サン・モーリス・ダゴーニュ国際オルガンコンクール/International Organ Competition Saint-Maurice
名門オルガンビルダーによるオルガンをヨーロッパ最古の修道院で演奏するコンクール。
1500年の祈りを伝える空間に、あなたの音楽を鳴り響かせよう。サン・モーリス・ダゴーニュ国際オルガンコンクールでスイスの自然と文化を体験する。
スイス・アルプスのフランス語圏側、ヴァレー州の山間に、サン・モーリスという小さな町があります。6世紀の昔に創建され、1500年の間、キリスト教の精神と文化を守り、祈りを伝えて来たサン・モーリス大修道院で知られています。
サン・モーリス・ダゴーニュ国際オルガンコンクールで使用されるオルガンは、このヨーロッパ最古の修道院に1950年に設置されたものと、サン・シジスムント教会に2001年に建造されたものの2つで、どちらも名門オルガンビルダー・クーンによるものです。サン・モーリス大修道院のオルガンは3段のマニュアルと72のストップをそなえたもの。長い歴史を伝える修道院のバジリカで奏でるシンフォニック・オルガンの音色は、どの聴衆をも魅了することでしょう。
コンクールはローザンヌでオルガニストかつコンセルヴァトワールの教授として、多くの後進を世に送り出して来たジョルジュ・クレマーを記念し、設立されました。
コンクールの課題曲はいずれもオーソドックスなレパートリー、すべてのコンテスタントがほとんど同じプログラムを弾くなかで、あなたの解釈をアピールすることが求められます。
静かなアルプスの町で、綿々と伝えられて来た伝統と歴史の重みを肌に感じる。バジリカに鳴り渡るオルガンの響きを体験する。他国のオルガニストたちと語り合い、その音楽を聴き、また、あなたの音楽を表現する。その経験の中で、ステップアップし、あなたの音楽世界を一段と広げてみてください。
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