませんか。
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