ブレシア国際ヴァイオリンコンクール/"Città di Brescia" International Violin Competition
林悠介さんに続こう!優勝者に贈られるコンサートツアーは全イタリアをカバー
イタリアのオールドヴァイオリンのふるさとで行われるブレシア国際ヴァイオリンコンクール、前回は26歳の日本人が初優勝しました
イタリア、ミラノからほど近く、ブレシア市にて3年に一度、国際ヴァイオリンコンクールが開かれます。前回の2010年に林悠介さんが日本人として初めて見事グラン・プリを勝ち取った感動はいまだ記憶に新しいところです。ブレシアはヴァイオリン製作で有名なクレモナの隣に位置し、もう一つのイタリアのヴァイオリン製作発祥の地としてその名を馳せました。
若手音楽家の登竜門としてヨーロッパではその名を知られるこのコンクール、聖バルナバコンサートホールとブレシア市市民劇場で開催され、林さんがブラームスのコンチェルトを演奏したファイナルは、カルロ・ボッカドーロ指揮の下、スキオ市アカデミア・オーケストラとの共演でした。受賞後にはガラ・コンサートが催されるだけでなく、そのコンサートがイタリアラジオ RAI RADIO3 で放送される可能性も大いにあります。前回、優勝者にはミラノ、ローマ、パレルモ、トリノなどイタリア13都市、またイスタンブールでのコンサートツアーが贈られました。
林さんら、入賞者を始めセミファイナリストの演奏はすべてオーディオ・ストリーミングでインターネットを通じて配信されています。
ヴァイオリニストの憧れ、イタリアのオールドヴァイオリンが生まれた地を訪ね、芸術の息吹を感じることができるこのコンクールに、あなたも挑戦してみませんか。
レビュー・体験談を投稿する