シベリウス国際ヴァイオリンコンクール/"Jean Sibelius" International Violin Competition
シベリウスのヴァイオリンコンチェルトを弾いて、あなたも世界に羽ばたこう
シベリウスの最高傑作のひとつであるヴァイオリンコンチェルト。そのコンチェルトをファイナリストの全員が競演する、シベリウス国際ヴァイオリンコンクールは、重要なヴァイオリンコンクールのひとつとして知られています。 主催はフィンランド・シベリウス協会。 ヴィクトリア・ムローヴァが優勝し、一躍有名になったコンクールですが、ムローヴァの他にも著名なヴァイオリニストを送り出しています。近年の優勝者、入賞者も例外ではありません。日本でもおなじみのエリザベス・バティアシュヴィリ、セルゲイ・ハチャトゥリアンなどの他、第9回の優勝者、アリーナ・ポゴストキーナはいまやチェコ・フィルハーモニー管弦楽団など世界中のメジャーオーケストラと共演するヴァイオリニストになりました。日本からも、 玉井菜採さんや日下紗矢子さんなど、国際的に活躍するヴァイオリニストたちが受賞しています。審査陣も絢爛豪華、2010年度開催時にはチェアマンのユッカ=ペッカ・サラステを始め、イーゴリ・オイストラフやオリヴィエ・シャルリエなどの重鎮が並びました。受賞者にはフィンランド国内でのコンサートがアレンジされ、スカンジナビア全域でのデビューも不可能ではありません。優勝者にフィンランド・ラジオ・シンフォニー・オーケストラ、ファイナリストの一人にヘルシンキ・フィルハーモニック・オーケストラのコンチェルトでの共演と副賞も豪華です。ファイナルではコンチェルト2曲演奏と、決して簡単なプログラムではありませんが、努力の先の栄誉もそれに見合うだけのコンクールです。シベリウス国際ヴァイオリンコンクールから、次に世界に羽ばたくのはあなたです。