平井裕子さん/声楽/ニース夏期国際音楽アカデミー/フランス・ニース
明治大学文学部卒業。2009年東京ミュージック&メディアアーツ尚美(現:尚美ミュージックカレッジ)コンセルヴァトアールディプロマ科声楽専攻、2013年洗足学園音楽大学大学院音楽研究科声楽専攻修了。4歳よりピアノとソルフェージュを、11歳より打楽器を学ぶ。大学卒業後、IT企業の営業職として10年勤務。会社退職後、2004年4月より声楽を学ぶ。以後、フランス歌曲、フランスオペラを中心に研鑚中。これまでにコンセール・C各種記念コンサート、東京国際芸術協会第33回新人演奏会、尚美ディプロマフレッシュコンサート、同卒業生コンサート、≪魔笛≫童子3役、パパゲーナ役、≪修道女アンジェリカ≫助修女役、≪こうもり≫オルロフスキー役、≪ランスへの旅≫デリア役などに出演。尚美ディプロマオペラガラコンサートにおいて、≪フィガロの結婚≫スザンナ役、≪愛の妙薬≫アディーナ役、≪コジ・ファン・トゥッテ≫デスピーナ役、≪椿姫≫アンニーナ役を演じる。2009年2月、2011年4月、2014年5月にリサイタル開催。2011年度第41回フランス音楽コンクール及び2012年度第42回フランス音楽コンクール入選、フランス総領事賞受賞。2014年度「ニース夏期国際音楽アカデミー」修了。尚美アレンジ・作曲学科レーベルD-MAC RECORDSよりリリースのアルバムCD「Re:monade7」「Re:monade8」における歌唱録音をはじめ、2013年8月公開のドキュメンタリー映画「疎開した40万冊の図書」エンディングテーマ、2014年2月韓国にて公開の「劇場版 ニルスの不思議な旅 韓国用リメイク版」コーラス歌唱、2014年3月オンエアのTBSドラマNEO「ダークシステム 恋の王座決定戦」最終回スキャット歌唱をそれぞれ担当し、劇音楽、劇伴分野の歌唱においても活動の場を広げている。2014年12月、日仏共同制作の新作音楽劇において、ヒロイン役で出演予定。声楽を田中正子、中村浩子、福田美樹子、土屋雅子の各氏に師事。コンセール・C、東京国際芸術協会各会員。
-簡単な自己紹介ということで、音楽歴などを教えて頂けますでしょうか。
平井裕子 音大ではなく、明治大学の文学部を卒業しまして、卒業してすぐ10年間会社員をしていました。結婚で辞めまして、それから正式に声楽の方を勉強し始めました。それがちょうど10年前になりますね。2004年の4月から勉強を始めて、2006年に専門学校の尚美のディプロマコースという所に入りまして2009年に修了。2011年に洗足学園音楽大学大学院に入学し、昨年の3月卒業しました。
-大学院まで随分長く学ばれたということですね。
平井裕子 そうですね。10年間勉強したうちの5年間はディプロマコース3年と大学院2年、学生として過ごしました。ただ、ディプロマに入学した頃から演奏活動は少しずつしておりました。
-今の活動も教えて頂いてよろしいでしょうか?
平井裕子 声楽を勉強し直したて2年後から、フランス歌曲や近代フランス音楽がご専門の中村浩子先生に師事しまして、現在もフランス近代歌曲とフランスオペラを専攻しています。
-これまでに講習会等は参加したことはございますでしょうか?
平井裕子 ないです。
-では、今回が初めてということですね?
平井裕子 はい、そうです。
-海外にはご旅行とかで行かれたことはありますか?
平井裕子 はい、あります。
-どちらに行かれたことがありますか?
平井裕子 ヨーロッパは今回初めてです。15回ぐらい渡航はしています。アメリカ、カナダ、シンガポール、マレーシア、タイ、中国に返還される前の香港、モルディブ、韓国が5回で一番多いですね。
-今回、この講習会に行きたいと思った理由やキッカケは何だったんでしょうか?
平井裕子 大学院を卒業して、本格的な演奏活動を始めました。フランス歌曲とかオペラを専攻しているということで、やっぱりフランス人の方に習ってみたいというのがありまして。単発的なマスタークラスみたいなもの、中村浩子先生門下で毎年エコールノルマルの先生をお呼びしているので、そちらの先生とかのマスタークラスとか、コンセール・Cというのが中村先生門下の音楽団体なんですけれども、そちらの先輩でニースで教えていたり、フランスの音楽院で教えてる方がいらっしゃるので、そういう方が帰ってきた時に習ったりということが勿論できたんですけど、日本人だったりとか年に1回という限られた時間なので、少し集中してと学んでみたいと思いまして。
-現地の方が雰囲気も味わうことができるので。
平井裕子 そうですね。
-講習会の参加者は、どのぐらいの方がいらっしゃいましたでしょうか?
平井裕子 これはクラスということで宜しいですか?
-全体の人数はなかなか把握できないですよね。クラスの人数は?
平井裕子 私はアントワンヌ・パロック先生というコレペティートルの先生の2期を受けました。パロック先生は2期、3期にクラスがあります。2期は私ともう1人だけでした。
-それでは2名で。結構、集中的にレッスン出来たということですね?
平井裕子 はい。
-もう1名の方は日本人の方ですか?
平井裕子 日本人の方です。
-結構、集中したスケジュールだったかと思うんですけど、どういったスケジュールで進行していったんでしょうか?
平井裕子 まず、火曜日に最初のガイダンスみたいな形なんですけども、2人しかいないということで、いきなりその日からレッスンということで。同じパロック先生のクラスに第3期で参加したピアニストの友人がいるんですけど、その方が昨年、一昨年とパロック先生のクラスをフランスで受講されていたようで、ご紹介して下さって。去年4月と今年4月に、先生が東京に来日された時に、そのピアニストの友人の紹介でレッスンを受けました。そのため、先生との面識はあったのです。2期のクラスが2名と分かったのがあとからなんですけど、ガイダンスに私しか来ていなかったので「もしかして私だけなのかな?」と思って。先生と1週間のスケジュールなどを決めました。
-先生が決める感じ?
平井裕子 そうです。火曜日から毎日11時半からレッスン。火、水、木、金、土、日と6日間連続でした。
-土日も?
平井裕子 はい。
-じゃあ、結構忙しいスケジュールという感じなんですね?
平井裕子 そうですね。2人しかいないので、毎日同じ時間に固定でして頂けたので。
-じゃあ、その後は結構自由に時間を使うことが出来たという感じですかね?
平井裕子 はい。大体、私は寮で朝食を取ってから、朝9時半から10時の間に学校へ行って声出しを兼ねて練習をしていました。11時半から45分レッスンと言いながら、キリの良い所までということで、気が付くと1時間ぐらいということがありました。次の方が12時半からレッスンで、次の方の聴講をして昼食です。
-聴講もされて?
平井裕子 そうです。2人しかいないので交互にという感じで。聴講が終わっても1時半ぐらい、ランチが2時ぐらいまでなので、そのままお昼を食べて、あとは自分の練習をしたりとか、ダルトン・ボールドウィン先生のクラスを聴講しに行ったりとか。結構、聴講が自由な講習会でした。他に、学校でツアーみたいなものを組んでくれていて。そうしたツアーがあることは、現地でわかったのですが、そのツアーに参加したりなんていうこともしてました。例えば、美術館に連れて行ってくれたりとか、マーケット、マルシェに案内とか。確か、水曜日と木曜日か木曜日と金曜日か忘れましたけど、2日連続で美術館のツア
ーというのがあったのでそちらに参加しました。
-現地で自主的に申し込んで行くような感じ?
平井裕子 そうです。講習会でアクティビティのスケジュール表みたいなのを配っていて、時間とスケジュールが組まれてるので、その時間にロビーに行けば連れて行ってもらえるということで。別に有料とかではなく、交通費とか入館料、そういうものは実費なんですけど、現地まで連れて行ってくれました。
-楽しそうですね、結構いろんなことが出来たという事ですね。
平井裕子 はい。時間も決まっていたので、凄く規則正しい生活を送れましたね。
-今までに先生のレッスンを2回ほど受けられているということなんですけども、どういった方なんでしょうか?
平井裕子 日本でコレペティートルという職業はあまり認知されていないと思うんですけれど、向こうですと歌劇場に専属だったりとか、歌曲についても、歌手について音楽指導するという職業がピアニストかコレペティだと思うんです。歌手に歌わせないといけないので、凄く気分を乗せて下さる方で。東京で2回レッスンを受けた時も思いましたが、非常に表現方法とかも自由で。但し、発音に対してはフランス人なので非常に厳しいんですが。フランス音楽をやる上では、やっぱりフランス人の解釈とかそういう点を勉強したかったので、凄く乗せてくれて歌わせていただけるというのと、良い所を見つけてくれて伸ばして褒めてくれるという先生ですね。
-職業ならではのレッスンをされるということですね?
平井裕子 そうですね。
-今回のレッスンでは、どのようなことを具体的に教わりましたでしょうか?
平井裕子 歌の先生ではないので、もうある程度勉強してある曲を見せて音楽表現とか発音とかを見て頂くつもりでいたんです。「発音をもっと注意されるかな?」と思っていたら、4月に東京で見て頂いた時は酷かったらしいんですけど(笑) その後日本で、フランス人の方にフランス語を習ったりもしているせいか「凄くすごく良くなった」と仰って、あまりそこら辺は注意されなかったので、ちょっと予定が狂いました(笑)
-凄く日本で努力されて、そこがちゃんと伸びていたんですね。
平井裕子 そうなんでしょうか(笑)それなら、音楽表現、フランス人ならではのものを学ぼうと思いまして。先生がコレペティートルなので、最初の2日間はピアノを弾きながらレッスンをして下さってたんですけど、3日目からもう1人女性のピアニストが来て、専属の伴奏という形だったので、先生は自由に表現とかそういう物を、写真で送った内容なんですけど、立って指導をして下さったので、後半4日間は贅沢にピアニスト2人に指導を受けることに。当然、伴奏している女性のピアニストも気付いたことがあれば言って下さるので、凄く深く学べました。
-充実した感じだったんですね?
平井裕子 そうですね。
-確かに、あの写真の中に女性の方が弾いてて、先生が凄く動いてる写真が写ってたので。
平井裕子 そうですね。あの写真は5日目ぐらいなので。最初の2日間は先生だけでしたね。
-先生が弾いて下さってという事だったんですね。何か印象に残っていることとかありますでしょうか?
平井裕子 東京にいらした時のレッスンでもパロック先生にずっと言われてたんですけど、特に「裕子は凄く表現が固い」「真面目過ぎる」というのを言われました。多分私だけではなく、日本人の声楽家が特にフランス歌曲を歌おうとすると、「お行儀よくしなくちゃ」という印象がたぶんあると思うんですけれど、そういうものではなく、イタリアものとはまた全然違うんですけど、もっとアパッショナートなものというか、そういうものなんだなというのを過去2回のレッスンもそう思ったんです。現地に行ってみてそういう空気を感じると、「やっぱりそうなんだな」というのが。
-やっぱり現地で教わると、そういった雰囲気とかも分かるということですね?
平井裕子 そうですね。よく分かりますね。
-今回は通訳を付けられていたんですけど、レッスンは先生は何語でお話されてましたか?
平井裕子 通訳がいると分かるとフランス語ですね。私は英語はそこそこ大丈夫なので、先生も英語を話されるので、東京に来た時は英語でレッスンして頂いてたんですけど。結果的には「通訳の方がいなくても英語で大丈夫だったかな」とは思うんですけど、やっぱりどちらかと言ったら、細かい所とか聞き逃したくなかったというのと、レッスンしていただくことに集中したい気持ちがあって。たぶん先生もフランス人なので、どっちかと言ったらフランス語の方がきっといいはずなので、いて頂いて良かったと思います。
-練習はどちらでされたんでしょうか?
平井裕子
講習会に参加する人は、必ず練習室を割り当ててもらえるんですが、私は日本人の歌の方(別のクラス)と同じ部屋で、たぶん2人しか使っていない部屋を割り当てられました。その方と寮も部屋が隣だったので、話し合って自由にシェアして。でも、実際はその割り当てられた部屋じゃなくても、空いていれば大丈夫という感じで。その点は、日本の音大も割とそういう所あるんですけど、それは同じかなあという印象です。
-結構、練習の量は出来たという感じですね?
平井裕子 そうですね。学生寮でも一応時間が決められてるんですけど、その間なら練習が出来るので。例えば「今日は疲れちゃったなあ」と思う時は、早めに聴講とかしないで帰って寮で歌ってから晩御飯みたいな。そのままずっと寮に居てという時も。
-リラックスしながら練習できるということですね?
平井裕子 そうですね。
-練習室にクーラーとかは付いていましたでしょうか?
平井裕子 なかったですけど、たまたま行った時期が良かったのかも知れないんですが、私は割と暑がりなんですけど、あまり気にならなくて大丈夫でした。
-結構クーラーついてないお部屋もあって、暑いということを聞いていたので。
平井裕子 私もそういう話を聞いていたので、「どうなのかな?」と思っていましたけど、あまり気にならなかったです。
-結構、気候が涼しめだったんですかね?
平井裕子 7月はそうですね。8月、第3期、第4期は暑いのかもしれないですが。でも日本、特に東京のようにアスファルトの照り返しや湿気が無いので。
-レッスン以外の時間はアクティビティとかも参加されていたと思うんですけども、他には何をされましたでしょうか?
平井裕子 練習をしたりとか、間に合えばレッスンで見て頂こうと思っていた所を譜読みをしたりとか。結局的に間に合わなかったんで出さなかったんですけど。あとは寮なので、洗濯を普通にしていたりとか。割とのんびりと過ごしていて、寮はテレビとかも全然なくてやることがないので。だから逆に凄く良くて、勉強するしかないのでという感じで。あとは、ちょっと買い物に行ったりとかそんな感じですね。
-ニースの海岸沿いとかには行かれましたか?
平井裕子 行ってないです。
-街の方にお出かけされた時は、様子は如何でしたでしょうか?
平井裕子 普段はスーパーに買い物に行ったりとかぐらいです。最終日の日曜日にあるスチューデント・コンサートというのには、実際は、出る先生のクラスというのも決まっている感じで。うちのクラスは2人しかいないというのも多分あるんですけど、パロック先生クラスは多分、人数に関係なくスチューデント・コンサートは無くて。講習会の期間中ずっとニース音楽祭なんですけど、パロック先生が音楽祭に出られたんですね。新人の若手のソプラノの方と。ちょっと離れた所なんですけど、グラースという街で、レッスン最終日8月3日の日曜日、夜8時半からのコンサートでした。大体、車でニースの街から1時間ぐらいの所なんですけど、そこに行ってきました。
-結構、遅い時間ですよね?
平井裕子 はい。ニースの街から車で1時間掛かるので結構遠いですよね。東京みたいに道が混んでないですから進んじゃうので、それで1時間ぐらいです。
-移動はどうされたんですか?
平井裕子 先生が招待してくださったので、先生が「自分のマイボスが連れて行ってくれるから」と。たぶんお願いしてくださったみたいです。
学校の事務長さんのような方で、スチューデント・コンサートの司会をやっていた方なんですけど、「このままみんなが出るスチューデント・コンサートを聴いて、そのまま彼に話しかけて、裕子と一緒のクラスのもう1人の名前を伝えて連れてきてもらって」と言われたので。その会話は英語なんですけど。
-そうですよね。そうやって日常会話も発生しますよね。
平井裕子 連れて行ってもらって、帰りは、もう1人の生徒の方はホテルに泊まっていらしたのですが、先生が「どこまで行く?」みたいなのを観客で来ていたご家族やお友達に聞いて下さって。パルローズとかシミエとか寮のある辺りとかホテルのある辺りまで行く人を探してくださって、結局、先生のご友人ご夫妻が送ってくださいました。
-その場で初めて会った方に乗せて頂いて。
平井裕子 そうです。先生が「この2人の日本人をホテルと寮まで送って行ってさしあげて」みたいな感じで、お願いしてくださったんです。
-先生も凄くいろんなお手配をして下さって。
平井裕子 はい。そのことでも分かると思うんですけど、そういう人柄の方で。
-凄い人情があるというか。
平井裕子 そうですよね。
-確かに、1時間で道がガラガラだと凄く遠いですよね?
平井裕子 そうなんです。先生がコンサートに誘ってくださったのが、何日目かのレッスンの終わりで「興味ありますか?」と言われて、「はい」と言ったら、通訳の方が「凄く遠いよ」と教えてくれて。でも、先生が「車の手配が出来るかどうか聞いてみますから」というのをフランス語で仰ったみたいで通訳してくれて。そしたら、翌日にはもう連れて行って下さる方が決まっていたのです。
-速いですね。でも、またコンサートに出るのとは違う経験が。
平井裕子 そうですね。かえってその方が良かったなというか。
-実際に先生が演奏されている所を。
平井裕子 パリのコンセルバトワールを出たばかりのソプラノの方が歌われたので、その方はベルギー人みたいなんですけど、でもやっぱりフランス人が、フランス語を話す人たちが演奏するフランス音楽というものをちゃんと聴けたので、凄く刺激になったというのか、当たり前ですが、日本人、自分たちとは全然違うなと。
-現地ならではですよね?
平井裕子 そうですね。凄く良かったです。だから、街は通過するぐらいで、一気に遠い所まで連れて行かれてしまったので(笑)
-空いている時間にどこか遊びに行ったりとかはされましたでしょうか?
平井裕子 アクティビティには夜の海に行くとかマルシェを見に行くとか、旧市街地とかを見に行くとかいろいろあったんですけど。私はマティス美術館とシャガール美術館鑑賞というのにしか参加しなかったので、あとは街をぶらぶらというぐらいで。
-お買い物という感じですね?
平井裕子 はい。
-宿泊先は今回はどこに泊まりましたか?
平井裕子 モンテベッロ(寮)ですね。
-前泊と後泊は?
平井裕子 ホテルです。
-ホテルとかの対応とかはどうでしたでしょうか?
平井裕子 前泊と後泊のホテルを試しで変えてみたんです。前泊のホテルは三ツ星で、ニースの街中からさらにちょっと離れたコンベンションセンターみたいなビジネス街みたいな所があるんですけど、そこにあったホテルだったので、凄く静かで良かったですね。ただ、1点だけちょっとビックリだったのが、日本に帰って来てからフランス人の先生に聞いてみたら、「たぶんこういう事じゃないか」と言われたんですけど…割と新しかったんですけど、リニューアルをしたばかりみたいで、エレベーターがなぜか例えば2階と3階の間とかで止まる。エレベーターだけリニューアル前そのままというか(笑)ちゃんと書いてあって、2分の3とか3分の4とかなので。向こうでは荷物は自分で持つじゃないですか。だから、半階分は持って上がるか下りるかをしないといけなかったので(笑)着いてやれやれ、ゆっくりしようと思ったところへいきなりカルチャーショックでした(笑)
-中途半端なとこにエレベーターが止まるように設定されている?
平井裕子 そうです。普通1,2,3と書いてあるんですけど、そうじゃなくて1分の2、2分の3となってて「なんでだろう?」と思って。確か部屋が3階だったので、2分の3で下りて上がるか、3分の4で下りるかしかなかったので、ちょっと戸惑ってビックリしたんですけど。あと、手動のドアだったので初めてだったのでちょっとビックリ。それ以外は、静かな所で凄く綺麗で良かったですね。後泊したホテルは、アンドビジョンから行った方はノルマンディホテルとかに泊まっていたんですけど、そのノルマンディホテルのすぐ目の前なんですね。だから、街中なんですけど、二ツ星で最初に三ツ星を見てしまっているので、「こんな感じかな」と。あと、どっちのホテルもそうなんですけど、カードキーじゃないですか。でも、カードキーでも日本の場合、内鍵も更に掛かりますよね。どちらのホテルも内鍵は掛からなかったですね。
-勝手に締めたらオートロックのような形?
平井裕子 そうですね。多分、これはきっと感覚の違いなんだと思うんですけど、その点も日本でフランス語を習っているフランス人の先生に言ったら「別に大丈夫では」と言ってたんで。でも、付いているのに閉まらないというのはちょっと不安だし、日本のホテルでもカードキーだけど内鍵かチェーンがありますよね。チェーンは勿論ないし、あるんですけど途中までしかいかないみたいな。でも、「そういうもんなんだなあ」と思うしかなく。朝食はやっぱり二ツ星と三ツ星だとやっぱり内容が全然違いましたね。
-宿泊先と講習会場はどのように移動されましたでしょうか?
平井裕子 歩いて行ったりとか、あとはバスですね。
-バスはどれぐらいの乗車時間ですか?
平井裕子 10分~15分ぐらいですかね。歩くと20分ぐらい。ただ、モンテペッロのすぐ近くにバス停がある訳ではないので、バス停まで7~8分歩かないといけないので。でもバスだと坂を上るのが楽なので。
-キツイ時はバスに乗っちゃえばという感じですね?
平井裕子 そうですね。帰りも上手くバスが来れば乗ったりとか、帰りは学校の近くにもスーパーがあるので、そこを通って買い物をしてのんびり歩いて帰ったりとかいろいろしてました。
-ご飯は何を召し上がりましたか?
平井裕子 実際は、寮で出されてる朝食と夕食と、あと学校で出る昼ご飯だけで。オヤツ的なものをスーパーで買ってきて食べたり。着いた日はちょっとやっぱり疲れたので、食事もせず時差ボケを治す為に寝てしまいました。最終日の後泊したホテルも「みんなで街出ようか」と出た方もいるんですけど、ちょっと面倒臭くなったのと、あと街中が治安が悪いわけではないんですけど、モンテペッロの辺りとか学校のある市民地区とは全然雰囲気が違うので、ちょっと緊張するので「いいかな」という感じで。スーパーで買ってきて食べちゃったりとかいう風にしてましたね。
-食事が3食付いているので、特に自分で召し上がるということは無かったんですね?
平井裕子 はい、特になかったです。あとはスーパーで買ってきたものぐらいですね。
-海外の参加者の方とかもいらっしゃったかと思うんですけど、先生も含め上手く付き合うコツとかはありますでしょうか?
平井裕子 やっぱり下手でもいいと思うので、本当は良くないんだと思うんですけれど、本当はフランス語の方が絶対いいと思うんですが、
でも基本、講習会にはいろんな国の方が来ているので、フランス語がメインということは決してないので、英語はブロークンでもいいので絶対できた方がいいと思います。
-やっぱり英語が中心でコミュニケーションを取るという形ですね?
平井裕子 はい、そうですね。下手でも伝えようとすれば、ちゃんと向こうも分かってくれるので。
-伝えることを頑張るということですね?
平井裕子 はい、そうですね。
-今回、留学中に何か困ったことはありましたでしょうか?
平井裕子 2つありまして、1つが電話なんですけど。G-CALLを借りて行ったんですけど、最初掛け方が良くわからなくて、通訳さんとかに掛けたりとかというのはあったんですけど。
お互い借りた同士がどういう掛け方をするかとか。41なのか31なのか+を押すのかとか押さないのかとか、結構それで分かるようになるまでに少し時間が掛かったのが1つと。でも、みんな何人かいたのでちょっとやりあって「こうかな?」とか。それと、学生寮に入る手続きとかを通訳の方が一緒にして下さるんですけど、アンドビジョンさんの資料にあるんですけど、去年からなのか今年からなのか、1週間ないって聞いていたクリーニングがあるんですよ。「どうしますか?」というのを聞かれたんで、やっぱり入られたくないから一応私を含め、みんなアンディビジョンから行った第2期の方は断ったんですね。でも、実際は上手く伝わってなくて、入られちゃっていまして。それは、あとで分かったんですけど、私は全然大丈夫だったんですが、他の方の部屋とかが、ちょっと荒らされたりという事がありまして。お菓子とか出して置いてた物がちょっと減っていたかなあみたいな事とか。あと、冷蔵庫が寮の各部屋にちゃんとあるので、そういう所はホテルより恵まれているので、そこに最初の方に、みんなで買い物に行って、水とかをいっぱい入れて置いたんですけど、そのペットボトルが飲まれてはいないみたいなんですけど、凹まされていたりとかがあったので、「入らないで下さい」みたいなことを通訳さんが学校の事務に言って下さったんですけど、それでも伝わらなくて。結局、2期の終わりぐらいに、日本語と中国語と英語とフランス語の張り紙が出てきて、今更なんですが(笑)
フロアによって例えば1階と2階は例えば月・水・金とか、3階と4階は火・木・土とか、なんかそういう張り紙がたぶん金曜日ぐらいに張られているのを見て。それは、通訳さんが皆さんの話しを伝えて下さって、それを受けての事だと思うんですけど。なので、クリーニングはあるということで。
結局断ろうといってもそうやって伝わらないので、英語がちょっと出来るような人がメモで紙にドアの所に「もう入らないで」「不要です」といって、ゴミだけは持って行って欲しいので、ゴミ袋だけを出しておくみたいな事にしたりとか。「クリーニング断る人はゴミを出して置いて下さいと言っていました」と、通訳さんが学校に文句を言って下さった時に、その通りやってたのにそれでもやっぱり入られてたりとか。私の隣の部屋は両脇が歌の方で、1人は日本人で、もう1人がアメリカ人でパリで勉強されている方だったんです。たまたまそのアメリカ人の子が私達は早く学校に行っちゃって、彼女が遅く行った日があるみたいで、「クリーニング断ったんだよね?」という話をしてきて、「でも、裕子の部屋に入って行くのを見たよ」と言われて。
その隣の日本人がSさんと言うんですけど、「裕子とSの部屋に入って行ったよ」とかって言われて、その日早く帰ってみたらやっぱり掃除されていて。
実際、お掃除をする人というのは、フランス人っぽい人ではなかったので、私も見かけたんですけど、アメリカ人の子も「言葉ができないっぽい」とかと言っていました。だから、なかなかやっぱり伝わらないもんなんだなって思いました。
-そういったちょっと細かい所が伝わらなかったということですね?今後の参考にさせて頂きます。
平井裕子 はい。でも、通訳の方がいて下さって凄く助かりました。
-では、今回講習会に参加して良かったと思える瞬間はありましたでしょうか?
平井裕子 凄く楽しくて、規則正しい生活が出来たのと、何も逆に娯楽がないので勉強するしかないということと。
普段、主婦もしているので、食事の心配とかも全然しなくて、自分のやることに集中出来るじゃないですか。そこに行けば出てくるので、だから凄く良かったなと思います。
-今回の留学を通して、何かご自分が変わられたとか成長されたという事はありますでしょうか?
平井裕子 当たり前のことなんですけど、フランス音楽を勉強するんだったら本場で、じゃないですけど、事情が許すんだったら、そういう機会は絶対持った方がいいんだなということですね。
正直、秋から冬の予定とかが無ければ、本番とか仕事とかが入ってなければ、帰ってくるのはちょっと延ばそうかなという感じだったので。
-ちょっと慣れてきて馴染んでくると、どうしても帰りたくなくなっちゃいますもんね。
平井裕子 そうですね。もうちょっといたら、もっと嫌な事とかも出てくるのかも知れないですけど、10日ぐらいだと良い所しか見えないのかもしれない。
前後しちゃうんですけど、困ったことで私ではないんですけど、実は第3期に聞いてらっしゃるかもしれないんですけど、食中毒があったって聞きました?
-はい、聞きました。
平井裕子 向こうで知り合った方とかが、あとでFacebookとかで「みんな具合が悪かった」とか言って。
-2期は全然大丈夫でしたか?
平井裕子 はい、2期は大丈夫でした。
-その後なんですね。
平井裕子 私は帰ってきたのが、日本時間の水曜日なので、水曜日に向こうではそうだったみたいで。
-熱出たりとかお腹痛くなったりとかですか?
平井裕子 熱が39度ぐらい出た方とか、あと嘔吐を何回もとか。でも、寮にドクターが来たと言っていた方もいるので。
でも実際は、診察してもらって薬を出してもらって、聞いた話なので、確認された方がいいかもしれないです。でも、それで終わりだったみたいな。
実際は、どうも寮の食事の方じゃなくて学校のランチの方だったみたいで。水曜日に時間差でバタバタとみんな具合が悪くなったみたいです。
-じゃあ、みなさんそうなったっていう感じ?
平井裕子 そうみたいです。アンドビジョンから行った方じゃないんですが、私が知り合った2人の日本人が言ってたので。
でも、普通は日本だったら、残りの講習会期間中とか、せめて3期の間は営業停止とかになると思うんですけど営業し続けていたらしいです。誰も食べてなかったけどみたいな。
-伝えておきます。日本と留学先フランスで大きく違う点というのは何かありましたでしょうか?
平井裕子 例えばいろいろあるんですけれど、学校の施設とかそういったものとかというのは、勿論日本の方が全然恵まれているとか、日本の方がいい事とか沢山あるんですが、基本自分で何とかしようという風に思わないと、ちょっと向こうではなかなか難しいかなということですね。言葉もそうなんですけど、私は年齢がいっているからそう思うのかもしれないですけど、講習会は若い方が基本参加するじゃないですか。今の大学生とかだと、小学校ぐらいから英語とかを勉強してる世代じゃないかと思うんですけど、でも全然できなくて「助けてください」とか言われて。この下手くそな私の英語でもいいのかというぐらいなんですけど(笑)でも、そんな大したことを言っているわけではむしろ全然ないので、やっぱりそういう事はホントに中学生レベルの英語で全然大丈夫なので、分かろうとして下さるので、何かそうやってトラブル、さっきのクリーニングの話とか食中毒もそうだと思うんですけど、何かあった時にちょっと聞けるとか、そういうことが出来るためには、自分からもうちょっと積極的にという方がいいと思うので。多分これは、どこの国でも一緒かな。
-日本は結構、相手がしてくれたりが多いですもんね。
平井裕子 そうですね、でも、逆に「やらないで」と言ってもそれだけされたりするぐらいなので、何回も言い続けるしかないということになるので。
-主張が大事ということですね?
平井裕子 そうですね。
-今後、留学を考えている方にアドバイスを頂きたいんですけれども。
平井裕子 やはり語学だと思います。英語とかで簡単な例えばセンテンスとか言い回しとかをノートに書いて来ている人とかもいて、「これはいいな」と思ったんですけど。それを見せるとかでもいいと思いますし。たぶん楽器にもよると思うんですよ。歌だとどうしてもその言葉を歌ってるので、ある程度出来ないと表現とかがちょっとレッスン受けられないんですけど。やっぱり楽器だと、もしかしたら語学が出来なくても、例えばピアノだと弾いてもらっちゃったりとかあるじゃないですか。それで、もしかしたら覚えないのかも知れないんですけど、語学の勉強の時間を楽器の練習していた方がいいと思うのかもしれませんし。でもレッスン以外の所で必要な場面が多分絶対出てくると思うので、メモとかでもいいので何か作って行くとか、語学は出来た方が絶対いいと思います。
-留学前にしっかりやっておいた方がいい事は、何かありますでしょうか?
平井裕子 語学と演奏のテクニックなどは勿論なんですけど、「自分の音楽はこういうものなんだ」みたいな「こういう風に解釈したんですけど、どうですか?」みたいなぶつけ方をしないと、向こうの先生にレッスンを受けても勿体ないんじゃないかなというのは凄く思いました。
-じゃあ、漠然と行くんではなくて、自分のビジョンみたいなものを持ってから行った方がいいという事ですね?
平井裕子 そうですね。ある程度きちんと自分の音楽を作って行った方が勿論いいと思います。
-学ぶことが多いというこですね。
平井裕子 はい。
-今後の活動について、お聞かせ頂けますでしょうか?
平井裕子 5月にリサイタルをしたんですけれども、そのサブというか曲目とかはちょっと変えてしまってますが、出身地の千葉県の方で10月にサロンコンサートがあります。また、12月に日仏の共同制作という形で新作音楽劇に出ます。題材は、ピエール・コルネイユという人が書いたル・シッドという作品が元になっているんですけれども、そちらを日本人とフランス人の方が脚色して台本を変えてくださり、日本人の作曲家が書き下ろした音楽をつけた音楽劇です。
-素晴らしいですね。
平井裕子 今回、10月の曲とかでフランスものを見て頂いたという感じですね。
-では、更に磨きがかかって。
平井裕子 だといいんですけど。でもやっぱり、また行く機会もあるかもしれないし、パロック先生もまた春にいらっしゃると仰っていたので、今度は英語じゃなくて、講習会に間に合うようにと思ってフランス語を勉強し出したんですけど、この音楽劇のお話しをいただいて、今こっちの特訓をフランス人に受けてる状態なので。12月の新作音楽劇が終わったら、日常会話を勉強して、次に先生に会う時にはフランス語でレッスン受けたり、会話が出来るようにと思っているんですけど。
-言葉の意味合いとかが分かると、また変わってきますよね?
平井裕子 そうですね。たまたまなんですけど、ほんと余談なんですけど、ある曲を見て頂いたんですけど、でも先生が知らない曲で。日本人はよく歌うけどといった曲で、先生が「知らないけど」と言って、もう1人のピアニストが来る前だったので、先生が弾きながら「キッチな曲だね」ということをフランス語で言っていて、「キッチ」って何だと思って。そしたら通訳の方が、「キッチってそのまま日本語にもなっているよ」って言って。「キッチュ」っていう言葉なんですけど、「キッチュ」とか「キッチ」とかを辞書で引くと、「悪趣味」とか出てくるんです(笑)でも、先生は「悪趣味な曲だね」と言ったわけではなくて、フランス語で適当な言葉がなかったから。私も実は、割と自分はそんなに好きじゃないんだけど、みんなが歌って欲しいと言うからプログラムに入れたみたいな曲で、先生には言ってないんですけど、他のフランス歌曲に比べて「ちょっとダサいな」と思っていたことがあって。ただ、先生も同じような感覚だったっていうことで、「僕は悪趣味という意味で言ったんではない」ということを訳してきてて、「英語で言うならOld‐Fashionってことかな」みたいなことを言って。だから、私は古臭いと思っていたのかと。なんでダサいと思っていたのかが自分で分かってなかったんですけど(苦笑)でもやっぱり、そういう事もフランス語の方で先に出ちゃったけど、直訳の通りの意味で先生も使っていたわけではないので、そうやって「英語の意味の方が近いかな」とか言って、「Old‐Fashionだなって意味で、思わずキッチュと言ってしまっただけだから」と言って笑ってらっしゃいました。「そうなんだ」「それなら分かる」「同じ感覚だから」とか。
-面白いですね、ある言葉では表現できるけど、出来ない言葉もあるとかいうことですよね?
平井裕子 そうなんです。
-先生は初めて見られる曲でも、全然大丈夫なんですか?
平井裕子 はい、もちろん。全然弾けますね。ただ、レッスンの時は歌わせようとするので、基本PとかPPという指示があっても大きく弾きますけどね。
実際、先生ともう1人の女性のピアニストと、私は背中を向けているわけですけど、「2人とも、日本人のピアニストとは全然感覚が違うな」と思いましたね。これはいつも先生にも凄くすごく言われるんですけど、とにかくフランス人は「音楽を流し流して」「音楽を進めて進めて」って言うんですね。それってフランス語を勉強し出して分かったんですけど、英語とかって割とこういう上がって下がってみたいなイントネーションの抑揚があるじゃないですか。フランス語ってそういった抑揚がなくて、新作音楽劇の作台本読みとかでも凄くしごかれているんですけど。発音はいいんだけど、英語訛りのフランス語みたいになっちゃってて。カクカクしちゃうみたいなんですよね。多分、私の音楽もきっとそういう所があって、凄くそれを注意されてて、「レガートにレガートに」って言われるんです。日本人だと歌もそうなっちゃうけど、ピアノもやっぱりテクニックもいるからということで、日本人だと結構カツカツしっかり弾いちゃうみたいな感じで、背中を当てていると、どんなに上手い人でもちょっとなんかゴツゴツしたものを後ろから感じるんですけど。フランス人が弾くピアノには、それが全然ないですね。「言葉と一緒だなあ」と。どこまでもフラット。だから、引っ張ってくれるとかじゃなくて、ピターっとくっ付いてくるんですけど、あまりに自然すぎてちょっとビックリしちゃうんです。それであっとう間に歌わされて終わってる。面白いですよね。
-10月と12月にコンサートに出演されるということで、今後もご活躍を期待しております。
永田ひとみさん/バレエ/ビアリッツ国際ダンス講習会/フランス・ビアリッツ
4歳よりバレエを始め、山口美果・松下裕次に師事。2011年よりアシスタント講師として活動。
-略歴を教えていただけますか?
永田 はい,4歳からバレエを始めて中学3年間はほぼサボッてたんですけど高1から先生も変えて、それからは週6のレッスンもちゃんと本格的になって…そのうちにバレエ講師を目指すようになり、今は短大に通いながらレッスンしています。
舞台経験はそんなに多い方じゃなくて、コンクールも1回しか出てないので…留学も今回が初めてになります。
-海外旅行などに行かれたことはありますか?
永田 行ったことなくて…家族も海外に行く家じゃないので。パスポート取ったのも初めてだし、一人旅みたいなのも初めてでした。
-行く前は色々不安はあったと思うんですが、今回初めて海外に行かれてみてどうでしたか?
永田 行く前は本当に不安で、家族もみんなすごく心配してたんですけど、でも行ってみたらすごく良かったです。色々経験になって。
-トランジットで、ヘルシンキへと、フランス以外の所へ行かれていましたけど、実際ヘルシンキとかはどうでしたか?
永田 ヘルシンキはすごくいいところで日本人も一杯いました。多分トーベ・ヤンソン100周年記念で…日本人はムーミンのファンが一杯いるから。
成田とか東京とか名古屋とかと繋がってるというか…日本のいろんな所にヘルシンキから来るのでその分日本人もすごく多くて。ヘルシンキ市内観光しても絶対日本人を見かけるぐらいだったので、ビアリッツよりはヘルシンキの方が日本人がいる“ホーム感”がありました。
-ちょうどムーミンのイベントということもあって?
永田 そうです、“100周年記念”ですごいムーミンをおしていて…美術館も行ったんですけどトーベ・ヤンソンの展示になっててそこでも日本人が一杯いました。(笑)
-現地は建物とかも違いましたか?
永田 そうですね、すごく綺麗でやっぱり西洋独特の建物が…日本だと西洋風の建物があっても絶対近くに日本らしいものがあるし、街の木とかも違うし。でも、意外とヘルシンキは思ったよりも床が汚かったのが印象的ですね。道路とか路地とか雪が降れば様になるのかな?みたいな街並みで。ビアリッツの方がすごく綺麗でしたね。ビアリッツはすごく整備されてて、床もすごく綺麗で…100点って感じだったんですけど(笑)。ヘルシンキは…ヘルシンキでよかったです。
-そうですか。今回はビアリッツに決められましたが、その前にいくつか候補で参加される講習会を選ばれてたと思うんですけど、最終的にビアリッツにした決め手というのは何ですか?
永田 決め手・・・私が応募するのが遅くて、決断するのも遅くてもうどれも締め切りになっちゃってて…消去法みたいなところもあったんですけど、でもビアリッツの講師陣がパリオペラ座とか日本のバレエ界でもトップのレベルのバレエ団の元ダンサーだったり、それに付属する学校の教授であったり、その人達に直接お目にかかれるっていうだけですごいなって思ったので選んだのもあります。
-実際、そういう元パリオペの方とかのレッスンを受講されて、パリオペならではのスタイルっていうのをご自身で体感されてどうでしたか?
永田 私は日本でロイヤルのメソッドでやっているのでちょっと違うなとか、日本人とフランス人では元々体格も違うし出来ることも違うので、「それは日本人の体では無理だよ」みたいなのもやるんですけど、でもフランスはやっぱりロイヤルよりもみんな女優っていうか、すごく女性らしくって…。ロイヤルはテクニックが確実でどちらかっていうとそんなに思いっきりやるっていう感じではなく“大会命”みたいな感じなんですけど、パリオペのダンサーや先生たちは上体…手の動き一つとってもすごくしなやかで女性らしくて、美しくて、アップの取り方も素敵だなって学べたのはあります。
-いいですね。日本の指導ってコンクールとかテクニック的な指導と雰囲気であったり、女性らしさであったり、美しさの使い方の違いっていうのがあるんですけど、バーの時点からそういったものを心掛けてるなっていうのを感じたりするっていうことですか?
永田 そうですね、日本のスタジオでは、まずは軸の安定を重視するといったレッスンで、バーなどは特に踊ることよりも筋トレに近いのですが、あっちのレッスンでは、「こういう時に顔はこっちで、この顔をこっちからのこういう流れを大事にして」みたいなことを言ってて、「ああ…いいなぁ!」って、それ以外は足とかで言われることは日本と全然変わらないし、テクニック学ぶんだったら日本にいても十分かなとは思いました。
-今年のビアリッツの参加者は何人ぐらいいらっしゃいましたか?
永田 人数は、私は一番上のクラスにいたので…上のクラスは80人ぐらいいたんだと思うんですけど、まだ下のクラスとかに一杯いたので…、まあ130人くらいはいたんじゃないかと思います。
-参加されたコースのスケジュールはどんな感じでしたか?
永田 9時から1時間15分のフロアバーと、10時半から1時間半普通にレッスンがあって、お昼1時間挟んで13時からアダージオクラス。それから男の子の生徒さんと組んで練習したりして、2時45分からレパートリー、バリエーションレッスン。4時半からマランダとコンテ、一番最後に6時15分からキリアンで終わりですね。終ったら7時、8時ぐらい…着替えて出てくるのは8時ぐらいですね。その中で色々削る…自分が取りたいのは取ればいいんですけど…そうするとレッスンは9時間になるので…“死ぬなぁ”って思って、マランダはよく分らなかったんで切っちゃったんです。そんな感じですね。
-なるほど。クラスの間にお昼休憩以外は大体15分ぐらいの休憩ですか?
永田 そうです。15分の休憩を挟みながら。
-アタージオを組むパートナーの男性の方っていうのはどれぐらいいらっしゃるんですか?
永田 男性は15人ぐらいです。その内半分は組んだ経験のないような男の子たちで…14歳とか。向うで14歳だと多分組んだこともないと思うから。女の子も14歳ぐらいだと14歳の男の子について教わるという形で、出来る人は出来る人と組んでという感じです。
-日本では発表会とかでパ・ドゥ・ドゥのご経験があると思うんですけど、向うの男性とパートナーリングやってみてどうですか?何か違いとかありましたか?
永田 そうですね、私は今まで先生としかアダージオやったことしかなかったんですけど、あっちは生徒さんなのでピルエットを回すにしてもすごく回してくるっていうか、すごく持つし、“そんなにやってくれなくても私回るのにな”って思いながら…すごく自分を見せたがるし。友達が留学してた頃にも言ってたんですけど、女の子より前に立っちゃうとか自分を“カッコ良く見せたい感”が凄かったり…多分、国もあるんだろうけど…だからこっちで先生とレッスンしてた時は、先生が私の力で出来るようにサポートしてくれてたんだなっていうのをあっちに行って感じました。あっちの男の子は“俺がやる俺がやる”っていう感じでもうガンガン持ち上げてくれるしガツガツしてました。
-バリエーションは今回は何をやりましたか?
永田 バリエーションは「ローズアダージオの一幕のオーロラ」と「グラン・パ・クラシック」というバリエーションとあとは「ジュエルズのエメラルド」…これはオペラ座の演目だからやったんだろうなって思うんですけど。それと「ラ・ベール」のバリエーション。あとはそのレパートリーを受けてる全員でラ・バヤデールの影の王国のアダージオをなんか1列で出てくるやつを一杯いたからそれをやって、最後は「白鳥の2幕」のオデットのバリエーションもありました。
-永田さん的にこれは楽しかったなっていうのはどれですか?
永田 私はラ・ベールと…そうですねラ・ベールが楽しかった。多分これもパリオペの演目なのかなって思うんですけど…アンデオールしてこういう形が基本のはずなのに…結構インパッセとかでもあって、上体の使い方も本当にパリオペならではだし、すごく嫋やかで女性らしい振り付けで…日本のダンサーで踊ってるのはあまり見たことないなと思ったんですけど…よかったです。
-普段コンテンポラリーとかっていうのはされてるんですか?
永田 今年の発表会で初めてやったぐらいだったので、本当にもう初心者、超初心者です。
-キリアンを受けられてどうでしたか。
永田 楽しかったです。キリアンはすごく楽しくて一番楽しかったと思います。キリアンの先生だけが英語であとの先生方はフランス語で…実際に何言ってるか全然分らなかったのですけどキリアンの先生だけ英語だからニュアンスとかもちゃんと伝わってきて…すごく面白い先生だったし…あと向こうのクラシックとかでは全然“構わなくても立ってるだけ”で綺麗だけどキリアンになったらちょっと人間らしい身体つきの方がリアルだと思うし…あっちの子ってホントに振りを覚えないし音に合せないし先生の言うこと聞かないので…キリアンの時だけは日本人でも前に出ていって出来たので楽しかったです。
-キリアンのワークショップっていうよりはどちらかっていうとレパートリーを何か?
永田 そうですね、2曲。2個の作品を1部ずつ…27'52''とベラ・フィギュラの中から抜粋で1曲ずつやりました。
-赤いスカート履きましたか?
永田 スカート履かなかったですね。あれやってみたかったですね。あんなスカート。
-最終的にプレゼンテーションしましたか?
永田 そうですね、プレゼンテーションも3日目の夜にいきなり劇場に連れて行かれて…ただ学校の持ち物だったと思うんですけど、今日までやったことを舞台でやるみたいな。多分レッスン中に先生は言ってたんだと思うけどフランス語だったので何を言ってるのか全然分らなくて。でも奇跡的にその先生とその日の夜にすれ違って、「あなたこれからショーに行くの?」って言われて、「行きます」って言ったら、「じゃあ乗せて行くから乗りなさ~い」って言われて、その時キリアンの先生がいたから英語で教えてくれて、そのまま乗せられて行っていきなり舞台に立って…本当にハプニングでした。(笑)
あの時先生とすれ違がわなかったら私舞台に出られていなかったし…そのとき靴を持っていたのは奇跡的だったし…すごかったです。あれは奇跡でした。
-受講者はフランス人が多いんですか?
永田 そうですね、やっぱりフランス人が多かったのかな。スペイン人とウクライナ人がいたのは分ったんですけど。
-アジア人は?
永田 アジア人は私と日本人がもう一人居ただけで超アウェイでした…日本人が少なくてw
-今回キリアンが一番良かったっておっしゃってましたけど、やはり印象に残ってるっていうことはバレエよりもキリアンという感じですか。
永田 クラシックは言ってしまえば日本で聞いたことがあることを言われてるなっていう感じもあったし、朝からバリエーションまでずっとクラシックでやってると、キリアンも真新しくて面白いかなという思いが自分でもあるんですけど、こっちでコンテやる機会がなかったから斬新で良かったのかなっていう感じですね。
-鏡が稽古場に無かったと?
永田 無いです。体育館にリノリウム敷いただけの会場だったので。本当に体育館なんです…バスケットボールとかもそこら辺にあって、観客席があってそこに親御さんたちが見に来ている感じです。一部屋だけ鏡があるところがあったんですけど、それは下のクラスの子が使うところなので私達上級者のクラスのところには当然なかったです。
-普段鏡のあるところでお稽古されてると思うんですが、外されてお稽古されることに抵抗とかなかったですか?
永田 ありましたね、先生の動きと自分の動きがどう違うのかも分からないし(舞台に鏡はないですけど)。いきなり鏡なくされて発表会の練習とかだとそれだけで回れなくなったりとかするので、多分いつもよりすごくやりにくかったんだと思うんです。今日の自分のバランスとか確認する時にも「ああ今日は左肩上がってるなぁ」とか。だから「今日は左肩下げよう」とかそういう確認もできない。でも鏡があったらあったで先ず自分の体形を他の子たちと比べちゃうだろうし、その点では無くてよかったかなと思います。鏡が無いからよけいに自分で気を付けるし、無かったら無いでいい経験だったかなとは思う。鏡を見ることに甘えているんだなっていうことに気付きました。
-暑さとか大丈夫だったですか?
永田 向こうは気候が湿気もないしこんなに蒸し暑くならないので。多少酸素が薄いかなと思いましたけど、でも体育館のドアを開けて風通しをよくしていました。そんなに気温とか環境的なことで「えぇー」とは思わなかったです。日本のレッスンの方が汗かきます…湿気高いし湿度が高いし。向こうは快適でした。
-結構夜遅くに終わってという感じだと思うんですけど、レッスン以外の時間というのはどういうふうに過ごされていましたか?
永田 レッスン終わってから海に行ったりとかしてました。あっちは9時ぐらいまで明るくて全然“夜っぽく”ないので。レッスンも後半になるとキリアンとマランダの時間が入れ替わるんですけど、後半の日はキリアンが6時ぐらいに終わったからその後にビアリッツ海岸に行ったり、あと近所の(近所っていっても結構遠かったんですけど)大きなスーパーに行ったりとかして街を堪能してきました。
-ビアリッツの治安とか外観とか人々の感じとかはどうでしたか?
永田 ビアリッツも人はすごく良くって…。みんな本当に優しくって。街にははオシャレなお店が一杯ありますね(表参道なんてカスみたいな感じで)…本当に…本当に綺麗なんですよ。粗探ししようとしても見つからない…お店が本当に綺麗だし…。チョコレート屋さんとかパン屋さんとかカフェとか…写真も撮ったんです。ビアリッツは“栄えてる感じ”。季節的にも海に来てる人が一杯いるからだと思うけど、どのお店にも人が一杯いるし“賑わってる空間”ですね。
それと屋根の色がみんな同じですね。飛行機から見たとき屋根の色が全部同じでした。
-いいですねー。
永田 良かったです、綺麗で。
-パリとかヘルシンキとかの主要都市からちょっと離れてるじゃないですか。行くまでにちょっと時間がかかるなって思ったんですけど、実際行かれてみてその辺は気になったりしませんでしたか?
永田 いゃー全然。海外は初めてでパリとかもよく分らないから、他の所はどうなのかなとも思いましたけど…ビアリッツは東洋人が全然いないなって思いました。フランスの人が休暇を楽しみに来てるとか、スペインの人が来てるとかそういう感じです。
それとフランスではみんな車が道を譲ってくれます。止まって“行けよ”みたいな、バイクの人もみんな道譲ってくれます。一緒に留学してるもう一人の日本人の子は今ドイツに留学してるんですけど、ドイツはみんな結構“嫌な顔するよ”って言ってて…じゃあここは“いいとこ”なのかなって思いました。本当にみんな譲ってくれます…バイクの人とか優しくて感動しました。
-泊まってらっしゃるところからの移動っていうのは徒歩で?
永田 徒歩ですね。
-泊まっていたところは何処ですか?
永田 ユースホステルです。
-ユースホステル…どうでした?
永田 良かったです。想像よりも全然良くって綺麗だし、レセプションの人もふざけてだけど日本語とか話してくれて「ありがとうございます」とか言ってくれるし、私の拙い英語を一生懸命聞いてくれます。街の人もそうですけど拙い英語を一生懸命聞いてくれてちゃんと誠実に対応してくれるし良かったですね。食堂のオッチャンも面白くて良かったです。
-街のフランス人の方も英語を話してくれる?
永田 (基本)話してくれます。全然話せないオジチャンもいたんですけど「いやぁー わかんないよね」って言われちゃうこともありました。スーパーとかに行ってもレジのオネエサン、オバサンは全然英語しゃべってくれないけど、私の前に会計してた男の人が英語で説明してくれたりとかして、優しいなって思いました。
-スーパーに並んでるものとかは日本とは違うと思うんですけどどうですか?
永田 はい、サイズが大きい(笑)。肉とか写真撮っちゃったんです、“こぉ~んなの”だし…市場って感じです…フルーツとかも山積みだし野菜も山積みだし、水買おうと思ったら、150mlペットボトルなんて見かけないし、2リットルで一番小っちゃい。洗剤も大きいし。でも楽しかったですね。日本ほど潔癖じゃないじゃないけど…パッケージとか結構適当だし、簡易包装だし、これが海外のスーパーかなって感じです
-お食事とかはどうされてましたか?
永田 食事は朝、夜はユースホステルで出るので。昼はレッスン場近くにパン屋さんがあってそこで毎日買ってて、クレープ屋さんとかもあってそこでも買いました。
-パンとかクレープとかどうでした?
永田 “すごい”美味しかったです。パン屋さんはホント“外れなし!”って感じで全部美味しかったですよ。お店も綺麗だし…でも高いですね、キッシュこれくらいの1個で3ユーロぐらいするので。3ユーロっていったら500円弱ぐらい。でも美味しかったです。
-ご飯とかで合わないなとか、ちょっと抵抗あったりとかというのは特になかったですか?
永田 そうですね、寮の御飯で当たり外れがすごくてこれは“絶対に冷凍だな”みたいなやつとか、人参グラッセだったか…本当に“これは頂けないな”みたいなのがあったんですけど、でも基本的に味は良くて…今日の御飯は食べられないなって思ってもフランスパンがドサッて置いてあるので食べ物に困ることはなかったです。フランスパンさえ食べられれば。
-他に参加されてたフランスであったりウクライナの方とはお話ししててウクライナっていうことが分ったんでしょうか?
永田 そうですね。アダジオ組んだ男の子に何処から来たのって聞いたら、ウクライナって言っててその子の周りにいた女の子たちも多分ウクライナだと思うから…まあウクライナから来たのかって感じです。
-クラスの中でコミュニケーションは問題なかったですか?
永田 コミュニケーションは私があまりとろうと…出来なかったのかも知れないけど、街の人は優しいけど…バレエのクラスなので元々“きつい”し、目つきとかもフランス勢が“なんだよ東洋人が”みたいなセリフで来る…多分私の被害妄想なんですけど。(笑)
-そういうオーラを?
永田 そう、オーラを出してくる。私たちのホームだからみたいな感じで。多分その子たちは毎年来てるみたいなので。でも結構いいフランス人もいてその子は8年連続でビアリッツの講習会に来てるとか言ってて、そういう子は結構多いみたいでその生徒たちのことは先生も覚えてるし、明らかにこの生徒たちはこの講習会で“トップに君臨してるんだな”みたいな子が一派でいて、踊れる7人の男の子もその一派です。スクールで来てるのかビアリッツの子たちなのか分らないんですけど、そこだけすごくホーム感出してて…その他から来てる男の子たちはアダージオを踊れない子たちばっかりだから…友達の日本人がその一派の中の男の子(トップに君臨してる子)に“組んでもらえない?”って言ったらまわりの女の子の目が凄くて出来なかったんです(笑)…怖いんですよね。でもいいフランス人も居て暑いって扇いでたら一緒に扇いでくれるフランス人とかいて、なんかすごく優しい人もいたし…コミュニケーション?…フランス人同士でもあんまりとってなかったし、結構みんな個人で“やってる”感じです。
-グループもあり個人で参加されてる方もありと。80人いらっしゃいますから結構色んな方がいらっしゃいますよね?
永田 そうですね。
-先程フランス語がよく分らなかったっていうことをおっしゃってましたけどコミュニケーション以外に何か困ったことってございましたか?講習会だけでなく全体を通して。
永田 困ったこと・・・?
-乗り換えとか、“どうしよう”とか?
永田 あまり言葉以外に困ることは実際少なくて…洗濯機の使い方が分らなかったぐらいです。ユースホステルで洗濯機を使えるんですけど、一緒にいた女の子は海外に慣れてるからその子にいつも任せてたんですけど、その日はその子はレッスンに行ってて私はレッスンから帰ってきててっていう状態で、私一人でやらなきゃいけなくて…その洗濯機の開け方も分らないんですよね。
-横向きで回るやつですか?
永田 そう、先ずこの蓋を開けたいんだけど開け方が分らないんですよ。スイッチが何個かあるんですけどもうお金入れちゃってて…多分何か押したら回り始めちゃうだろうし…鍵マークがついてるボタンが1個あって…日本で鍵マークついてるボタンってあんまり押したらいけないじゃないですか。
-そうですね。
永田 ちょっとマズそうな感じがする…それではないなと思って。あとはスタートボタンちっくなやつと時間みたいなマークがついてるやつで、どっちだろうと思ってどっちも押したら回りだしちゃって…何も入ってないのに。ヤバイ!と思って全部押たらその鍵マークがオープンだったんですよね。それでひとしきり焦ってもう一回スタート押したらちゃんと動いてくれたので無事洗濯は出来たんですけどあれはかなり焦りましたね。そんな感じ…本当にダサイです。
-いやぁ、でも分らないですよね。
永田 分らなかったですね。これは押しちゃいけないとか思ったんですけど…それだったんです。先入観ですね
-講習会とホステルの道程は遠かったり近かったり?どうでしたか?
永田 すごく近かったと思います。歩いて10分しなかったという感じですね。坂道一本だから道もすごく分りやすいし。
-天候とかどうでした?
永田 天候はすごく良かったです。私たちがレッスンしている間の時間帯は暑いんだと思うんですけど、朝夜は全然涼しくて湿気もないし、夜窓を開けて寝たらほんとにクーラーいらないというか(クーラー無いんですけど)…すごく涼しくて過ごしやすかったです。雨も一回も降らなかったので、天候に恵まれていい天気の毎日でした。
-今回行かれてご自身で“変ったかな”って言えるところはありますか?
永田 今は実家暮らしだし一人で何かやることって意識しないとあんまりないので。だけど今回一人で初めて海外に行って、自分でやるしかないから…英語もよく分らないけど出来るだけの力を振り絞って伝えようとしてみたり…それでみんなも助けてくれたりして。無事その一週間弱を乗り切れたことはバレエじゃなくて“私、出来るかもしれない”って思いました。自信がついたと思います。
-今回の講習会で参加して良かったなって思った瞬間はありましたか?例えばレッスンやコミュニケーションを含め食べものでも何でも?
永田 そうですね、来て一番良かったなって思ったのは街の人と喋ってるときが一番良かったかな。これ伝わったかな?みたいな英語でも“オー!オブコース”とか言われるとすごく嬉しいですね。伝わってたし承諾された…お店の人や街の人と喋ってて…それでコミュニケーションがとれたっていうか最低ハードルを越えたときが一番嬉しかったですね。
バレエに関しては単純に喜べないっていうか、“でも私あれだしな”とか“まだこれ出来てないしな”とか色々考えちゃうから来て良かったって思わなかったですけど、それでもバレエに関していいなって思ったのは日本へ帰ってきて日本のレッスン受けてから“あぁ、ちょっと変わったな、私も”ってその時になって思ったんです。
向こうでいいなって思ったのは空港とか街とかですね?
-今回色々始めてのことを経験されて、今後留学をされたいなっていう方に何かアドバイスがあったら少しお願いします。
永田 最初は私も行くのをすごく渋ってたんですけど、でも行くお金と周りの支えがあるなら絶対行った方がいいと思う。不安なのはすごく不安だったんですけど…でもアンドビジョンの皆様には私の意味のわからない質問にもいちいち答えていただいて、すごいサポートをして下さったから…それでも不安は尽きなかったですけど、行ってみるまでは不安はなくならないものだから不安は置いといて取り敢えず行ってみたらいいです。上手くなるとかそういうのは自分次第ですけど、それ以外に得るものが絶対にあると思うので絶対に行ってみたらいいと思います。
-なるほど、行く前にこういったことをやっとけばよかったかなということはありますか?
永田 そうですね、簡単な会話ぐらいは覚えていった方がいいかもしれないです。行く土地に合せてやっとけばよかったのかなと。でも現地で喋ってるのを聞いたら分らないので聞くのは無理ですけど、自分から言えるようなことは何個か準備していった方がいいかなと思います。基本的なあいさつとかは覚えていった方がいいと思いました。
-今後永田さんの活動、もしくは進路としてはどういうふうなお考えですか? 冒頭に“教える”とかっていう話しがございましたけど。
永田 そうですね、今はバレエ講師目指して勉強させてもらっててスタジオでアシスタント講師してるんですけど、短大を卒業したら講師として雇ってもらうことになってるので講師になって…あとは私バレエ団を受けるのはもう諦めてたんですけど留学してみて受けるだけ受けてみてもいいのかなと思いました。“教え”は何歳からでも出来るけどダンサーとしての寿命は短いので…受けてどうなるか分らないけど…受けて受かったとしてもその団に入るか分らないんですけど経験としてオーディションは受けてみようかなと思ってます。
-それは国内ですか?
永田 国内です。外国はもう絶対に無理ですね。そこまでの勇気は出てこないです。
-外国でちょっと1年ぐらい生活してみようかな、なんていうことはないですか?
永田 そうですね、いやな話ですけど自分の講師としてのプロフィール欄に経験として書けることが欲しいので。…バレエ団に居たっていうのは多分スクール選ぶときとか先生選ぶときに素人の方々はそこを見て入るんだろうからそういう経験を持っておいてもいいのかなという決断が出来ました。
-国内でとおっしゃいましたけど海外のバレエ団を目指されない理由はなんでしょうか?
永田 それはもう単純に勇気がないというか…向こうで生活するとしたらお金もかかりますし、また、向こうでバレエ団に入ってガンガン踊りたいっていうことではないので。バレエ団に興味があるわけではなく…自分が躍るのもあんまり好きではない方なので“教え”を念頭に置いてやるんだったら日本国内のバレエ団も20いくつかありますので…。
-そうですか、是非頑張って下さい♪本日はお時間いただきどうもありがとうございます。
白瀬真希さん/ルーマニア国立バレエ団/ルーマニア
7歳の頃よりインターナショナル・ダンス・スクールでバレエを始める。2005年、15歳でモナコ公国、アカデミー・ドゥダンス・プリンセス・グレースに留学。マリカ・ベゾブラソバ氏、ローラン・フォーゲル氏に師事。2010年よりルーマニア国立バレエ団に入団し現在に至る。バレエ団でのソリストレパートリー、バヤデルカ結婚の場より小さいソリスト、影の場より第1、眠れる森の美女より、妖精、宝石、アンナ・カレーニナより二人の友人、バランシンよりワルツ・ファンタジーなど。
-簡単な自己紹介ということで、現在までのバレエの略歴を教えて頂けますでしょうか?
白瀬 7歳の頃にインターナショナルダンススクールでバレエを始めて留学しました。
-留学はおいくつの時ですか?
白瀬 2005年からモナコのプリンセスアカデミーに留学しました。高校2年生だったので16歳の時ですね。高校2年生の夏です。
-留学をするキッカケは何かあったんですか?
白瀬 キッカケは、地元のバレエ教室によく海外の先生を呼んでもらって講習会とか、普通のクラスも大体、基本的に外人の先生だったので、そういうのもあって「留学したいな」というのは中学生の頃には思っていたんですね。
モナコを選んだのは、いろいろな外人の先生に教えてもらっている中で、サマーセミナーの講習会でエバ先生がうちの教室に来たんですね。それで、その時に「どこか留学したい」というのを先生が相談して下さって、それで、エバ先生が「モナコに行ったらどうかしら?」というのを進めて下さいました。
-モナコにまず行かれて、その後、今はブカレストにいらっしゃるんですよね?
白瀬まき はい、ブカレストにいます。
-学校はモナコで全部留学を終えて、お仕事としてブカレストに移動されたという感じなんですか?
白瀬 はい、そうです。
-モナコというのは、バレエの留学先としては人気のある場所なんですか?
白瀬まき 人気かどうか分からないんですけれども、昔はよくロザンヌバレーコンクールとかユースグランプリとかで、よくうちの学校からスカラシップ賞がが出てたので、そういうのがあってたぶん留学生はスカラシップで来られる方が多かったです。
-行かれた時には、日本人の他の方もいらっしゃったんですか?
白瀬 そうですね。私がいた時代は凄く多くて、多い時は10人ぐらい居たりしました。
-全部で学生はどのぐらいいるんですか?
白瀬 私がいた時は、それこそ3~4歳とか小さい子もいたので凄く多かったんですけれど、1クラスに10人いるかいないかとかだったんで、それで8年生まであったので、80人とかそれぐらいはいたと思います。もっといたかもしれないです。
-先生がいらっしゃっていたのをキッカケにモナコに行かれたという事だったんですけど、
試験を何か受けたりとか書類を提出したりとか、そういう準備もやはり事前にされたんですか?
白瀬 そうですね。書類は学校に問い合わせて、ほとんど親がやってくれたので分からないんですけれど。多分、健康診断とか、そういうあまり難しいものではなくて。あと試験は、モナコに直接行ってサマーセミナーが試験というか、一か月の間に先生達が私の踊りを見て判断するというものだったので、それが一応試験でしたね。
-そのサマーセミナーが試験の代わりになっていって、それが終わった後は、すぐ現地で学校に入られたんですか?それとも一旦帰ってきて、いろいろやってから長期で向こうに行かれたっていう感じですか?
白瀬まき 確か一旦帰って。サマーセミナーは一か月だったので7月とかに受けて、学校は9月からなので。一旦帰ってきてちょっと準備して。
-でも急ですよね。凄い近いですね。
白瀬 そうですね。
-日本でフランス語とかはあんまり勉強する時間もなく、一か月ぐらいで行かれたってことは、行って授業の中で勉強する感じでされてたんですか?それとも語学学校とかも行かれたんですか?
白瀬まき 今は多分もう外国人の為のフランス語の授業というのが出来たんですけど、私の頃はそういうのがなかったので、校長先生に「自分でやんなさい」と言われて自分でやったり、たまたま知り合いの日本人の方が現地にいらっしゃって、その方がフランス語を個人的に家庭教師というか、ちょっと教えて頂きました。
-大変ですね。ダンスの方も言葉も同時にやらないといけないですよね。
白瀬 そうですね。大変でした。
-学費とかは、これはスカラで行かれたんですか?
白瀬 私は普通の留学で行ったので。
-言葉も慣れない所だったりして、セミナーも大変でしたか?
白瀬まき そうですね。フランス語だったので、英語も全然喋れなかったので、本当に大変でした。でも、先輩の日本人の方がいらして、通訳して下さったりとかしてくれたので大丈夫でした。
-高校生にとってはそういうのも大変ですよね。手続きに関してはご家族の方がいろいろ手伝ってくれて、セミナーの中で苦労された点は語学以外には何かありましたか?
白瀬まき 語学がひたすら私の中で大変だったので。
-踊った感じのダンスのレベルみたいなものは、「同じぐらいの人もいるなあ」とか「自分の方がレベルが高いなあ」とか「低いなあ」とか、そういうのっていうのは感じたりされましたか?
白瀬 レベル自体は自分のレベルに合ったクラスに入れられたので、そんなに気にならなかったんですけど、やっぱり持ってるものの差というか、そういうフィジック面で結構、「ああ、やっぱり違うんだな」と思ったりはしました。
-体格とか何かセンスみたいなものとか、そういうものですか?
白瀬まき そうですね。身長とかも、ちょっとあったと思います。
-ホームシックとかにはならなかったですか?
白瀬 私は意外にならなかったですね。でも、周りの子は結構それで凄い大変になった子もいたみたいで、やっぱり毎日、親に電話したりとかして大変そうでしたね。
-留学生は日本以外の国からも来ている人というのは沢山いましたか?
白瀬 そうですね。基本的にはモナコはフランスの近くなので、スペインとかイタリアとかフランスの方とかそういう子達でできていたので、あまり遠くはないんですけど。あとは大体、日本人だったので。
-学校はどんな雰囲気だったか、特徴とか覚えてらっしゃいますか?
白瀬 モナコは建物も景色も凄い綺麗です。
-観光地というイメージが私にはありますけれども。
白瀬 そうですね。買い物とかも高いのであまりできないので観光という感じではないんですけど、海は綺麗なので、ゆっくりしに行くにはいいと思います。
-日本でもバレエをずっとやってらっしゃったとは思うのですけれども、そことの違いというのは、何か先生のレッスンの仕方が違うとかシステムが違うとか、何か大きく違いを感じた所ってありますか?
白瀬 日本だと「365日やれればやれるほどいいみたいなレッスンを」という感じだったんですけれど、海外に行ったら、土曜日は午前授業で終わりで、日曜日は週一でお休みだったんですよ。怪我とかしたりしたら、日本だったら「多少の怪我はまあ普通よ」みたいな感じだったんですけど、海外だと、ちょっと怪我すると「休みなさい」って感じで。ちょっと「お腹痛い」って言っただけでも休ませてもらったりとかして。でも逆に日本人の子は、怪我とかお腹が痛いとか熱とかいうのを言わない子が多いので、なかなか真面目すぎるというのはあったんですけど。そういうのは結構、大きな違いだなあと思いますね。
-練習量としては、日本人の方が一般的にきっと多いんでしょうね。
白瀬 だと思います。
-休むということは、始め不安だったりとかしましたか?
白瀬 最初、何してたらいいか分からなくて。留学って、踊りを習いに行くわけなので、他に目的がないじゃないですか。「これから何しよう」「何したらいいんだろう」みたいな。
-留学をして、いろいろ厳しい環境に置かれると思うんですけど、日本でやっておいた方がいいなっていう準備とかはありましたか?
白瀬 はい。やっぱり私の中で一番大きいのは英語ですかね。学校の授業で習う英語は凄い大事なんですけど、でも、あんまりなんか実践では使えないというか、外国の方を目の前にして話すと、やっぱり喋れないので、本で勉強するんじゃなくて、英会話教室に行ってた方がやっぱり良かったのかなって。それは全然違うので、「やっとけばよかったな」って思いますね。モナコはフランス語だったんですけど、でも、どうしても分からない場合は先生方が英語で説明したりして下さったので。それでも、英語がちょっと分からないと、「あれ?」みたいになっちゃうので。
-授業はクラスで全部進んでいくような感じになるんですか?プライベートとかのレッスンとかもあるんですか?
白瀬まき うちの学校は全部クラスで、プライベートはなかったですね。
-ダンスというのはレッスンの時間があって、あとは自分で練習をする時間とかもとるんですか?それとも、踊ったりしているのは授業の中だけで、あとは体は休ませるっていうような感じになるんですか?
白瀬 ほんとは休ませる時間だと思うんですけど。大体、学校は夕方以降はお休みなので、結構やっぱり真面目な子とか、特に日本人の子は空いてるお教室でバリエーションの練習をしたりとか、今日習った事の復習をしたりとかはやってましたね。
-練習はお家ではやっぱりあんまり体動かしたりするので出来ないものですかね?学校でやるものですかね?
白瀬 お家ではやらないですね。お家ではストレッチとか筋トレする子は結構いたんですけど、やっぱりバレエは家では出来ないです。
-動きが大きいですもんね。
白瀬まき そうですね。
-体を使うので、ほんとに疲れるというか、一日経つと肉体的な疲労って凄そうですね。
白瀬 そうなんです。
-踊りって、見てると凄く優雅なんですけどね。
白瀬 そうですよね。全然なかはハードですよ。
-学校ではいろいろみんなで発表したりとか、学外の人を呼んで見せるっていうようなチャンスとかは沢山あるんですか?
白瀬 沢山はないんですけど、クリスマスとかイベントの時に学校の中で小さいショーがあったり、学校の外で近くの劇場でショーがあったりはしましたね。進級試験とかは舞台でやっていたので、そういうのはショーじゃないんですけど、一応、お客さんを呼んで試験をしたりとかしてたので。
-そういうのも緊張しますね。
白瀬 はい。凄い緊張しました。
-大体、夕方ぐらいまで学校あるって仰ってたと思うんですけど、どんなスケジュールというか。実際、バレエと言っても、いろいろ項目に分かれてやられるんだと思うんですけど、時間割みたいなものが決められていて、それに従って一日過ぎてそれをこなすっていう感じになるんですか?
白瀬 はい。そうですね。ほんとに普通の高校とかと一緒で、基本的に朝一のクラスがバーレッスンというか、普通のクラシッククラスがあって、その後に、ポワントのクラスがあるかバリエーションクラスがあるか、パ・ドゥ・ドゥクラスがあるかという風に分かれてきて、他にもキャラクターのクラスが週一であって、あと、音楽のクラスとかも週一でありますね。音楽は、他の学校でやってる音楽学校の音楽のクラスを受けていました。
-ピアノを弾くとか?
白瀬 いえ、ピアノは弾かないんですけど、普通にリズムをとる授業だったり、歌を歌う授業だったり、ほんとにいろいろでしたね。
-何か座って勉強するっていう科目はあるんですか?
白瀬 それが音楽でした。あとは、机とかを使うわけじゃないんですけれども、スタジオでみんなで集まって解剖学の授業とかはありましたね。
-それは体を知ろうということですかね?
白瀬 そうですね。この動きをする時はこの筋肉を使ってとか、ここの筋トレをする為には、ここの筋肉を意識するとか。それが解剖学の授業だったんですけど、ありましたね。
-そしたら、ほんとに基本的には動きっぱなしですね。
白瀬 基本的にはそうですね。
-そうすると、例えば中学生ぐらいの年とか、小学生ぐらいの年の方っていうのは、普段、授業とかは学校で受けてから、ここに踊りに来るという感じなんですか?
白瀬 私がいた時は、外国人の方は普通の学校と一緒だったので、普通の授業もうちの学校の中でやってましたね。算数とか数学とか普通に学校でやることもやってました。
-それはダンスが終わってからですか?
白瀬 そうですね。とか合間に。その時はスタジオは2個しかなくて、8学年あったので、全員一気には出来ないので。だから、大体早い時間は小さい子達だったり。一番小さい子は夕方とかなんですけど。クラスが分かれて、2年生のクラシッククラスがあって、3年生のクラシッククラスがあってという風にあって、そのクラスがない間に授業してたみたいです。
-そしたら、留学生は普通の勉強もあって忙しいですね。
白瀬 そうですね。日本人は高校とか行ってからくるのでもうやらなくていいんですけど、外国の方は大変そうでした。
-学校に通っているうちに、モナコだったりフランスだったり、他の近隣の国のバレエ団とか、なんかそういう卒業した後に、就職するというか、お仕事として繋がっていくような人との関係というのは、出来ていくものですか?。
今、ブカレストにいらっしゃると思うんですけども、そういう終わった後、どうしようか。日本に帰ってくるのか、そっちで何かダンスの仕事があるのかという所を迷って留学に踏み切る時に、迷う方っていうのが多いんですね。
「行ったけど、その後、何があるんだろうか」みたいに不安に思う方がいらっしゃって。在学中に、何かそういうオーデションのチャンスがあるとか、そういうのっていうのはありましたか?
白瀬 モナコでは、2年に1回近くの劇場でいろんな学校が集められて、いろんなバレエ団のディレクターも集められてオーデションみたいなのがあって。それに出たり。
あと、やっぱり最終学年に近づいてくると、必然的にやっぱり先生達も「そろそろオーデション活動しなさい」みたいな感じで、いろんなディレクターを呼んだりとか、自分で受けに行ったりとかしてましたね。
-それは、みんなライバルという雰囲気になっちゃうものですか?
白瀬 いや、学校の同じ学生内ではならなかったんですけど、やっぱりオーデション会場とかに行くと、やっぱりみんなちょっと怖いですよね。
-他の学校の人同士とかは。
白瀬 そうですね。それは多少あると思います。勿論、そこで友達が出来ることもあるんですけど。
-席は限られてますもんね。授業以外は、日曜日とかはどんな風に過ごしていらっしゃったんですか?
白瀬 ほとんど散歩ですよね。あんまり動かな過ぎるとちょっと次の日が不安になるので、お部屋でゆっくりストレッチしたり。
-休ませつつ、休ませ過ぎないみたいな感じですね。
白瀬 そうですね。食料を買い出しに行ったりしてました。
-モナコ高いって仰ってましたけど、行くとちょっと安いとことかあるんですか?
白瀬 そうですね。一応、一つだけ大きいスーパーマーケットがあるので、そこに行ってました。
-同じ学校の中では、日本人の人達というのは何かコミュニティみたいなものはありましたか?集まって一緒に行動したりとか、そういう事はありましたか?
白瀬 学校の中では普通にみんなお友達で楽しくやってて、みんなで海に遊びに行ったりとか、もちろん買い物とかも一緒に行ったりとかしてました。みんなちゃんと仲良くやってました。寮生活なので、大体2~3人ずつに分けられるんですよ。だから、同室の子とかは特に仲が良かったりして。勿論、日本人だけとは限らないんですけど、外人の子と一緒にもなったりもするんですけど、それでも全然大丈夫です。
-寮は留学が決まった時から、住む所は確保されていたんですか?
白瀬 そうですね。学校が用意して下さるので。モナコは寮が学校と直結してるんですよ。凄い楽でした。
-モナコだと生活費というのは、どのくらい一般的に考えて、かかる感じなんですかね?
白瀬 多分、学費とか寮費とか全部入れると、普通にたぶん大学行かせるのと一緒ぐらいだと思います。
-日本でも一人暮らししたりとか、寮に入ったりして学校に通って。外食とかする時のお金というのは、日本でお茶を飲む時とかの金額と比べてどうですか?物価っていうのは全体的には高いんですか?
白瀬 選ぶお店とか食べる物にもよるんですけど、でも、学生の頃は、そんなレストランとかは行かないので。レストランと言っても安いピザ屋さんとかだったら、全然安く食べられるので、そういう面では全然大丈夫でした。
-「留学して良かったな」と思う瞬間とかはありましたか?
白瀬 モナコに行って凄い景色を観たりすると、「あっ、来てよかったなあ」って思います。寮の窓の外に凄い綺麗な景色が広がってたり、夜とか凄いほんとに綺麗なんですよ。その時は「ああ、やっぱりきてよかったな」って思いました。
-学べる内容とかも、日本にいる時よりも広くなったとか、視野が広がるとかそういうのはありますか?
白瀬 解剖学とかはほんとにやった事がなかったので、ほんとに「なるほど!」って思うことばっかりでした。
-日本ではそういう科目というのは、なかなかバレエ学校ではやらないものなのですか?
白瀬 なかなかないですねバレエ学校というのが日本にはまだ少ないんじゃないですか。バレエスタジオはいっぱいあるんですけど、要はバレエスタジオだとクラシックのクラスしかないので、あんまり解剖学とかはやっていないと思うんですけど。あと、向こうの学校だとクラッシッククラスの面でいうと、凄く教えることが丁寧なんですね。凄い基礎を大事にするというか.日本だと結構、テクニック強くするためのクラスというか。でも、海外は基礎を重視してアンデオールをしっかりするという事から、ほんとにかかと前かかと前ばっかりでと言うのはありましたね。
「凄い丁寧だなあ」と思って、手の使い方から細やかな動きをしっかり叩き込まれたのを覚えています。
-海外というのは、バレエを習う人口っていうか。日本だと習い事の人気分野の一つというイメージはあるんですけど。ピアノとか女の子のバレエとかあるんですけど、向こうだとバレエを習うというのはどんな感覚なんですかね?似たようなものなんでしょうか?それとも、もうちょっとキチンと根付いているような感じでしょうか?
白瀬 そうですね。根付いてる感じだと思います。学校はバレエスタジオみたいに多くないので、試験を受けて選ばれた子しか入れないので、やっぱり厳選された子達というか、向こうだとみんながみんな出来るものではないので。
-留学して、何か自分が変わったなという、成長したなと思える所とかはありましたでしょうか?
白瀬 内面的なことで言うと、凄い意見をしっかり言うようになったと思います。みんなによく「人間変わったね」みたいな風に言われたりとかして、昔はほんとに、凄い日本人ってシャイなんですよ。凄い恥ずかしがり屋が多くて、
でも、向こうに行くと、ほんとにそれじゃあやっていけないので、分からなかったら「分からない」と言わないといけないし、分かったら「分かった」って言わないといけないしという、ほんとにそういう簡単なちょっとしたことが大事なので、そういう意思表示は出来るようになりましたね。
そういう面で、やっぱり踊ってる時に表現に幅が広がるようになるというか。
-そういうのは活きてくるんでしょうね。
白瀬 そうですね。今思えば。
-今、ブカレストのバレエ団で踊っていらっしゃるんですよね?
白瀬 はい。
-今後もしばらくはそこで活動されるご予定でいらっしゃるんですか?
白瀬 そうですね、はい。また、9月に戻ります。
-契約っていうか、それって一年毎とかなんですか?
白瀬 そうですね。一年毎の契約で更新していきます。
-「これからバレエで留学したいな」って思っている方に、先輩しての何かアドバイスとか何か意見みたいなものってありますか?
白瀬 やっぱり、まず英語をしっかり読み込んで授業を受けておくことと、私、たぶん授業をまともに受けてなかったので、学校の授業でもちゃんとやってれば喋れる子は喋れるので、多分それも大事だし、海外に行くならやっぱり英語をやる事と、やっぱり意見を言うことですかね。
意思表示をしっかりすることだと思います。
-それ言えるようになるまでには、向こうに行ってからだいぶ時間がかかりましたか?
白瀬 かかりましたね。入学したての頃は全然喋れなかったので。
-そういう言いたいけど言えないっていう側面もありますね。
白瀬 それもありましたし、ほんとに恥ずかしかったし、外人の方がまず怖かったというか、壁を感じるというか。でも、卒業する頃には担任の先生に「君はまさかそういうキャラクターの子だとは思わなかった」みたいに言われたので。多分、日本人はほんとに静かな子だと思われやすいので。
-高校2年の途中で行かれて、卒業までは何年間ですか?
白瀬 私は4年かかりましたね。3年で卒業はしたんですけど、1年は就職活動をするために残してもらったというか、一応、寮に置いといて下さったので、クラスを受けつつ就職活動に専念しましたね。
-オーデションいろんな所を受けて。
白瀬 はい、そうですね。卒業した子が残って就職活動するみたいなプロフェッショナルクラスみたいなのがあったので、そこに1年いました。
-就職活動をしたりとか、実際にバレエ団で踊るということに関して、日本人で何か得なこととか、損なこととかっていうのは、感じることっていうのはありますか?
白瀬 日本人は真面目過ぎるというか真面目なので、それは当たり前なんですけど、例えばレッスン毎日受けるとか、休みじゃない日は行くというのと。あとは、リハーサルに遅刻しないとか、ほんと当然のことを外国の方は出来なかったりするんですよ。そういう面で、やっぱり日本人は毎日ちゃんと真面目にやっているので、凄いやっぱり信頼してもらえると思います。例えば、撮影をやる時に補欠で使ってもらいやすいというか。何か起きた時もやっぱり日本人は真面目だし覚えるの速いので。
-そういう所からスタートして。
白瀬 フリー用も狙ってなかったのに、覚えてるから。そういう事で、やっぱり日本人でよかったなっていうか思いましたね。
-逆に、不利だったこととかってありますか?
白瀬 当然の事なのに、やっぱり不利だった事は、シャイなのか意思表示をしないのか分からないんですけど、ちょっとでも怪我しちゃった時に言えなかったりとかして、自分で自分の首を絞めてしまうというか。本当だったら、休んだ方が早く治ったのにということがやっぱりあるんですよ。ちょっと休めば、すぐ治ったものが延びてしまったりとかして。
-そういう真面目さとかが良い方にも悪い方にも出る可能性があるということですね。
白瀬 そうですね。

松村かのんさん/チェロ
松村かのんさん プロフィール2004年神奈川県生まれ
3歳よりチェロを始める
第4回および第6回全日本芸術コンクール
チェロ部門本選第一位受賞
第16回エウテルペ国際音楽コ...
音楽留学アンドビジョン【オーストリア留学情報 vol.326. 2014-11-04 05:00:00】
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【1】ごあいさつ&ご案内
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様
こんにちは!アンドビジョンのです♪
11月に入りましたね!充実した3連休を過ごされましたか?
ハロウィンも終わって、クリスマスコンサートの準備に追われる方も多いと思います。
イベントに試験にと、色々と忙しい時期に突入しますが、皆さま風邪などひかれませんよう。
さて、今週もいろいろな情報をお伝えしていきます!!
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【2】 留学説明会情報
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下記の日程で国ごとの留学説明会を行っております!
各国の留学の一般的情報や手続きのタイミング、ビザ取得までの流れなど、
専門カウンセラーに聞くチャンスです♪
♪アメリカ クラシック留学説明会 11月5日(水) 19:00〜
♪英国王立音楽大学説明会 ※現地から学長・教授らが来日!11月8日(土)11:00〜
♪ドイツ留学説明会 11月12日(水)
♪アメリカ ロック/ポップス留学説明会 11月19日(水)19:00〜
♪ハンガリー/チェコ留学 11月26日(水)19:00〜
♪フランス留学説明会 12月3日(水) 19:00〜
♪ドイツ留学説明会 12月10日(水) 19:00〜
♪バークリー音楽大学説明会 12月13日(土) ※現地からアジア留学生担当者が来日!
♪スイス留学説明会 12月24日(水) 19:00〜
□■□■□■【名古屋・大阪】説明会も開催!!□■□■□■
【名古屋会場】
◆日時:1月10日(土)10〜20時予定
※完全予約制/個別相談会
◆会場
名古屋市中小企業振興会館 4階 会議室
〒464-0856 名古屋市千種区吹上二丁目6番3号
※地下鉄桜通線「吹上駅」下車徒歩5分程度
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【大阪会場】
◆日時:1月11日(日)10〜20時予定
※完全予約制/個別相談会
◆会場
ドーンセンター 4階 小会議室
〒540-0008 大阪市中央区大手前1丁目3番49号
※京阪「天満橋」駅より約350m
※地下鉄谷町線「天満橋」駅より約350m
※JR東西線「大阪城北詰」駅下車より約550m
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説明会以外にも個別のカウンセリングも行っておりますので、お気軽にどうぞ。
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【3】 講習会情報
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今週は、ウィーンの冬期&春期講習会情報をお届けします☆
◆ウィーン冬期音楽講習会/Vienna Winter Master class
クリスマスからニューイヤーに向けて、素敵にわき立つウィーンの街で、最高峰の名門ウィーン国立音楽大学の教授陣中心の講習会が開かれます。追加料金で、筆記試験対策講座とドイツ語講座も受講可能です!
【期間】2014年12月27日(土)〜2015年1月3日(土)
※〆切:2014年11月25日
http://www.andvision.net/program/course/winter-course/1181-vienna-winter-master-class.html
◆ウィーン国際音楽ゼミナール春期講習会
夏も好評だった、ウィーン国立音楽大学内で行なわれる、ピアノ、ヴァイオリン、フルート、クラリネット、サクソフォン、声楽の講習会です。
【期間】2015年2月16日〜2月25日
※〆切:2015年1月11日
http://www.andvision.net/program/course/spring-course/1165-wiener-musikseminar-winter.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
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【4】学校情報
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学校情報もオーストリアに特化しました☆
◆プライナー音楽院(PRAYNER KONSERVATORIUM FUER MUSIK UND DRAMATISCHE KUNST)
音楽の都ウィーンに位置する、歴史ある私立音楽院。 新しい教育制度で学士と修士の取得も可能になりました。
※〆切:各講師のクラスの空き状況次第となります。詳細はアンドビジョンカウンセラーまでお問い合わせください。
http://www.andvision.net/country/europe/austria/603-prayner-konservatorium-fuer-musik-und-dramatische-kunst.html
プライナー音楽院の先生のプライベートレッスンも多数ございます♪本日はピアノをご紹介します。
◆タマラ・アチュバ/オーストリア・ウィーン国立音楽大学講師・プライナー音楽院教授/ピアノレッスン
高い演奏技術と音楽的個性…自身の「色」となる音色でもって各賞を総なめにし、プロ音楽家に注目されるピアニストのレッスンです。
将来プロを目指している方であれば、子供から大人まで受講可能です。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program/private-lesson/5769-tamara-atschba-piano-lesson.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
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【5】国内レッスン情報
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公開レッスン用のFaceBookページもあります!要チェック☆
https://www.facebook.com/masterclassjapan
☆今週のピックアップ☆
◇パトリック・ジグマノフスキーピアノマスタークラス in Tokyo & パリ・エコールノルマル音楽院ピアノ科ジグマノフスキークラスオーディション
フランス流の洗練されたセンスを受け継ぎ、ドイツ流の演奏哲学を学んで、独自のスタイルを確立した先生です。
【マスタークラス日程】2014年12月18日(木)〜22日(月)
【オーディション日程】2014年12月23日(祝・火)
【場所】東京(音楽サロン)
※レッスン受講者で、かつ、エコールノルマル音楽院ジグマノフスキークラス希望者の方の限定オーディションです!
もちろん、マスタークラスのみの受講も可能です♪
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/5726-patrick-zygmanowski-piano-masterclass-and-audition.html
そのほかにもたくさんの情報をご用意しております。詳しくはHPへ。
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan.html
“受講はまだ自信ない…” という方は聴講のみでもご参加いただけますよ。
当日は会場にアンドビジョンスタッフが待機しておりますので、
留学や受験に関する相談も随時受け付けます♪
早い段階で定員になることが予想されますので、お申し込みはお早めにどうぞ☆
◇◇◇◇語学レッスン◇◇◇
アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。先生はもちろん
各国のネイティブスピーカー。レッスン時間や内容は、すべてあなたに合わせて、
フレキシブルに更可能。ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます!実際、
留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、語学をあげられます。
100%音楽に集中するために、語学の準備はしっかりと!
http://www.andvision.net/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
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【6】特別プログラム情報
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◆ ギゼラ・マシャエキ=ベア/ウィーン国立音楽大学教授・ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団元首席/フルートレッスン
チューリッヒ歌劇場管の首席ソロを務めた、ウィーン国立音大教授によるプライベートレッスンです!
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program/191-gisela-mashayekhi-beer-flute-lesson.html
もちろん、ウィーン国立音楽大学の入試サポートも行っております♪
◆ ウィーン国立音楽大学/Universitaet fuer Musik und darstellende Kunst Wien
音楽の都ウィーン、世界最高レベルの音楽大学で、最高レベルの音楽を自分のものにしましょう!
※〆切:最新情報はアンドビジョンカウンセラーまでお問い合わせください。
http://www.andvision.net/program/conservatory/759-universitaet-fuer-musik-und-darstellende-kunst-wien.html
上記以外にもさまざまな楽器でプログラムをご用意しています!目的に合わせて
フレキシブルなアレンジが可能ですので、詳しくはHPをご覧ください。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
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【7】編集後記
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気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆
皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪
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そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜)
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それでは、また来週〜☆
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【8】次回予告
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次回のメルマガは、
11月11日(火)発行予定です。
お楽しみに!p(^^)q
宮河愛一郎さん/ダンサー・俳優/日本
関東国際高等学校演劇科卒業後、単身渡米ニューヨークAiley Schoolに留学。GAPのTVコマーシャル「West Side Story」出演など様々な舞台でキャリアを積む。 劇団四季のアイーダのオリジナルキャスト。日本唯一の公的資金によるプロフェッショナルダンスカンパニー"Noism”ダンサー兼バレエマスター、ワークショップ担当を任され国内ツアーほか、海外7カ国、10都市での公演すべての作品に8年間出演してきた。 2013年夏、Noismを退団後はダンサー、俳優として舞台に立ちながら御茶の水女子大学、桐朋学園芸術短期大学などで振付指導に力を入れている。
-宮河さんの経歴を教えて下さい。
宮河 関東国際高等学校演劇科に入学しました。そこで、歌、演劇、踊りを勉強したのちにニューヨークに行きました。
-なぜニューヨークを留学先に選ばれましたか?
宮河 日本でチャヤ・マサズミさん、アルビン・エイリーのアーティストディレクター、彼のワークショップを新聞で見つけて応募したら、通ったので受けました。それが凄く楽しかったんですよね。振付に動きがあり空間を凄い動いて、これがモダンダンスなんだって初めて知って、それと同時期に元アルビン・エイリーのダンサー、クリストファー・ハギンズと出逢っていて。やっぱり面白くて、そんな出逢いがダブルだし、高校の時に一度ニューヨークに遊びに行って、その時から気になってたし、そっちの方に自分でも電波を発してたのかもしれないけどビビビと来まして、それでニューヨークを選びました。
-ニューヨークでの生活を教えていただけますか?
宮河 エイリーは一日だいたい3クラスあって、クイーンズに住んでたのでそこから学校まで通ってました。学校のクラスが終わった後は外のオープンクラスに通ってました。他はよく舞台を観てましたね♪
-エイリーではどのようなクラスを受けていましたか?
宮河 ホートンがメインなんですが、バレエやジャズ、ウエストアフリカンなど選択もしてました。
-エイリーにはどれくらい在籍してたんですか?
宮河 1年居ました。そのあとペリダンスに転校してそこでまた1年くらい勉強しました。その後ダンススペースでリリーステクニックなどを学びました。
-エイリーではサーティフィケイトを取得したんですか?
宮河 いや、僕はインデペンデントプログラムでしたからオープンみたいな感じですね。
-ペリとエイリーの違いを教えて下さい。
宮河 エイリーは黒人が多いし、上にカンパニーがあるし、規模が違うかもしれませんね。スクールショーもたくさんお客さん入ります。 今のペリスタジオは違うかもしれませんが、当時はそういった意味でエイリーは違いました。
-ペリではどれくらいクラスを受けてましたか?
宮河 1か月単位で消化するクラス数があって、その範囲内でバレエとかいろいろなクラスを受けてました。
-留学前に語学の勉強とかしましたか?
宮河 僕は一切しなかったですねぇ~w 本では勉強しました(笑) ただ白タクに乗ってはいけないとガイドブックに書かれてたにもかかわらず、空港着いて初っぱなから白タクに乗っちゃいました(笑)
-どれくらいで語学には慣れましたか?
宮河 ニューヨークに行って2年後には現地のカンパニーで仕事してました。その頃には慣れてましたかね?! それもアジア人のディレクターのカンパニーだったんで、外国人が多かったからコミュニケーションがとり易かったってのもあったと思います。
-エイリーに居た時とかはお友達とか出来ましたか?
宮河 チャヤさんに、セガワ・カンジさんを紹介していただいて、彼にお世話になりました。いろいろ勉強させてもらいました。
-エイリーとペリ、ダンススペースへ行って良かったと思うことを1つずつ教えていただけますか?
宮河 まずエイリーではアフリカンアメリカンの方々は技術以上の楽しむ精神、エモーションに触れて自分はこの世界が好きだなぁ~って思えたことですかね。最初にそこで学べたことに感謝ですかね♪自分自身の踊りも評価してくれて。これであぁ~いいんだ♪って思えたし、存在意義みたいのも若いうちに認めてもらえたのはよかったですね。 ペリはバレエやネオクラに近いダンスを間近で観れたり、イガール・ペリさんの作品に参加させてもらったり、ヨーロッパや海外から振付師を呼んでいろんな作品にふれられたのがすごく良かったです。 ダンススペースは床技だったり、リリース、即興、コンタクトインプロを教わりました。それが衝撃的で僕はハマってしまって、いまだにやってますね、人生の転機になりました。
-日本と海外のダンスの指導方法の違いがあったら教えて下さい。
宮河 やはりメソッドとかに沿って教えてるのが海外かもしれませんね。ホートンテクニック、グラハム、リモーン、リリーステクニックって。日本はメソッドってのがあまりないような気がします。
-学生時代の休みはどうしてましたか?
宮河 ホームパーティーに行ったり、公園に行ったりしてましたね♪ニューヨークのパーティー文化はいいですね、とても楽しいです。ワインとかを持って行くと料理をたくさん振る舞ってくれるんで(笑)
-ニューヨークの学生の時の一番の思い出はなんですか?
宮河 僕は19歳で居たんですけど日本人の年上の人たちとつるんでて楽しかったですねぇ~日本人コミュニティーの中で世代を超えてぐっと仲良くなれたのは大きかったですね~旅先での出逢いみたいな感じですかね。
-留学中苦労した点とかありますか?
宮河 洗濯とか自炊は苦労しましたかね。あとテロの時にニューヨークに居ました。学校に行こうと思ったけど、テレビ付けたらえらいことになってて、外見たら煙が立ち込めてて、殺伐としてて、戦争モードになってましたね。戦車が出て、ライフルを持った人が居て人の目も血走ってて、そんな中で生活してたら、さすがにちょっと病みました。飛行機の音も嫌で。あれを聞くとドキドキしてパニックになりました。 あとは地下鉄でギャングの抗争に巻き込まれて横にいた人が撃たれたり、火花が見えて、パッと階段を見たら笑いながら撃たれて転がり落ちてたり、その時は固まってしまったけど必至で身を屈めました。あとマンションの下で人が撃たれて何か見ましたかって部屋にFBIが来た時はその人たちの体のデカさと怖さにまずビビりました黄色いテープDENGERで囲まれアパートから外を見ると野次馬がみんなギャングみたいに見えましたよ。身の危険は日々感じてました(笑)
-アパートはご自身で探しましたか?
宮河 ルームメイトと探しました。でもみんな怖がっちゃって居なくなっちゃったんですよね。アパートの前の木にスニーカーがかかってるとドラッグディーラーさんの印らしいって聞いて、パッと外みたらウチのアパートの前の木におもいっきりスニーカーが引っ掛かってて「あ、やっぱりそうなんだ」って確信しました。(笑) でもそこ安かったから4年間住んでましたw
-いつ頃からプロになろうと考えましたか?
宮河 ニューヨークに行ってからかなぁ~、それで食べていけるようになりたいとは思うようになったのは。ニューヨークに行って3カ月くらい経って、初めて受けたオーディションがギャップのコマーシャルで1500人の中から選ばれてそれで味をしめちゃったんですよね。プロのダンサーを目の前にしてダンスで仕事できたらいいなって思うようになりました。
-アメリカで様々なお仕事をされてましたが、日本での仕事と違いはありますか?
宮河 あまりないですかね、もう今は海外で活躍してたダンサーが日本でだいぶ活動してるから。意識レベルも差はないですかね。
-日本に戻って仕事をしようと思ったきっかけはなんですか?
宮河 海外に居ると戻るタイミングを失うんですよ。ずるずる暮らしてる人がけっこう居ると思うんです。なかなか帰れない。夢を叶える為に海外に行って、なかなか叶えられずに帰国しずらくなる。そんな中僕はノイズムに入いれたんで帰ってこれましたね。僕はずっと日本に憧れながら海外で暮らしてた感じですね。
-ヨーロッパのカンパニーには行こうとは思いませんでしたか?
宮河 そうですね、最初にみたのがアルビン・エイリーでエモーショナルだったからっていうのと。ヨーロッパは旅行では行ったけど、キリアンとかフォーサイスとかローザスとかは知らなかったから他に迷うことはなかったですね。
-今後どのような活動をお考えですか?
宮河 フリーになっていろんな出逢いが増えてて、今は教えとか振付が楽しいですね。舞台に立たないんだけど、表現者としていろんなダンスとの関わり方があっていいなぁ~って思ってますね。舞台人としてはまだ夢を諦めたくないので、ダンサーや俳優をしていきますけど。
-振付、指導で心がけていることがあったら教えて下さい。
宮河 楽しい作品を創りたいですね。単純に笑えるとかじゃなくて、演者が楽しめてるか、写真をパシャッと撮ってその笑顔が作り笑顔じゃなく本当に心から笑えてるか、そういう空間を作りたいですね。
-これからプロを目指すダンサーに一言お願いします。
宮河 日本でプロになれるはごくごくわずかですよね、海外はもっとチャンスや仕事がありますが、是非日本のダンス界を盛り上げてほしいですって自分も頑張りますが(笑) -留学をする人が居たらアドバイスをお願いします。 ある程度情報を収集して行った方がいいですね。あと語学はしっかりやった方がいいですね。喋る喋らないに関わらず、その土地の言葉が理解できたら留学は100倍くらい楽しいと思いますよ。僕はあまり喋れなかった方なんで、、、(笑)
本日は貴重なお時間をどうもありがとうございました。
http://aiichiro-miyagawa.com/
音楽留学アンドビジョン【アメリカ留学情報 vol.325. 2014-10-28 04:00:00】
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【1】ごあいさつ&ご案内
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様
こんにちは!アンドビジョンのです♪
もうすぐ10月も終わりですね。
皆様、冬のご予定はもうお決まりですか...?
寒さにめげずに楽しく練習していきたいですね。
さて、今週もいろいろな情報をお伝えしていきます!!
まずは、東京で受験可能な海外音楽学校のご案内です♪
◇英国王立音楽大学 (RCM)
超一流の講師陣と学校施設で、あなたの才能を最大限引き出そう!
CUKASで申し込み済みの方は、東京での受験が可能です♪
【日程】2014年11月7日(金)
【場所】松尾ホール
http://www.andvision.net/major/706-royal-college-of-music-rcm.html
◇パトリック・ジグマノフスキーピアノマスタークラス in Tokyo & パリ・エコールノルマル音楽院ピアノ科ジグマノフスキークラスオーディション
フランス流の洗練されたセンスを受け継ぎ、ドイツ流の演奏哲学を学んで、独自のスタイルを確立した先生です。
【マスタークラス日程】2014年12月18日(木)〜22日(月)予定
【オーディション日程】2014年12月23日(祝・火)
【場所】東京(音楽サロン)
*レッスン受講者で、かつ、エコールノルマル音楽院ジグマノフスキークラス希望者の方の限定オーディションです!
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/5726-patrick-zygmanowski-piano-masterclass-and-audition.html
ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【2】 留学説明会情報
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー
下記の日程で国ごとの留学説明会を行っております!
各国の留学の一般的情報や手続きのタイミング、ビザ取得までの流れなど、
専門カウンセラーに聞くチャンスです♪
♪オーストリア冬期講習説明会 10月29日(水) 19:00〜
♪アメリカ クラシック留学説明会 11月5日(水) 19:00〜
♪英国王立音楽大学説明会 *現地から学長・教授らが来日!11月8日(土)
♪ドイツ留学説明会 11月12日(水)
♪アメリカ ロック/ポップス留学説明会 11月19日(水)19:00〜
♪ハンガリー留学 11月26日(水)19:00〜
♪フランス留学説明会 12月3日(水) 19:00〜
♪ドイツ留学説明会 12月10日(水) 19:00〜
♪バークリー音楽大学説明会 12月13日(土) *現地からアジア留学生担当者が来日!
♪スイス留学説明会 12月24日(水) 19:00〜
*スケジュールが合わない方は無料の個別カウンセリングもご利用下さい。
□■□■□■【名古屋・大阪】説明会も開催!!□■□■□■
【名古屋会場】
◆日時:1月10日(土)10〜20時予定
※完全予約制/個別相談会
◆会場
名古屋市中小企業振興会館 4階 会議室
〒464-0856 名古屋市千種区吹上二丁目6番3号
※地下鉄桜通線「吹上駅」下車徒歩5分程度
--------------------------------------------
【大阪会場】
◆日時:1月11日(日)10〜20時予定
※完全予約制/個別相談会
◆会場
ドーンセンター 4階 小会議室
〒540-0008 大阪市中央区大手前1丁目3番49号
※京阪「天満橋」駅より約350m
※地下鉄谷町線「天満橋」駅より約350m
※JR東西線「大阪城北詰」駅下車より約550m
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ご予約は こちらから またはお電話 03-3278-3450 まで
タイトルに 留学説明会/希望国 をご記入の上、
お名前、連絡先電話番号、メールアドレスをお知らせ下さい。
皆様のご予約お待ちしております。
説明会以外にも個別のカウンセリングも行っておりますので、お気軽にどうぞ。
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【3】 講習会情報
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今週は、アメリカの冬期講習会情報をお届けします☆
◆コレクティブ講習会
N.Y.の人気校が開催する講習会。講師陣にはグラミー賞受賞アーティストも。
【期間】2014年12月1日-12月19日(2015年の日程は下記リンクをご参照ください)
※〆切:定員になるまで
http://www.andvision.net/program/course/winter-course/472-the-collective.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
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【4】学校情報
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学校情報もアメリカに特化しました☆
◆ブルックリン・クイーンズ音楽院
少人数制による優れた専門教育を誇る、1世紀以上の歴史あるクラシックとジャズの専門学校♪
Brooklyn-Queens Conservatory of Music
http://www.andvision.net/country/america/619-brooklyn-queens-conservatory-of-music.html
◆インディアナ大学ジェイコブズ音楽学部 Indiana University Jacobs School of Music
超ハイレベルなインディアナ大学音楽学部で、数多くの公演に参加して音楽技術を磨く♪
Indiana University Jacobs School of Music
http://www.andvision.net/major/661-indiana-university-jacobs-school-of-music.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【5】国内レッスン情報
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー
公開レッスン用のFaceBookページもあります!要チェック☆
https://www.facebook.com/masterclassjapan
☆今週のピックアップ☆
今週末です!聴講も受付中!
◆ トリファー・スミス/ドイツ・ハンブルグ音楽大学教授/ピアノ公開レッスン
2014年11月1日(土)--東京
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/1016-trefor-smith-piano-masterclass.html
そのほかにもたくさんの情報をご用意しております。詳しくはHPへ。
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan.html
“受講はまだ自信ない…” という方は聴講のみでもご参加いただけますよ。
当日は会場にアンドビジョンスタッフが待機しておりますので、
留学や受験に関する相談も随時受け付けます♪
早い段階で定員になることが予想されますので、お申し込みはお早めにどうぞ☆
◇◇◇◇語学レッスン◇◇◇
アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。先生はもちろん
各国のネイティブスピーカー。レッスン時間や内容は、すべてあなたに合わせて、
フレキシブルに更可能。ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます!実際、
留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、語学をあげられます。
100%音楽に集中するために、語学の準備はしっかりと!
http://www.andvision.net/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
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【6】特別プログラム情報
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今週はこちらもアメリカ尽くし!
◆ チャールズ・キャッスルマン/イーストマン音楽院教授/ヴァイオリンレッスン
水準の高い音楽教育で知られたアメリカ・イーストマン音楽院の、キャッスルマン教授に教わって、世界で通用するプロになろう。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program/51-charles-castleman-violin-lesson.html
アメリカといえばジャズ!
◆ マイケル・ケイン/ブランドン大学音楽学部准教授・ニュースクール大学講師/ジャズピアノレッスン
キース・ジャレットとも活動した現代最高峰のドラマー、ジャック・デジョネットが、9年間手放さなかったピアニストに習う。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program/19-michael-cain-jazz-piano-lesson.html
クラシック派も!
◆ ベス・ロバーツ/マネス音楽院主任教授/声楽レッスン
マネス音楽院の、声楽科主任教授が直々にレッスン。
世界で脚光を浴びる若き日本人プリマドンナ、田村麻子を育てたベス・ロバーツが、キミの歌を国際級にしてくれる。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program/16-beth-roberts-vocal-lesson.html
上記以外にもさまざまな楽器でプログラムをご用意しています!目的に合わせて
フレキシブルなアレンジが可能ですので、詳しくはHPをご覧ください。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【7】編集後記
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー
気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆
皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜)
メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!!
HPから登録できるので、やってみてくださいね!
http://www.andvision.net/
それでは、また来週〜☆
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【8】次回予告
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー
次回のメルマガは、
11月4日(火)発行予定です。
お楽しみに!p(^^)q
音楽留学アンドビジョン【フランス留学情報+冬・春講習会情報 vol.324. 2014-10-21 04:00:00】
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【1】ごあいさつ&ご案内
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様
こんにちは!アンドビジョンのです♪
だんだんと冷えるようになってきましたね。風邪などひかれませんように!
冬に向けて、各地のコンサートやオペラ講演が増えてまいります。
レッスンを受けつつ、様々なプログラムを鑑賞する旅はいかがでしょう?
まずは、東京で受験可能な海外音楽学校のご案内です♪
◇英国王立音楽大学 (RCM)
超一流の講師陣と学校施設で、あなたの才能を最大限引き出そう!
CUKASで申し込み済みの方は、東京での受験が可能です♪
【日程】2014年11月7日(金)
【場所】松尾ホール
http://www.andvision.net/major/706-royal-college-of-music-rcm.html
◇パトリック・ジグマノフスキーピアノマスタークラス in Tokyo & パリ・エコールノルマル音楽院ピアノ科ジグマノフスキークラスオーディション
フランス流の洗練されたセンスを受け継ぎ、ドイツ流の演奏哲学を学んで、独自のスタイルを確立した先生です。
【マスタークラス日程】2014年12月18日(木)〜22日(月)
【オーディション日程】2014年12月23日(祝・火)
【場所】東京(音楽サロン)
*レッスン受講者で、かつ、エコールノルマル音楽院ジグマノフスキークラス希望者の方の限定オーディションです!
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/5726-patrick-zygmanowski-piano-masterclass-and-audition.html
さて、今週もいろいろな情報をお伝えしていきます!!
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【2】 留学説明会情報
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下記の日程で国ごとの留学説明会を行っております!
各国の留学の一般的情報や手続きのタイミング、ビザ取得までの流れなど、
専門カウンセラーに聞くチャンスです♪
♪オーストリア留学説明会 10月22日(水) 19:00〜
♪オーストリア冬期講習説明会 10月29日(水) 19:00〜
また、来年1月には名古屋と大阪でも説明会を予定しております!
♪名古屋会場 2015年1月10日(土)10:00〜20:00 名古屋市中小企業振興会館4階 会議室
♪大阪会場 2015年1月11日(日)10:00〜20:00 ドーンセンター 4階 小会議室
※名古屋、大阪の説明会は完全予約制となっております。ご希望の時間帯をお知らせください♪
説明会以外にも個別のカウンセリングも行っておりますので、お気軽にどうぞ。
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【3】 講習会情報
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今週も、春期、冬期の講習会情報をお届けします☆
◆ウィーン冬期音楽講習会/Vienna Winter Master class
クリスマスからニューイヤーに向けて、素敵にわき立つウィーンの街で、最高峰の名門ウィーン国立音楽大学の教授陣中心の講習会が開かれます。
【期間】2014年12月27日(土)〜2015年1月3日(土)
※〆切:2014年11月25日
http://www.andvision.net/program/course/winter-course/1181-vienna-winter-master-class.html
◆タチアナ・マスレンコ国際ヴィオラマスタークラス
CDなどで日本でもお馴染みの世界的ヴィオラ・ソリスト、タチアナ・マスレンコの講座が、ドイツ・ライプツィヒ音楽大学で開かれます。
【期間】2015年2月8日〜2月13日
※〆切:2015年1月20日
http://www.andvision.net/genre/classical/1168-international-masterclass-for-viola-with-tatjana-masurenko.html
◆ウィーン国際音楽ゼミナール春期講習会
ウィーン国立音楽大学内で行なわれる、ピアノ、ヴァイオリン、フルート、クラリネット、サクソフォン、声楽の講習会です。
【期間】2015年2月16日〜2月25日
※〆切:2015年1月11日
http://www.andvision.net/program/course/spring-course/1165-wiener-musikseminar-winter.html
◆コレクティブ講習会
N.Y.の人気校が開催する講習会。講師陣にはグラミー賞受賞アーティストも。
【期間】2014年12月1日-12月19日(2015年の日程は下記リンクをご参照ください)
※〆切:定員になるまで
http://www.andvision.net/program/course/winter-course/472-the-collective.html
◆グラーツ春期現代音楽講習会
世界屈指の現代音楽アンサンブル、クラングフォーラム・ウィーンのメンバーとその創設者が中心となった講師陣が魅力。作曲、楽器演奏と、声楽のコースがあります。
【期間】2015年2月13日〜2月25日
※〆切:定員に達するまで
※ただし、11月中旬頃には満席になります。(※現在の空き状況はアンドビジョンカウンセラーにお問い合わせください。)
http://www.andvision.net/program/course/spring-course/1245-impuls-international-ensemble-academy-for-contemporary-music.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
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【4】学校情報
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学校情報はフランスに特化しました☆
◆トゥールーズ地方音楽院
Conservatoire a Rayonnement Rgional de TOULOUSE CRR
フランス第4の都市トゥールーズで学ぶ、ハイレベルな音楽。パイプオルガン音楽祭や、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団、トゥールーズ室内管弦楽団など、一流の音楽を身近に感じられる素晴らしい環境。
http://www.andvision.net/country/europe/france/740-conservatoire-a-rayonnement-regional-de-toulouse-crr.html
◆パリ地方音楽院
Conservatoire a Rayonnement Regional de PARIS CRR
音楽院の中でも、最高峰と言われる講師陣が勢ぞろいするパリ地方音楽院。通学路は、楽器店や楽譜店が立ち並ぶ、通称「音楽家通り」。音楽だけでなく、アート、歴史、ファッション、文化を身近に感じながらの留学生活。
http://www.andvision.net/country/europe/france/724-conservatoire-a-rayonnement-regional-de-paris-crr.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
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【5】国内レッスン情報
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公開レッスン用のFaceBookページもあります!要チェック☆
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☆今週のピックアップ☆
◆ ピエール・レアク/フランス・パリ地方音楽院/スペイン・カタルーニャ高等音楽院教授/ピアノ公開レッスン
2015年4月3日(金)〜6日(月)
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/1020-pierre-reach-piano-masterclass.html
そのほかにもたくさんの情報をご用意しております。詳しくはHPへ。
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan.html
“受講はまだ自信ない…” という方は聴講のみでもご参加いただけますよ。
当日は会場にアンドビジョンスタッフが待機しておりますので、
留学や受験に関する相談も随時受け付けます♪
早い段階で定員になることが予想されますので、お申し込みはお早めにどうぞ☆
◇◇◇◇語学レッスン◇◇◇
アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。先生はもちろん
各国のネイティブスピーカー。レッスン時間や内容は、すべてあなたに合わせて、
フレキシブルに更可能。ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます!実際、
留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、語学をあげられます。
100%音楽に集中するために、語学の準備はしっかりと!
http://www.andvision.net/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
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【6】特別プログラム情報
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◆ ジャン・フェランディス/エコールノルマル音楽院教授/フルートレッスン
「まずは音楽から。技術は後からついてくる」と言うエコール・ノルマル音楽院教授に教わる、音楽の心。
http://www.andvision.net/country/europe/france/399-jean-ferrandis-flute-lesson.html
◆ ジャン=イヴ・フルモー/セルジー・ポントワーズ地方音楽院教授/サクソフォンレッスン
ベルリン・フィルにソロで招かれ、インディアナ大学客員教授も務める、人気&実力ともにNo.1の呼び声高い先生のレッスンを受ける、絶好の機会が到来。
http://www.andvision.net/country/europe/france/416-jean-yves-fourmeau-saxophone-lesson.html
◆ マルク・コペイ/パリ国立高等音楽院教授/チェロレッスン
早くも「現代屈指のチェリスト」と噂される名手マルク・コペイ。メニューインもロストロポーヴィチも認めた才能に直接触れよう。
http://www.andvision.net/country/europe/france/416-jean-yves-fourmeau-saxophone-lesson.html
上記以外にもさまざまな楽器でプログラムをご用意しています!目的に合わせて
フレキシブルなアレンジが可能ですので、詳しくはHPをご覧ください。
http://www.andvision.net/country/europe/france/409-marc-coppey-cello-lesson.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
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【7】編集後記
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気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆
皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜)
メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!!
HPから登録できるので、やってみてくださいね!
http://www.andvision.net/
それでは、また来週〜☆
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【8】次回予告
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次回のメルマガは、
10月28日(火)発行予定です。
お楽しみに!p(^^)q
音楽留学アンドビジョン【冬〜春の講習会特集&海外音大日本入試 vol.323. 2014-10-14 04:00:00】
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【1】ごあいさつ&ご案内
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様
こんにちは!アンドビジョンのです♪
10月も中旬に入り、秋らしくなってきましたね!
そろそろ今年の冬の予定も決め始めたい時期ですよね♪
さて、今週もいろいろな情報をお伝えしていきます!!
まずは、東京で受験可能な海外音楽学校のご案内です♪
◇英国王立音楽大学 (RCM)
超一流の講師陣と学校施設で、あなたの才能を最大限引き出そう!
CUKASで申し込み済みの方は、東京での受験が可能です♪
【日程】2014年11月7日(金)
【場所】松尾ホール
http://www.andvision.net/major/706-royal-college-of-music-rcm.html
◇パトリック・ジグマノフスキーピアノマスタークラス in Tokyo & パリ・エコールノルマル音楽院ピアノ科ジグマノフスキークラスオーディション
フランス流の洗練されたセンスを受け継ぎ、ドイツ流の演奏哲学を学んで、独自のスタイルを確立した先生です。
【マスタークラス日程】2014年12月18日(木)〜22日(月)
【オーディション日程】2014年12月23日(祝・火)
【場所】東京(音楽サロン)
*レッスン受講者で、かつ、エコールノルマル音楽院ジグマノフスキークラス希望者の方の限定オーディションです!
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/5726-patrick-zygmanowski-piano-masterclass-and-audition.html
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【2】 留学説明会情報
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー
下記の日程で国ごとの留学説明会を行っております!
各国の留学の一般的情報や手続きのタイミング、ビザ取得までの流れなど、
専門カウンセラーに聞くチャンスです♪
♪フランス留学説明会 10月 15日 (水) 19:00〜
♪オーストリア留学説明会 10月22日(水) 19:00〜
♪オーストリア冬期講習説明会 10月29日(水) 19:00〜
また、来年1月には名古屋と大阪でも説明会を予定しております!
♪名古屋会場 2015年1月10日(土)10:00〜20:00 名古屋市中小企業振興会館4階 会議室
♪大阪会場 2015年1月11日(日)10:00〜20:00 ドーンセンター 4階 小会議室
※名古屋、大阪の説明会は完全予約制となっております。ご希望の時間帯をお知らせください♪
説明会以外にも個別のカウンセリングも行っておりますので、お気軽にどうぞ。
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【3】 講習会情報
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今週は、2014年末〜15年2月頃の講習会情報を5本まとめてお届けします☆
夏より航空券も安いのでおすすめです!
◆ウィーン冬期音楽講習会/Vienna Winter Master class
クリスマスからニューイヤーに向けて、素敵にわき立つウィーンの街で、最高峰の名門ウィーン国立音楽大学の教授陣中心の講習会が開かれます。
【期間】2014年12月27日(土)〜2015年1月3日(土)
※〆切:2014年11月25日
http://www.andvision.net/program/course/winter-course/1181-vienna-winter-master-class.html
◆タチアナ・マスレンコ国際ヴィオラマスタークラス
CDなどで日本でもお馴染みの世界的ヴィオラ・ソリスト、タチアナ・マスレンコの講座が、ドイツ・ライプツィヒ音楽大学で開かれます。
【期間】2015年2月8日〜2月13日
※〆切:2015年1月20日
http://www.andvision.net/genre/classical/1168-international-masterclass-for-viola-with-tatjana-masurenko.html
◆ウィーン国際音楽ゼミナール春期講習会
ウィーン国立音楽大学内で行なわれる、ピアノ、ヴァイオリン、フルート、クラリネット、サクソフォン、声楽の講習会です。
【期間】2015年2月16日〜2月25日
※〆切:2015年1月11日
http://www.andvision.net/program/course/spring-course/1165-wiener-musikseminar-winter.html
◆コレクティブ講習会
N.Y.の人気校が開催する講習会。講師陣にはグラミー賞受賞アーティストも。
【期間】2014年12月1日-12月19日(2015年の日程は下記リンクをご参照ください)
※〆切:定員になるまで
http://www.andvision.net/program/course/winter-course/472-the-collective.html
◆グラーツ春期現代音楽講習会
世界屈指の現代音楽アンサンブル、クラングフォーラム・ウィーンのメンバーとその創設者が中心となった講師陣が魅力。作曲、楽器演奏と、声楽のコースがあります。
【期間】2015年2月13日〜2月25日
※〆切:定員に達するまで
※ただし、11月中旬頃には一杯になります。
http://www.andvision.net/program/course/spring-course/1245-impuls-international-ensemble-academy-for-contemporary-music.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
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【4】学校情報
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学校情報はグラーツをご紹介します☆
◆グラーツ国立音楽大学
(Universitaet fuer Musik und darstellende Kunst Graz)
細分化されたコース、伝統音楽と現代音楽の良さを重視したカリキュラム、充実した留学生プログラム。学生に必要なものを全て揃えた音楽大学。
http://www.andvision.net/major/761-universitaet-fuer-musik-und-darstellende-kunst-graz.html
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【5】国内レッスン情報
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☆今週のピックアップ☆
◆ ステファン・モラー/オーストリア・ウィーン国立音楽大学教授/ピアノ公開レッスン
ウィーン国際ピアニスト連盟や、オーストリア音楽協会の幹部として若手育成に力を注ぐ、ウィーン国立音楽大学教授が、東京・神奈川で直接指導。
2014年12月21(日)、23日(火・祝)
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/1012-stephan-moeller-piano-masterclass.html
そのほかにもたくさんの情報をご用意しております。詳しくはHPへ。
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan.html
“受講はまだ自信ない…” という方は聴講のみでもご参加いただけますよ。
当日は会場にアンドビジョンスタッフが待機しておりますので、
留学や受験に関する相談も随時受け付けます♪
早い段階で定員になることが予想されますので、お申し込みはお早めにどうぞ☆
◇◇◇◇語学レッスン◇◇◇
アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。先生はもちろん
各国のネイティブスピーカー。レッスン時間や内容は、すべてあなたに合わせて、
フレキシブルに更可能。ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます!実際、
留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、語学をあげられます。
100%音楽に集中するために、語学の準備はしっかりと!
http://www.andvision.net/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
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までご連絡ください!
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【6】特別プログラム情報
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◆ ビリー・ミッチェル/ジャズピアニスト/弾き語り・ジャズピアノレッスン
ビルボードトップ10に入る、 ジャズ・ブルースの大御所。彼に師事したいがために渡米する生徒も多い、人気の先生です。
http://www.andvision.net/country/america/1-mrbilly-mitchell-piano-lesson.html
上記以外にもさまざまな楽器でプログラムをご用意しています!目的に合わせて
フレキシブルなアレンジが可能ですので、詳しくはHPをご覧ください。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
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までご連絡ください!
ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【7】編集後記
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気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆
皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜)
メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!!
HPから登録できるので、やってみてくださいね!
http://www.andvision.net/
それでは、また来週〜☆
ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【8】次回予告
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー
次回のメルマガは、
10月21日(火)発行予定です。
お楽しみに!p(^^)q
音楽留学アンドビジョン【ドイツ語圏留学&海外音大日本入試 vol.322. 2014-10-07 05:00:00】
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【1】ごあいさつ&ご案内
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様
こんにちは!アンドビジョンのです♪
10月に入ってますます秋っぽくなってきましたね。
皆さん、秋を満喫されていることと思います。
なんだか、外に出て散歩でもしてみたくなる季節ですが、
ヨーロッパなど、音楽の街を歩くというのも、また素敵な体験ではないでしょうか?
まずは、東京で受験可能な学校のご案内です。
◇英国王立音楽大学 (RCM)
超一流の講師陣と学校施設で、あなたの才能を最大限引き出そう!
東京での受験が可能です♪
http://www.andvision.net/major/706-royal-college-of-music-rcm.html
【日程】2014年11月7日(金)
【場所】松尾ホール
◇パトリック・ジグマノフスキーピアノマスタークラス in Tokyo & パリ・エコールノルマル音楽院ピアノ科ジグマノフスキークラスオーディション
フランス流の洗練されたセンスを受け継ぎ、ドイツ流の演奏哲学を学んで、独自のスタイルを確立した先生です。
【マスタークラス日程】2014年12月18日(木)〜22日(月)
【オーディション日程】2014年12月23日(祝・火)
【場所】東京(音楽サロン)
*レッスン受講者で、かつ、エコールノルマル音楽院ジグマノフスキークラス希望者の方の限定オーディションです!
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/5726-patrick-zygmanowski-piano-masterclass-and-audition.html
さて、今週もいろいろな情報をお伝えしていきます!!
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【2】 留学説明会情報
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下記の日程で国ごとの留学説明会を行っております!
各国の留学の一般的情報や手続きのタイミング、ビザ取得までの流れなど、
専門カウンセラーに聞くチャンスです♪
♪イタリア留学説明会 10月 8日(水) 19:00〜
♪フランス留学説明会 10月 15日 (水) 19:00〜
♪オーストリア留学説明会 10月22日(水) 19:00〜
♪オーストリア冬期講習説明会 10月29日(水) 19:00〜
*スケジュールが合わない方は無料の個別カウンセ リングもご利用下さい。
説明会以外にも個別のカウンセリングも行っておりますので、お気軽にどうぞ。
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【3】 講習会情報
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今週は、ウィーンの春期講習会情報をお届けします☆
◆ウィーン冬期音楽講習会/Vienna Winter Master class
クリスマスからニューイヤーに向けて、素敵にわき立つウィーンの街で、最高峰の名門ウィーン国立音楽大学の教授陣中心のピアノ、ヴァイオリン、フルート/ピッコロ、声楽、ピアノ伴奏の講習会が開かれます。
【期間】2014年12月27日(土)〜2015年1月3日(土)
http://www.andvision.net/program/course/1181-vienna-winter-master-class.html
◆ウィーン春期音楽講習会/Vienna Master Class in Spring
世界最高峰ウィーン国立音楽大学教授、ウィーン・コンセルヴァトリウム音楽大学教授、
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団、ウィーン交響楽団、現役歌手から、本場ウィーン音楽の楽しさを教わる1週間。
【期間】2015年3月1日(日)〜3月7日(土)
http://www.andvision.net/program/course/1164-vienna-master-class-in-spring.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
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【4】学校情報
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学校情報はドイツに特化しました☆
◆Universitaet der Kunste Berlin, Fakultaet Musik
ベルリン芸術大学音楽学部
※〆切:冬学期:3月31日、声楽は4月14日、学士ジャズは3月15日
夏学期:前年11月14日
http://www.andvision.net/country/europe/germany/704-universitaet-der-kuenste-berlin-udk.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
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【5】国内レッスン情報
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公開レッスン用のFaceBookページもあります!要チェック☆
https://www.facebook.com/masterclassjapan
☆今週のピックアップ☆
◆ヴァネッサ・ラターシュ/英国王立音楽大学主任教授/ピアノ公開レッスン
【日程】 2014年11月8日(土)
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/5722-vanessa-latarche-masterclass.html
イギリス、その他ヨーロッパ留学を考えている方は、日本にいたまま留学のトライアルとなります。ヨーロッパへの留学の可能性を考えてください。
そのほかにもたくさんの情報をご用意しております。詳しくはHPへ。
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan.html
“受講はまだ自信ない…” という方は聴講のみでもご参加いただけますよ。
当日は会場にアンドビジョンスタッフが待機しておりますので、
留学や受験に関する相談も随時受け付けます♪
早い段階で定員になることが予想されますので、お申し込みはお早めにどうぞ☆
◇◇◇◇語学レッスン◇◇◇
アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。先生はもちろん
各国のネイティブスピーカー。レッスン時間や内容は、すべてあなたに合わせて、
フレキシブルに更可能。ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます!実際、
留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、語学をあげられます。
100%音楽に集中するために、語学の準備はしっかりと!
http://www.andvision.net/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
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【6】特別プログラム情報
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◆ フォルカー・バンフィールド/ハンブルグ音楽大学元副校長/ピアノレッスン
コンサートはもちろん、CDでも大活躍して来たフォルカー・バンフィールド教授。プライベートで教わるチャンスが到来。
http://www.andvision.net/country/europe/germany/290-volker-banfield-piano-lesson.html
上記以外にもさまざまな楽器でプログラムをご用意しています!目的に合わせて
フレキシブルなアレンジが可能ですので、詳しくはHPをご覧ください。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
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【7】編集後記
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気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆
皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪
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そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜)
メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!!
HPから登録できるので、やってみてくださいね!
http://www.andvision.net/
それでは、また来週〜☆
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【8】次回予告
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次回のメルマガは、
10月14日(火)発行予定です。
お楽しみに!p(^^)q