音楽留学アンドビジョン【オーストリア留学情報vol.343. 2015-02-05 04:00:00】
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【1】ごあいさつ&ご案内
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様
こんにちは!アンドビジョンのです♪
2015年に入ってから、あっという間に1ヵ月が過ぎてしまいました。
寒さはまだまだ厳しく、春が恋しくなりますね。学生の方はもう春休みの方も
いらっしゃるのでしょうか?
さて、今週もいろいろな情報をお伝えしていきます!!
今回はプレゼントのご案内もございます♪ 最後までお読みくださいね♪
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【2】 留学説明会情報
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下記の日程で国ごとの留学説明会を行っております!
各国の留学の一般的情報や手続きのタイミング、ビザ取得までの流れなど、
専門カウンセラーに聞くチャンスです♪
♪ フランス 留学説明会 2月4日(水) 19:00〜
♪ ドイツ 留学説明会 2月18日(水) 19:00〜
♪ ハンガリー・チェコ 留学説明会 2月25日(水) 19:00〜
説明会以外にも個別のカウンセリングも行っておりますので、お気軽にどうぞ。
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【3】 講習会情報
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今週は、オーストリアの春期講習会情報をお届けします☆
来年のご予定を考えられる際に是非ご検討ください!
◆ウィーン春期音楽講習会
ウィーンへの留学前の入試対策や、コンクールやコンサート、または本場の音楽によるレベルアップをご希望の方のための講習会を開催。各コース8名の限定人数だけ受講です。
【期間】2015年3月1日(日)〜3月7日(土)
※〆切:2015年1月26日(月)
http://www.andvision.net/country/europe/austria/1164-vienna-master-class-in-spring.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
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【4】学校情報
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学校情報もオーストリアに特化しました☆
◆リヒャルト・ワーグナー音楽院
Richard Wagner Konservatorium
※〆切:第一次締切:2015年2月15日(ビデオオーディション)
各オーディション開催日の2週間前
コース・専攻によって条件は異なります。詳細はアンドビジョンカウンセラーまでお問い合わせください。
http://www.andvision.net/country/europe/austria/6443-richard-wagner-konservatorium.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
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までご連絡ください!
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【5】国内レッスン情報
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公開レッスン用のFaceBookページもあります!要チェック☆
https://www.facebook.com/masterclassjapan
☆今週のピックアップ☆
◆ ベルンハルト・パルツ/オーストリア・ウィーンコンセルヴァトリウム私立音大教授/ピアノ公開レッスン
2015年4月2日(木)に東京で開講
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/1040-bernhard-parz-piano-masterclass.html
そのほかにもたくさんの情報をご用意しております。詳しくはHPへ。
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan.html
“受講はまだ自信ない…” という方は聴講のみでもご参加いただけますよ。
当日は会場にアンドビジョンスタッフが待機しておりますので、
留学や受験に関する相談も随時受け付けます♪
早い段階で定員になることが予想されますので、お申し込みはお早めにどうぞ☆
◇◇◇◇語学レッスン◇◇◇
アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。先生はもちろん
各国のネイティブスピーカー。レッスン時間や内容は、すべてあなたに合わせて、
フレキシブルに更可能。ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます!実際、
留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、語学をあげられます。
100%音楽に集中するために、語学の準備はしっかりと!
http://www.andvision.net/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
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【6】特別プログラム情報
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◆ヤン・ゴットリーブ・イラチェック/ウィーン国立音楽大学教授/ピアノレッスン
多くのコンクール入賞歴とステージキャリアが認められ、若手ながら、名門ウィーン国立音大に教授として迎えられた大物に教わろう。
http://www.andvision.net/country/europe/austria/119-jan-g-jiracek-von-arnim-piano-lesson.html
上記以外にもさまざまな楽器でプログラムをご用意しています!目的に合わせて
フレキシブルなアレンジが可能ですので、詳しくはHPをご覧ください。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
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までご連絡ください!
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【7】編集後記
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★☆プレゼントのお知らせ☆★
毎年人気の夏期講習「ムジークアルプ夏期国際音楽アカデミー」に参加されるパスカル・ドゥヴァイヨン先生&村田理夏子先生のピアノデュオリサイタルのペアチケットが抽選2組に当たります!
♪日時:2015年4月4日(土)18時30分開演予定♪
♪会場:東京文化会館小ホール♪
☆ご興味のある方はこのメールに「ピアノデュオリサイタルチケット希望」とご返信ください!ご応募はお早めに!!
ムジークアルプ夏期国際音楽アカデミーの情報も要チェック:
http://www.andvision.net/genre/491-musicalp.html
★☆★☆★☆★☆
気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆
皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪
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そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜)
メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!!
HPから登録できるので、やってみてくださいね!
http://www.andvision.net/
それでは、また来週〜☆
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【8】次回予告
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次回のメルマガは、
2月10日(火)発行予定です。
お楽しみに!p(^^)q
朴慶順さん/ロシア国立・エカテリンブルグ・オペラ・バレエ・アカデミー/ロシア
7才からクラシックバレエを始め12才の時にRCBA(ロシア・クラシック・バレエ・アカデミー)に通い始める。
高橋晃子、ガリーナ・シュリャーピナに師事。
第二回エデュケーショナル・バレエ・コンペティション、ジュニアAの部第6位
栃木にて開催される第14回ロシア国立ワガノワバレエアカデミー・オーディションに合格。三年間学ぶ。
イリーナ・シトニコワに師事。
2011年第19回全国バレエコンクールin nagoya シニア部門第三位。
2012年6月卒業。同年9月にウクライナ国立オデッサ・オペラ・バレエ・アカデミー入団。キトリの友人(ドンキホーテ)、青い鳥パ・ド・ドゥ(眠れる森の美女),影のトリオ(バヤデルカ)チャイコフスキーパ・ド・ドゥ、などを踊り半年後日本に一時帰国。
2013年8月ロシア国立・エカテリンブルグ・オペラ・バレエ・アカデミーにソリストとして入団。
-初めに朴さんのご留学されてからの経歴を簡単にお話頂けますでしょうか?
2009年に栃木のワガノワのオーディションを受けて、それで高校2年生の9月から3年間ワガノワに留学しました。
そこからは、一度ウクライナのオデッサの国立の劇場で働いたんですけれども、ビザの関係で半年しか働けなくて、一度日本に帰りました。そして、去年(2013年)今働いている所に入り、エカテリンブルクの劇場で働いています。
-栃木のオーディションと仰いましたが、ご出身は?
出身は奈良です。栃木県が毎年主催しているオーディションを受けました。
-栃木でお受けになったオーディションは、どういった内容でしたか?
バーとセンター、二次までいった人はバリエーションを見ていただきました。バリエーションは、「眠れる森の美女」のオーロラ三幕を踊りました。
合格者はその後に説明会に参加しました。
-審査員の方というのは、どれぐらいいらっしゃったのですか?
審査員の先生は2名来られました。
1人は低学年の子達を教える先生で、もう1人は高学年(最終学年)を教えている先生が来られたんですけれども、私はその審査員だった先生のクラスに入れてもらえました。
-なんという先生ですか?その先生のクラスはどうでしたか?
イリーナ・シトニコア先生です。
クラスはよかったです。「日本人も自分の生徒」みたいな感じで凄いよく面倒みてくれて、普通の生活も凄いフレンドリーに関わってくれる先生だったので。
今はどうか分からないんですけれども、ワガノワとかに行くと、「日本人だから」とかそういうのがあって、あまり見てくれない先生もいるんですね。ロシアの国立のバレエ学校というのもあって、ロシア人を育成する学校なので、海外から来てる子達は勿論お金は払っているんですけど、先生達からすると、ロシア人を優先して見る、というのが少しあります。
イリーナ先生は、基本的に大事に日本人も見てくれて、みんなに愛される凄くいい先生でした。
-担当されるということは、普通のバレエクラスとその他ポアントとかも全部見てもらうという感じですか?
そうですね。一応、担任の先生は、基本はクラシックなのでそうなんですけれども、週に2回くらいの、キャラクターとかデュエットとかアクチュオール(演技指導)とか、そういう専門の科目は他の別の先生になります。
-ワガノワの学校はタイムスケジュールとしてはどういった形なのですか?
今はちょっと変わってるとは思うんですけど、基本ワガノワは、留学生は普通の学科は受けないという形で留学するんです。でも、他のロシア人とかは合間に学科があります。
朝は、基本クラシックから始まるんですけど、留学生の為にロシア語もあります。
それは毎日ではなくて、何年通ってるかによって回数が違ってきます。基本1年目は週4とかですね。それが、朝のクラシックの前にあったり後にあったりするんです。
午後はキャラクターダンスだったり、民族舞踊だったりとか、アクチュオールだったり、デュエットだったり、があります。
それが終わってからは、プラクチカというのがあって、5月にある留学生の為のエルミタージュの公演の練習する、リハーサル時間というのが18時ぐらいから夜に週3回ぐらいあったりします。週によって違いますが。
-18時位から何時まで練習していますか?
留学生の公演の練習は20時くらいまで、リハーサルは毎日ではないです。教室の数も限られているし、その他のクラスの練習時間とかも必要なので、週によっては全くなかったり、基本週3回ぐらいはあったかなという感じです。
-年に1度の5月の公演以外はなにか発表の機会はありましたか?
あります。マリンスキー劇場でロシア人を中心にやるので、出れる子と出れない子が出てくるんですが、外国人はほとんど出れないです。結構、厳しいです。
ワガノワは、学べる事も吸収する事も沢山多いけど、舞台に出て経験数を増やすというにはちょっと欠けてるかなと思います。見て何かを吸収するとか、練習して何かを吸収するとかそういうのはあるかもしれないんですけど、実際に舞台に出てみてとか公演の為の練習、というのは凄く少ないです。なので、みんな、自習とかして上手くなっていこうとか、留学したら「自分頑張ろ!」という向上心があるからこそ、上手くなるというのはありますね。
-留学生はどれくらいいらっしゃいましたか?また、日本人以外の外国の方は?
私がいた時は、日本人が13人位居たんですけど、最近もっと増えていて20人位は居るかなと思います。その時によって違うんですけど、アメリカ人がいたり韓国人がいたりイタリア人がいたりとか。でも、日本人程多くないです。
-先程、アクチュオール(演技指導)と仰いましたが、それはロシアの演劇メソッドを使うんですか?
違います。普通にバレエは踊ってお客さんに伝えたりするので、バレエの演目の中からそういう振りがある所を抜粋して先生が生徒に教えたりとかですね。
-モダンとかコンテンポラリーのクラスみたいなものはありますか?
あります。でも、ヨーロッパに比べたらちょっと少ないかな…。
-寮はどんな感じでしたか?自炊ですか?
寮は一応、留学生の寮とロシア人の寮が分かれていて、2人部屋です。
キッチンは共同です。ちょっと狭いとは思うんですけど普通に綺麗な所です。
食事は土日も含め3食付いています。
-出てくるお料理はどんな感じでしたか?
正直言うと、バレエのことを考えてないような普通の食事でした。結構、アバウトですね。ロシア料理です。だから、みんな食べなかったりとか調整してました。学費と一緒に食費も払っているので、毎月食券を貰えるんですけど、強制じゃないので、使っても使わなくてもいいという感じで、そこは自由ですね。
-これは美味しかった!とか、これはダメだった…とか特徴的な料理はありましたか?
基本何でも食べれたんで、あんまりないんですけど…ザピカンカというのがあって、それはカッテージチーズのチーズケーキ…まではいかないんですけど、そういう感じのオーブンで焼いたお菓子というかデザートがあって、それに練乳をかけて食べるのが私は凄く好きでした。
-美味しそうですね!
トゥシューズやバレエシューズ等は自分で街に出て購入するんですか?
そうですね。向こうは日本に比べて在庫も少ないし、お店も小さいんです。アメリカのメーカーとかは、ロシアでは輸入しづらいんですよ。ロシア人の子達は、インターネットとかで頼んでるとは思うんですけど、私は日本から持って行ったりとか、仕送りでEMSで送ってもらったりとかしてます。
-5月の公演はどういった演目をやりますか?
それは個人個人で違いますね。みんなで踊るというよりは、どちらかというと個人的な発表で、コンサートみたいな感じです。そのバリエーションだけ踊ったりとかパドドゥ踊ったりとか。
それするまでに、一応どういう公演構成になってるかとか、どういう風にみんなが踊っているかを試す、オーディションみたいなものがあって、ディレクターというか一番偉い先生が見て順番を決めます。練習しても、実際踊れない子もいたりするので、一度学校でそれがあってから、その公演があります。
-マリンスキー劇場であるロシア人の公演も同じような形式ですか?
そうですね。一応、エルミタージュの公演では、外国人留学生用の公演とロシア人の公演が2日間があるんですけど、それ以外にロシア人がマリンスキーでやる公演は、基本12月末から1月最初にかけて「くるみ割人形」の公演をワガノワの生徒達で全部やるのが毎年の恒例で、その後に、6月に卒業公演がマリンスキーあります。
-そういう公演を見に行かれてどうでした?劇場の中で踊る生徒さんの全体的な雰囲気やレベルは?
最終学年になると自分のクラスメイトが主役を踊ったりするので、そういうのは「頑張れ!」という風には思います。
-ロシアの方とはクラスは違うのですよね?
いえ、ワガノワは日本人クラスとかはないんですよ。あるクラスに、日本人が何人か入るという形式なんで、外国人のコースはないんです。外国人の公演はあるんですけれども、外国人クラスというのはなくて、ロシア人のクラスに混じって一緒にレッスンをするという感じです。
-パートナリングなんかでロシアの男の子達と組んでみて、日本の男性ダンサーと比べて何か特徴的に違う所はありましたか?
日本人の人とあまり組んだことがないので。でもやっぱり、自分の言葉で喋るという面では、日本人の方が分かりやすいですね。呼吸の感じとか、音の取り方とか、呼吸が合うというのはあります。日本人と組む方が合わせやすいというのはあります。
-日本でのバレエ指導方法やメソッドとワガノワでは違うところなどはありましたか?
私の場合は、小学校5年生ぐらいの時に、ロシアの教授法を持っている先生が日本に帰国されて、奈良でその方の教室にずっと通っていました。
メソッドというと国によってとか学校によってとか、ちょっと違ってくるんですけれど、その先生は、モスクワのボリショイの大学を卒業されたので、基礎というのはその先生の元でしっかり学べたとは思います。でも、ワガノワだからメソッドが全て同じというよりは、先生によって、先生は何を重視しているかというのは個人個人変わってきます。
-ケガをしたと伺ったのですが、具体的にはどういったケガをされたのですか?
ワガノワの1年目の時に、すぐに足首をケガしちゃって、それで1ヶ月ぐらい踊れなかったんですね。基本、あんまりケガしないんですけども、多分弱いのに無理したんだと思います。
ワガノワは坂なんですよ。床が真っ直ぐじゃなくて斜めで、それも慣れずに、担任の先生が最終学年を持っていたので、ちょっと難しかったので無理するというのもあったんだと思います。長く続けて行くには、適当な加減じゃなくて良い加減も大事かなと思いました。
-ケガをされてお休みされていた時は、現地の病院に通われたりしましたか?
はい、そうですね。
でもロシアは凄い不便なんで、日本じゃないと治せないんですね。
私も冬に1週間ぐらいだけ長く休ませてもらって、日本に治療しに帰りました。
ロシアだと、レントゲン撮って医者に見せるんですけれども、「これだったら休んだら治るよ」みたいな感じなんです。電気治療もあるんですけど、「効いてるのかな?」というのもあるんですよね。
-担任のイリーナ先生はそういった時どういったアドバイスをしてくださいましたか?
そうですね。1年目の時に凄いケガをしちゃって、自分の気持ちの中でも不安になったりとか、「1年目で1番下なのにどうしよう?」とか「サボってるとか思われたらどうしよう?」とかいう不安も凄いあったんですけど、でも先生は「痛かったら休んでいいんだよ」と言って、私が泣いちゃったりしたら、心配して家に連れて行ってくれて美味しいものをご馳走してくれたりしてくれたんです。凄くいい先生でした。
-週に4回ぐらいロシア語のレッスンがあると仰ってましたけど、大体どれぐらいで現地の言葉に慣れましたか?
留学生の寮とロシア人の寮が分かれてるというのが大きいと思うんですけど、 残念ながらワガノワは、最初はあんまり向こうの子も関わろうという風にはいかないんですよね。クラスによっても違うんですけど。
だから、私はバレエ団に入って、今働いてる所に最初来たとき、1人で知り合いもいなくて友達もいなくてという所からスタートしたので、日本人がいない方が上達は早いです。凄くいいバレエ団なのでそこから友達とかができましたし。
でも、学校時代は、分かる事は分かるんですけど、コミュニケーションを取る事が難しかったので、ちょっとワガノワでは難しいかなと感じます。他のロシアの学校のことを聞いていると、「もっと交流をしよう」とロシア人とかも関わってきてくれるんですけど、ワガノワの子達はちょっと違ったりもしました。今はどうか分からないんですけど、彼女達も「外人が来た」みたいな感じ目で見るんですね。でも、他のロシアの学校とかだったりすると、「(好意的に)日本人が来たの??」みたいな感じで言ってくれる学校や女の子達がいっぱいいる所もあったりします。
-お仕事を始められて、まず最初ウクライナに行ってビザの関係であまり長くはいられなかったと仰ってましたけど、ウクライナで仕事を始められて、ビザ以外のことで苦労された事は何かありますか?
仕事面ではやっぱり労働ビザが取れなかったことですね。ビザ以外と言われるとあまり浮かばないかなという感じなんですけど。やっぱり労働ビザというのが一番難しいです。
-今お仕事されている所のビザ申請は、結構すんなりいけた感じですか?
そうですね。ウクライナは今、情勢が悪いんです、前から法律がいい加減な感じもあったんですけど、法律が変わるとか変わらないとかの時に行ってしまったんで、労働ビザが取れないという形になって、それで今も外国人は全然働けてないんですけど。
そういうのがあって、その時にオーディション受けに一度ロシアに行ったんです、ロシアは大きい都市によってちょっとずつ法律が違うんです。でも国際部(ビザをやってくれる所)という所がしっかりしていたので、私の所はすんなりいけました。「ウクライナでなんでこんなに困ったんだろう?」というぐらいすんなりはいきました。
-今働いているバレエ団は外国人がどれぐらいいらっしゃるのですか?
私以外に日本人が1人働いてるだけですね。あとはウクライナ人が1人いますけど、ほとんどロシア人です。
-年間通して何公演ぐらいされているのですか?
基本、公演が週3回なんですよ。
でも、初演というのがあって、新しい公演をするとなると、5回連続公演とか。
あと、お正月になると、29日、30日、31日になると、朝・晩、朝・晩、朝・晩とか連続で続いたりとか、そういう感じになるので忙しい時は忙しいです。
-朝・晩というと?
朝は11時から、夜は18時から劇場で公演があって、それが3日続いたりとか。
それで1日休みで、また朝・晩、朝・晩という感じです。
-朝観に来るお客さんというのは学生さんですか?
そうですね。学生というよりは子供の為にという感じですね。バレエは映画を観る感覚でみんな来てくれるんで、日本とは感覚が違うんですよ。もちろんヨーロッパの文化だからというのもあるんですけども、やっぱり日本では、一般の方からしたらバレエ=芸術と繋がりにくいんですね。バレエ=ダンス(踊り)で終わっちゃうんですけど、こっちに来ると「芸術」になるから、オペラに行ったりとか、そういう文化が違うので、バレエ知らないお客さんとかも来るので、やっぱり子供が多かったりとかもします。
-どういった作品レパートリーで踊ってらっしゃるんですか?
純クラシックの「白鳥の湖」とか「くるみ割人形」とか「海賊」とか、普通のもあるんですけど、私のバレエ団は、芸術監督が振り付けたモダンっぽい作品を踊ったりとかもします。結構、ネオクラシック系、創作というのもあったりします。あと今、9月21日、22日に、ダンスプラットホールムというのがあって、それは1つのプロジェクトなんですけど、若手振付家が劇場に応募して、その募集で集められた振付家達が私達ダンサーに振り付けをして、何個か作品を見せるというモダンもあったり、ネオクラシックとかもあったりとかもしますね。
-団員は全部で何人ぐらいいらっしゃるのですか?
そこまで多くないですけど、たぶん70とか。少ない方だと思います。
多いとこはもっと多いです。多いとこは女の子だけで100人とかいます。大きいマリンスキーとかはそれぐらいいたりします。
-今はどのような所で生活されてますか?自炊ですか?
寮に住んでます。自炊です。
-ロシアでの生活に慣れてらっしゃるとは思うのですが、プロと学生時代も含めて、苦労をされたとこなどあったら教えてください。
苦労は凄いいろいろあるんですけど、「外国人だから」というそういう見方というのは一つやっぱりあります。「あなた達は別なのよ」みたいな感じで、ワガノワとか行くとやっぱりそういうのは感じましたね。街とかに行くと、言葉とかを喋っても快く聞き入れてくれる人もいれば、そうじゃない人もいるし、いろいろですね。一番大変なのは、何よりも住むとかビザとか、そういうとこが一番大変だったと思います。
-逆に、ロシアに来てよかったなというのはありますか?
海外の劇場で踊れるのもあるし、自分が目指している所の現地であるという事も一番ですし、人によって違うんですけど、私は海外でバレエをやっていくのが自分の精神的にも凄い楽です。
なんでかと言うと、日本にいるといろんな物が余計に見えてしまったりとか、いろんな人と関わるというのは凄く大事だと思うんですけど、その分いろんな楽しい物まで見えてしまうんですよ。やっぱりバレエというのは、日々の練習の積み重ねもあったりとか、遊べなかったりとか。それでも周りの人は勿論、それを支えてくれる人もいるけど、やっぱり分からない部分もあったりとかするんですね。
バレエというもの自体を分からない人も日本は多いじゃないですか。知っている人だけ凄い知っていると言うんですけど、周りの人はバレエと言ってもやっぱりクエスチョンというか、そこまで分からなかったりとかするので。
こっちに来れば、自分はバレエをしに来てるから、整った環境というのもあるし、外に出て「バレエやってます」と言ったら、「すごーい!」と良い風に見てくれるんですよ。自分の夢とか、やってる職業にとっては嬉しいですね。
-今後、ロシアに留学したい!というダンサーに、どういったアドバイスをされますか?
とりあえず1つは、諦めないことです。
私も凄いいろんな事があって、バレエ以外のことで悩む事も多かったし、両親とも離れててケガとかも勿論あるんですけど、そこで「諦めたい」と思う事は沢山あると思うんです。でも、諦めてしまうと、そこまでなんですよね。諦めないで、ずっと気持ちを持ち続けていると、きっとどこかで叶うんじゃないかなと私は思います。
夢を叶えるとか、夢を追うとかは多分凄い難しいと思うんですけど、私もやっとプロのバレエダンサーになれましたが、気持ちの中ではずっと夢を追い続けたいなと思います。「夢が叶った!」となってしまうと、そこで終わってしまうので。こういう職業をやっていくには、ずっと前を向いて進んで行かないといけないので。
-諦めずに戦い続けなくては、と?
はい、そうですね。
落ち込む事もあるんですけど、周りの人が支えてくれたりとかで、また元気になって頑張れたりするので、人に対する感謝とか、そういう気持ちも学んでくると思います。
一番大事なことは、自分がもしそういう環境にあったら、環境が合わなくて場所を変えてしまうとか、一度日本に帰ってしまうとか、いろんな状況があると思うんですけど、それは一個の過程なので、もし自分が「夢を叶えたい」というのがあるんだったら、諦めず時期を待って、というのは大事かなと思います。
プロのダンサーとかも、すぐ夢を叶えたりとかプリマ主役踊れたりとかはしてないと思うので、それは、雑誌とか取材とかではいい所だけを見せてるだけで、本当は苦労してると思うので、やっぱり諦めない事が一番大事ですね。あと、日々の努力ですね。
-素晴らしいですね!本日は有り難うございました。これから留学する方々の参考になったと思います。
音楽留学アンドビジョン【国内レッスン間近!カール・バート特集】 vol.342. 2015-01-27 04:00:00】
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【1】ごあいさつ&ご案内
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様
こんにちは!アンドビジョンのです♪
冬も残すところ約一カ月となりましたね。
春に向けて気分も一転し、留学のことなども考えてみませんか?
さて、今週もいろいろな情報をお伝えしていきます!!
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【特集】国内レッスン間近!!カール・バートレッスン情報!!
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コンサートピアニストとして世界的に活躍し、コンクールの審査員も務める
ウィーン・コンセルヴァトリウム私立音楽大学教授。
アンドビジョンのお客様からの人気も高いカール・バート教授のレッスンを
ウィーンに行かずに受講できるまたとないチャンスです。
ぜひこの機会をお見逃しないように!
【国内公開レッスン】
カール・バート教授のレッスンが日本で受けられます!
◆ カール・バート/オーストリア・ウィーンコンセルヴァトリウム私立音楽大学教授/ピアノ公開レッスン
2015年2月5日(木)
http://www.andvision.net/major/1032-karl-barth-piano-masterclass.html
◆ 本場ウィーンで彼の指導を受けてみたい方はこちらへどうぞ♪
http://www.andvision.net/major/129-karl-barth-piano-lesson.html
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【2】 留学説明会情報
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下記の日程で国ごとの留学説明会を行っております!
各国の留学の一般的情報や手続きのタイミング、ビザ取得までの流れなど、
専門カウンセラーに聞くチャンスです♪
♪ アメリカ 留学説明会 1月28日(水) 19:00〜
♪ フランス 留学説明会 2月4日(水) 19:00〜
♪ ドイツ 留学説明会 2月18日(水) 19:00〜
♪ ハンガリー・チェコ 留学説明会 2月25日(水) 19:00〜
♪ 夏期講習説明会/アメリカ編 3月4日(水) 19:00〜
♪ フランス 留学説明会 3月11日(水) 19:00〜
♪ 夏期講習説明会/ヨーロッパ編 3月18日(水) 19:00〜
♪ イタリア 留学説明会 3月25日(水) 19:00〜
説明会以外にも個別のカウンセリングも行っておりますので、お気軽にどうぞ。
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【3】 講習会情報
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今週は、イタリアの夏期講習会情報をお届けします☆
◆キジアーナ音楽院夏期マスタークラス
クラシック界のスターたちが、イタリア・シエナの宮殿で開くマスタークラス。
サルヴァトーレ・アッカルド、パトリック・ガロア、一度は耳にしたことのある大物アーティストたちが、講師陣に名を連ねる。
【期間】2015年7月3日〜8月30日
http://www.andvision.net/country/europe/italy/503-accademia-musicale-chigiana.html
資料のご請求、ご質問などある方は
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【4】学校情報
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学校情報もイタリアに特化しました☆
◆ミラノ音楽院 "G. ヴェルディ"
Conservatorio di musica G.Verd di Milano
http://www.andvision.net/program/conservatory/862-conservatorio-di-musica-gverd-di-milano.html
資料のご請求、ご質問などある方は
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【5】国内レッスン情報
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https://www.facebook.com/masterclassjapan
☆今週のピックアップ☆
◆ デルフォ・メニクッチ/イタリア国立ミラノヴェルディ音楽院教授/声楽公開レッスン
2015年3月15日(日)〜16日(月)
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/1041-delfo-menicucci-vocal-masterclass.html
そのほかにもたくさんの情報をご用意しております。詳しくはHPへ。
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan.html
“受講はまだ自信ない…” という方は聴講のみでもご参加いただけますよ。
当日は会場にアンドビジョンスタッフが待機しておりますので、
留学や受験に関する相談も随時受け付けます♪
早い段階で定員になることが予想されますので、お申し込みはお早めにどうぞ☆
◇◇◇◇語学レッスン◇◇◇
アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。先生はもちろん
各国のネイティブスピーカー。レッスン時間や内容は、すべてあなたに合わせて、
フレキシブルに更可能。ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます!実際、
留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、語学をあげられます。
100%音楽に集中するために、語学の準備はしっかりと!
http://www.andvision.net/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
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までご連絡ください!
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【6】特別プログラム情報
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◆ マッシモ・デ・ボンフィス/ローマ・サンタチェチーリア音楽院教授/ヴァイオリンレッスン
コンクール審査も多い、 サンタチェチーリア音楽院教授。
数多くの著名コンクールで審査するマッシモ・デ・ボンフィス教授から習う、フランス・ベルギー流。上位入賞だって夢じゃない。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program/110-massimo-de-bonfils-violin-lesson.html
上記以外にもさまざまな楽器でプログラムをご用意しています!目的に合わせて
フレキシブルなアレンジが可能ですので、詳しくはHPをご覧ください。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
までご連絡ください!
ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【7】編集後記
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー
気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆
皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪
MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜)
メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!!
HPから登録できるので、やってみてくださいね!
http://www.andvision.net/
それでは、また来週〜☆
ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【8】次回予告
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー
次回のメルマガは、
2月3日(火)発行予定です。
お楽しみに!p(^^)q
音楽留学アンドビジョン【アメリカ留学情報 vol.340. 2015-01-20 04:00:00】
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【1】ごあいさつ&ご案内
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様
こんにちは!アンドビジョンのです♪
1月も後半に入りましたね!毎日寒いですが、体調など崩されていませんか?
あまり外に出たくないこの季節、部屋の中で留学のプランを練るというのも、
1つの楽しみ方ではにあでしょうか?
さて、今週もいろいろな情報をお伝えしていきます!!
ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【2】 留学説明会情報
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー
下記の日程で国ごとの留学説明会を行っております!
各国の留学の一般的情報や手続きのタイミング、ビザ取得までの流れなど、
専門カウンセラーに聞くチャンスです♪
♪ オーストリア 留学説明会 1月21日(水) 19:00〜
♪ アメリカ 留学説明会 1月28日(水) 19:00〜
♪ フランス 留学説明会 2月4日(水) 19:00〜
♪ ドイツ 留学説明会 2月18日(水) 19:00〜
♪ ハンガリー・チェコ 留学説明会 2月25日(水) 19:00〜
説明会以外にも個別のカウンセリングも行っておりますので、お気軽にどうぞ。
ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【3】 講習会情報
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今週は、アメリカのニューヨークジャズアカデミーサマーコースの情報をお届けします☆
◆ニューヨークジャズアカデミーサマーコース
ニューヨークで人気の夏期ジャズ講習会。レッスン、クラス、ワークショップ、アンサンブルなどを通じて、きらりと光るジャズのエッセンスを学びます。
【期間】2015年6月29日〜8月28日
※〆切:第一次締切:2015年1月28日 第二次締切:満席になるまで
http://www.andvision.net/country/america/usa/579-new-york-jazz-academy-summer-course.html
資料のご請求、ご質問などある方は
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【4】学校情報
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学校情報もアメリカに特化しました☆
◆シンシナティ大学コンサーヴァトリー・オブ・ミュージック学部
University of Cincinnati College-Conservatory of Music
※〆切:学士:12月初旬
http://www.andvision.net/country/america/usa/5882-the-university-of-cincinnati-college-conservatory-of-music-ccm.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
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【5】国内レッスン情報
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー
公開レッスン用のFaceBookページもあります!要チェック☆
https://www.facebook.com/masterclassjapan
☆今週のピックアップ☆
◆ コリン・ストーン/英国王立音楽院教授・王立ノーザン音楽大学教授/ピアノ公開レッスン
ソロはもちろん、トリオやコンチェルトでも第一線で活躍中のコリン・ストーンが来日!日本でレッスンを受けるチャンスです!
2015年4月11日(土)
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/1023-colin-stone-piano-masterclass.html
そのほかにもたくさんの情報をご用意しております。詳しくはHPへ。
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan.html
“受講はまだ自信ない…” という方は聴講のみでもご参加いただけますよ。
当日は会場にアンドビジョンスタッフが待機しておりますので、
留学や受験に関する相談も随時受け付けます♪
早い段階で定員になることが予想されますので、お申し込みはお早めにどうぞ☆
◇◇◇◇語学レッスン◇◇◇
アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。先生はもちろん
各国のネイティブスピーカー。レッスン時間や内容は、すべてあなたに合わせて、
フレキシブルに更可能。ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます!実際、
留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、語学をあげられます。
100%音楽に集中するために、語学の準備はしっかりと!
http://www.andvision.net/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
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【6】特別プログラム情報
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◆ アン・ペッカム/バークリー音楽大学教授/ボーカルレッスン
バークリー音楽大学ボイス科で、最も大切な必須コースを担当するペッカム教授が、声にオールラウンドな力をつけてくれます。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program/private-lesson/54-anne-peckham-vocal-lesson.html
上記以外にもさまざまな楽器でプログラムをご用意しています!目的に合わせて
フレキシブルなアレンジが可能ですので、詳しくはHPをご覧ください。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program.html
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TEL:03-3278-3450
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【7】編集後記
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気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆
皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪
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【8】次回予告
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー
次回のメルマガは、
1月27日(火)発行予定です。
お楽しみに!p(^^)q
音楽留学アンドビジョン【ドイツ留学情報 vol.339. 2015-01-13 04:00:00】
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【1】ごあいさつ&ご案内
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様
こんにちは!アンドビジョンのです♪
2015年のスタートですが、いかがお過ごしでしょうか?
1月は、新しいことを始める、良い時期だと思いますので、
留学や、海外でのレッスンなど、検討されてみては、どうでしょうか?
さて、今週もいろいろな情報をお伝えしていきます!!
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【2】 留学説明会情報
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー
下記の日程で国ごとの留学説明会を行っております!
各国の留学の一般的情報や手続きのタイミング、ビザ取得までの流れなど、
専門カウンセラーに聞くチャンスです♪
♪ オーストリア 留学説明会 1月21日(水) 19:00〜
♪ アメリカ 留学説明会 1月28日(水) 19:00〜
♪ フランス 留学説明会 2月4日(水) 19:00〜
♪ ドイツ 留学説明会 2月18日(水) 19:00〜
♪ ハンガリー・チェコ 留学説明会 2月25日(水) 19:00〜
説明会以外にも個別のカウンセリングも行っておりますので、お気軽にどうぞ。
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【3】 講習会情報
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今週は、ドイツのオクセンハウゼンマスタークラスの情報をお届けします☆
◆オクセンハウゼンマスタークラス
ドイツを中心とした著名音大教授や現役ミュージシャンたちが、楽器奏者、歌手、作曲家を対象にして、
目標をはっきり絞った集中的なマスタークラスとワークショップを開講します。
3月から9月まで、年間を通して開催される講習会です。
専攻:ピアノ、ヴァイオリン、声楽、トランッペット、トロンボーン、古楽、オルガン、作曲、ピアノデュオ、室内楽
【期間】2015年3月23日〜9月12日
※〆切:専攻によって締切が異なりますので、詳しくは弊社までお問い合わせ下さい。
http://www.andvision.net/program/course/470-landesakademie-ochsenhausen.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
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【4】学校情報
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学校情報もドイツに特化しました☆
◆ベルリン芸術大学
Universitaet der Kuenste Berlin
※〆切:冬学期:3月31日、声楽は4月14日、学士ジャズは3月15日
夏学期:前年11月14日
http://www.andvision.net/country/europe/germany/704-universitaet-der-kuenste-berlin-udk.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
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【5】国内レッスン情報
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公開レッスン用のFaceBookページもあります!要チェック☆
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☆今週のピックアップ☆
◆カール・バート/オーストリア・ウィーンコンセルヴァトリウム私立音楽大学教授/ピアノ公開レッスン
2015年2月5日の1日限定!
気さくなカール・バート教授は、ウィーンあるいはヨーロッパの音楽を伝えるべく日本のみなさんと様々な音楽を共有したいと願っています。特別にレベルや年齢を問わずどなたでもレッスンを受講していただけます。アマチュアからプロの方まで、子供から大人までふるってご参加ください。
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/1032-karl-barth-piano-masterclass.html
そのほかにもたくさんの情報をご用意しております。詳しくはHPへ。
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan.html
“受講はまだ自信ない…” という方は聴講のみでもご参加いただけますよ。
当日は会場にアンドビジョンスタッフが待機しておりますので、
留学や受験に関する相談も随時受け付けます♪
早い段階で定員になることが予想されますので、お申し込みはお早めにどうぞ☆
◇◇◇◇語学レッスン◇◇◇
アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。先生はもちろん
各国のネイティブスピーカー。レッスン時間や内容は、すべてあなたに合わせて、
フレキシブルに更可能。ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます!実際、
留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、語学をあげられます。
100%音楽に集中するために、語学の準備はしっかりと!
http://www.andvision.net/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
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【6】特別プログラム情報
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◆ フォルカー・バンフィールド/ハンブルグ音楽大学元副校長/ピアノレッスン
コンサートはもちろん、CDでも大活躍して来たフォルカー・バンフィールド教授。プライベートで教わるチャンスです!
http://www.andvision.net/country/europe/germany/290-volker-banfield-piano-lesson.html
上記以外にもさまざまな楽器でプログラムをご用意しています!目的に合わせて
フレキシブルなアレンジが可能ですので、詳しくはHPをご覧ください。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
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までご連絡ください!
ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【7】編集後記
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気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆
皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪
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そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜)
メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!!
HPから登録できるので、やってみてくださいね!
http://www.andvision.net/
それでは、また来週〜☆
ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【8】次回予告
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー
次回のメルマガは、
1月20日(火)発行予定です。
お楽しみに!p(^^)q
音楽留学アンドビジョン【ヨーロッパ留学情報 vol.338. 2015-01-06 06:30:00】
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【1】ごあいさつ&ご案内
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様
こんにちは!アンドビジョンのです♪
新しい年になってから早くも1週間が経ちますね。
みなさん、2015年の計画は立てられましたか?
今週も新しい情報満載ですので、ご参考にして頂けると幸いです!
ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【2】 留学説明会情報
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー
下記の日程で国ごとの留学説明会を行っております!
各国の留学の一般的情報や手続きのタイミング、ビザ取得までの流れなど、
専門カウンセラーに聞くチャンスです♪
♪ オーストリア 留学説明会 1月21日(水) 19:00〜
♪ アメリカ 留学説明会 1月28日(水) 19:00〜
♪ フランス 留学説明会 2月4日(水) 19:00〜
♪ ドイツ 留学説明会 2月18日(水) 19:00〜
♪ ハンガリー・チェコ 留学説明会 2月25日(水) 19:00〜
□■□■□■【名古屋・大阪】説明会も開催!!□■□■□■
【名古屋会場】
◆日時:1月10日(土)10〜20時予定
※完全予約制/個別相談会
◆会場
名古屋市中小企業振興会館 4階 会議室
〒464-0856 名古屋市千種区吹上二丁目6番3号
※地下鉄桜通線「吹上駅」下車徒歩5分程度
--------------------------------------------
【大阪会場】
◆日時:1月11日(日)10〜20時予定
※完全予約制/個別相談会
◆会場
ドーンセンター 4階 小会議室
〒540-0008 大阪市中央区大手前1丁目3番49号
※京阪「天満橋」駅より約350m
※地下鉄谷町線「天満橋」駅より約350m
※JR東西線「大阪城北詰」駅下車より約550m
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説明会以外にも個別のカウンセリングも行っておりますので、お気軽にどうぞ。
ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【3】 講習会情報
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今週は、非常に人気が高いウィーン春期音楽講習会の情報をお届けします☆
◆ウィーン春期音楽講習会
冬期版も大変ご好評を頂きました講習会を、春期も実施いたします!
ウィーンへの留学前の入試対策や、本場の音楽によるレベルアップを
ご希望の方のための講習会です。
各コース8名の限定人数だけ受講可能です!
【期間】2015年3月1日(日)〜3月7日(土)
http://www.andvision.net/program/1164-vienna-master-class-in-spring.html
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ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【4】学校情報
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学校情報もヨーロッパに特化しました☆
◆ケルン音楽大学
ヨーロッパ最古の名門音楽大学。
コアプログラムである器楽コースの充実度や、最新のスタジオ設備は
世界中の音楽学生のあこがれです。
http://www.andvision.net/program/conservatory/780-hochschule-fuer-musik-koeln.html
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【5】国内レッスン情報
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☆今週のピックアップ☆
◆ デルフォ・メニクッチ/イタリア国立ミラノヴェルディ音楽院教授/声楽公開レッスン
2015年3月15日(日)〜16日(月)
ミラノ・ヴェルディ音楽院声楽科主任教授のデルフォ・メニクッチ教授のレッスンが
熱狂的リクエストにお応えして、2015年3月に再度開催決定!
大好評の為満席でしたが、このたび上記日程で追加開催を実施できることになりました!
http://www.andvision.net/program/masterclass-japan/1041-delfo-menicucci-vocal-masterclass.html
そのほかにもたくさんの情報をご用意しております。詳しくはHPへ。
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“受講はまだ自信ない…” という方は聴講のみでもご参加いただけますよ。
当日は会場にアンドビジョンスタッフが待機しておりますので、
留学や受験に関する相談も随時受け付けます♪
早い段階で定員になることが予想されますので、お申し込みはお早めにどうぞ☆
◇◇◇◇語学レッスン◇◇◇
アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。先生はもちろん
各国のネイティブスピーカー。レッスン時間や内容は、すべてあなたに合わせて、
フレキシブルに更可能。ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます!実際、
留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、語学をあげられます。
100%音楽に集中するために、語学の準備はしっかりと!
http://www.andvision.net/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html
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【6】特別プログラム情報
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◆ フランク・アメ/フランス・パリ地方音楽院教授/クラリネットレッスン
名門オーケストラとの共演や人気カルテットの一員としてステージに立つかたわら、
国際コンクールの芸術監督も務めるパリ地方音楽院教授です!
熱心に取り組んでいる方ならどなたでも受講可能です。
http://www.andvision.net/program/andvision-special-program/5927-franck-amet.html
上記以外にもさまざまな楽器でプログラムをご用意しています!目的に合わせて
フレキシブルなアレンジが可能ですので、詳しくはHPをご覧ください。
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資料のご請求、ご質問などある方は
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ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【7】編集後記
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー
気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆
皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪
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それでは、また来週〜☆
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【8】次回予告
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーー
次回のメルマガは、
1月13日(火)発行予定です。
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妹尾弥矢子さん/NBAバレエ団/日本
14歳からワガノワメソッドを学ぶ
16歳から2年間ロシア国立ワガノワバレエアカデミーに留学、卒業
2012年1、3月 ウクライナ国立ハリコフバレエ劇場にて「くるみ割り人形」主演、「バヤデルカ」ガムザッティ役、「白雪姫」魔女役で出演
2013年4月NBAバレエ団入団
現在活動中
-妹尾様の略歴を教えて頂けますか?
4歳からバレエを始めて、15歳で東京インターナショナルダンススクールでロシアスタイルを学び始めました。16歳の時に、栃木のワガノワ・バレエ・アカデミーの留学オーデションを受けて、それから、16歳の時に留学して、2年学んで卒業して、18歳で東京インターナショナルダンスカンパニーで活動して、20歳の時にNBAバレエ団に去年4月に入団しました。
-今は何歳ですか?
21歳です。
-若いんですね。16歳でロシアに行かれて。そもそも4歳から始められて興味を持ったキッカケっていうのはどんな事があったんですか?
バレエに興味を持ったのは、お姉ちゃんの友達がバレエ教室に通っていて、お姉ちゃんがバレエを始めようと思って見学に行ったんですけど、お姉ちゃんではなく私が「やりたい」「やらせてくれ」ってお母さんに言って、やり始めたのがキッカケです。
-週何回ぐらいのお稽古だったんですか?
小さい頃は週2~3回くらいだったと思います。中学生ぐらいから本格的に「プロになりたい」と思って、週4~5回ぐらいなって。
-週4~5回というのは、学校に通って放課後にレッスンに行ってっていう。
そうですね。平日は多分何曜日かがお休みで、あと土曜日にクラスがあってという感じでした。
-大変ですね。
いえいえ。
-やっぱり小さい時から訓練なさっている方は皆さん凄いなあと思うんですけど、途中で嫌になって辞めたいとか思ったことは?
留学中にケガをしてしまって、「ああ、辛いな」って思ったんですけど、結局辞めずに今までやって、ケガとかが原因で「ちょっと辞めたいな」と思ったことはあるんですけど、結局辞めずにきてます。
-ほんとにバレエが大好きというか。
はい、そうです。
-生活の一部っていう?
はい、全てが。
-栃木のワガノワのコンクールの方を受けられたのは、それはスクールの勧めとかもあったんですか?
はい、そうです。もともとドイツに憧れの人が留学していて、「ドイツがいいなあ」って思ってたんですけど、教室の先生が「もし、ワガノワに行けるんだったら、ワガノワの方がいいから一度受けてみたら?」って仰って、それで受けてみて、ロシアの先生もいいと仰ってくれたので行くことにして、結果、正解だったとは思うんですけど先生の勧めがキッカケです。
-16歳で行かれたってことは、高校には日本で普通に入学されて。
はい。高校一年は行って、二年の7月までは行ったんですけど中退して、高校二年の9月からロシアに行きました。
-ロシアのそのワガノワスクールはバレエのみ?
そうですね。留学生の為にやってくれてるクラスでロシア語のクラスはあったんですけど。バレエとバレエに関するモダンバレエみたいなので、組んでデュエットを踊ったりとかのクラスはあったんですけど、学科は受けてないです。
-ロシア語も高校生だと当然、そんなに勉強することもないと思うんですけど、「行こう」って思ったその原動力って何ですかね?
留学には凄いずっと憧れていて、「将来のバレエ団も外国がいいなあ」ってずっと思ってて、留学してみて、「やっぱり日本がいいなあ」と思ったんですけど。活躍している人は外国にいるイメージがあったから、憧れです。
-ロシアの方で卒業されて、すぐ日本に帰って来られたんですか?
はい、そうです。日本で。
-ロシアの学校はどうでしたか?
やっぱり、クオリティが高いから凄い勉強になりました。
-どういう違いがある感じなんですかね?
やっぱり、選ばれて入った人達だから凄いスタイルがよくて、バレエが授業になってるから、それが凄い不思議でした。日本だったら、学校を終わった後にレッスンするのが普通だったのに、昼からずっとバレエだけやってというのは凄く新鮮でした。
-レッスンは朝から晩までというか、普通の学校の時間帯で?
そうです。私の行ってた時は、9時からロシア語の授業が1時間近くあって、11時からクラッシックバレエは毎日あって、それが1時間半終わったら、45分ぐらいトウシューズの授業とかが週2回ぐらいあって、モダンバレエとか男性と組んで踊ったりする授業とか、キャラクターダンスと演技のアクトというので、それがそれぞれ週2回ずつあって毎日18時間ぐらいには全部終わってました。
-結構みっちりというか。
そんなに。高校に行って、その後バレエに行くよりは全然少ない気がします。
-11時間ぐらいからバレエのレッスン自体が始まって、お昼休みもあって、それで18時頃に終わる?
はい。18時には終わってるんで。日本だったら多分、朝から16時ぐらいまで高校に行って、18時ぐらいから21時ぐらいまでレッスンとか。だから、それに比べると楽だなあと思います。移動時間もなかったから結構暇でした。
-空いてる時間は何なさってたんですか?
ほとんどスカイプで家の人と連絡したり、あとはYoutube観たりのんきな生活でした。
-今、結構連絡がすぐ取れるから、そんなホームシックとかはならなかったですか?
行ってすぐの時(2週間くらい)は、「あと一年会えないのかあ」と思って、ちょっと寂しかったですけど、友達もできて慣れてきたらもう全然あんまり連絡もしなくなっていって、楽しかったです。
-学校の中で発表会があったりとか、そういうのもあるんですか?
はい。テストが発表みたいな感じで、9月から始まって、大体3月、4月ぐらいがテストの時期になって、その時は先生方が観ていて、他のクラスとか学年の生徒も観れるようになってて。あとは、4月ぐらいに留学生の為の公演があったので、それはたぶん発表みたいな感じで舞台でやるような感じでした。
-留学生ってどのくらいいた感じなんですか?
日本人はたくさんで、15人ぐらいいました。あとは、私の思い付く限りでは、アメリカ、イタリア、韓国、ベルギー、ドイツから多分それぞれ2~3人くらいいました。日本人ほどは多くなかったんですけど、それぞれ2~3人くらい来てました。
-クラスは留学生クラスっていう感じなんですか?
留学生クラスではなかったんですけど、それぞれロシア人のクラスに入れてもらって、1クラス多くても留学生は2~3人くらいでした。留学生の為の公演に向けての練習の時だけは集まって、そういう留学生の為のリハーサルというクラスはありました。
-大体、通常のレッスンの1クラスというのは何人ぐらいなんですか?
12人くらいでした。
-先生はお一人?
先生は一人です。あとはピアニストの方がいます。
-イメージ的に、ロシアだと凄い怖そうな感じがするんですけど。
よく言われます。でも、先生によっては厳しい方もいるんですけど優しさだからと思って。
-どういう違いがあるんですかね?
結構、厳しい先生は言葉の感じが荒いから、怒ってるようにいつも聞こえるみたいで。普通の先生は口調はそこまで荒くなかったり、静かな先生だったりしたので。多分、厳しいクラスの生徒は厳しいと思うような話し方。
-へこたれちゃう人もいるぐらい厳しいのかなと思ったんですけど。
みんな一生懸命付いていってる人が多いと思います。
-皆さん、留学生もロシアの方も全員プロを目指してやってくような感じですか?
はい。みんなプロになると思います。
-緊張が毎日ありますね。
はい。毎日、いつも緊張してました。
-気が緩められない。
はい。緊張感のある中でレッスンするのは、やっぱり上手になった理由だと思います。
-周りが凄い刺激になる感じですか?
はい。みんな一生懸命だし、積極的にレッスンして練習してという方が多かったから、それで「私も頑張らないと」っていう感じでした。
-アピールしたりするのって、日本人の人とか苦手そうだけど。
そうですね。
-だんだん慣れました?
はい、もう。混ざらなきゃと思って、同じような感じで並んで出来るようにと思ってやってました。
-ロシア以外で他の海外とかでレッスン受けたりとかはなさったんですか?
私のバレエ教室がウクライナと国際交流公演というのをした事があって、まずは、日本にウクライナの子どもバレエ劇場の方が来てくれたんですけど、その時に一緒に引率で来て下さった先生が私に、「もしよかったら、ウクライナで踊ってみたらどう?」って仰って下さって2回行きました。2公演と4公演で行ったんですけど、それは短期というか1~2週間くらいの期間でした。
-ロシアに行って一番大変だったことって何かありますか?
大変だったことは、飛行機の移動が長かったかな。モスクワまで行って、乗り換えて1時間乗ってっていうのは結構寒いし、それは結構大変だなあと思いました。あと、ウクライナに行った時は、ハリコフっていう都市だったんですけど、モスクワからキエフまで行って、それからまたバスで6時間とか車で6時間くらいかかって、それは寒いし長いし、ほんとに移動が一番辛かったです。
-大変ですねえ。
学校はほんとに楽しかったので、一生懸命だったというのはありますけど、苦労したなあというのはあんまりないですかね。荷物が重いし移動が大変でした。
-それバス6時間って、全部一人でですか?
1回目は一人で行ったんですけど、向こうの先生が車でお迎えに来てくれました。2回目はお教室の先生と私の他の生徒も来ていたので、一緒に5~6人ぐらいで行きました。
-結構、10代から海外に出られて自立の心っていうのがあったんですかね?
でも、そんなに。寮だったので食事も出てたから、お洗濯と掃除ぐらいしかやらなかったから、「あんまり自立はしてないかなあ」という感じはします。精神的に、お母さんとお父さんがいないから「ちょっとしっかりしなきゃ」という気持ちはありましたけど、少しは成長したかもしれないですけど。
-寮のお食事とかはどうでした?美味しかったですか?
美味しかったです。私は苦手な物もあったんですけど、ほとんど全部大丈夫でした。
-ロシアの料理って言うと、もしかしてロシアの叔母さんみたいな感じになっちゃうんじゃないかとか思って。
確かに、油っぽい料理とかが結構多かったと思います。
-「将来は海外で」ともともとは思ってらっしゃってたと思うんですけど、その方針が変わったのは何かキッカケとかありましたか?
外国だったらやっぱり日本の友達にも会えないから、それよりは楽しい日本でバレエやれたらいいなあみたいな、ちょっと甘い考えだったんです。あとは、キッカケは、2年目の時に就職活動をしてたんですけど、その途中にケガをしてしまって、「ちょっと縁がないのかなあ」みたいな「ちょっとタイミング悪くケガしちゃったし、”これは日本で働け”って神様が言ってるのかなあ」と思って、それで日本だったら家族もいるしと思って日本に帰ってきました。
-スクールにいらっしゃる時から、皆さん就職活動をなさる?
そうですね。6月ぐらいに卒業するんですけど、卒業の前の1月、2月とか年末ぐらいから、多分、就職のことを考え始めるときです。ヨーロッパに行く人は、例えばヨーロッパに行ってオーデションを受けて、もし合格したら次の9月から就職するみたいなんですけど。
-それって、そのオーデションの応募自体は皆さんどうやってなさるんですか?
バレエカンパニーのホームページを見て、コンタクトでメールを送ったり、それか住所を調べて手紙を送ったりして、それで、「オーデション何月何日に受けに来ていいですよ」って言われたら受けに行ったりとか。あと、私がやってたのは、ビデオをyutubeに載せてURLを貼り付けて、「これ私のビデオなんですけど見て下さい」っていって。それで、たぶん最終的にはオーデションしに受けに行って決まるんですけど。私はビデオを送ったりして、日程を決めてた時にちょうどケガしちゃったから、実際には行ってないんですけど、多分みんなはそういう風にしてやってると思います。
-結構、それでオーデションまでこぎつけるものなんですかね?
バレエ団のレベルにもよるかもしれなんですけど、大抵は「来ていいですよ」って言ってくれる場合が多いので、オーデションに行く所までは、そんなに難しくないんじゃないかなと思いますけど。
-そこから突破するのが大変?
そうですね。多分、オーデション受けて合格するのは難しいんですかね。
-それで、妹尾さんの場合は日本に帰って来られて、日本に帰って来る前から日本での就職活動はされてたんですか?
してないんですけど、地元の教室に帰って踊り続けて、それで去年の3月にNBAバレエ団のオーデション受けて、それで4月に入団してという感じです。帰ってきた後から就職みたいな感じです。
-NBAバレエ団はどうですか?
NBAは楽しいです。監督もフレンドリーな方で先輩も優しいので楽しいです。
-バレエ団での一日の生活って、どんな流れなんですか?
私は10時からレッスンがあって1時間半やって、12時からリハーサルが始まって、長くても17時に終わる感じです。毎日、リハーサルはあるんですけど、キャストによって必要な人と今日はリハーサルないという人と、あと、何時までは必要だけどみたいな人がいるので、毎日17時までというわけではないんですけど。15時ぐらいで終わる日もあれば、17時までやる日もあればという感じです。
-通年通して、いつでも毎日毎日リハが入ってる?
大体、毎日何かしらのリハーサルやってる時が多いんですけど、公演の前2ヶ月ぐらいが大体リハーサルがある期間で、あとは、小さい公演が時々あって高校生向けの芸術鑑賞会みたいなのがあるので、そういうのの練習があったりして、大体いつもリハーサルはあるような感じです。
-演目とかは芸術監督の方が決めて?
そうですね。2年先くらいまでは、ほとんど決まっているらしくて。小さい公演とかは直前に決まったりするんですけど、本公演とか年に2~3回のは大体決まってるみたいです。
-2年先の自分の役っていうのまでは分からない?
役は直前にリハーサルの時に決まるような感じになってます。
-17時とかに終わったら、もうそれで帰って次の日の準備してっていう?
いや。私の場合は月曜日と火曜日の夜はお休みでないんですけど、水曜日から土曜日は18時ぐらいから21時くらいまで教えをしているので、それで終わりですよね。
-忙しいですね。
いやー、そんな事はないんですけど。
-教えるのもやってみたい?
教えは地元のもともと私の通っていたスタジオと、あとはNBAバレエ団の紹介で他の日本橋のスタジオで教えをしています。
-何歳ぐらいの方達を?
地元のスタジオは高校生くらいまで。小学生のクラスと中高生のクラスを持っています。日本橋の方は、大人の方で趣味でやられてる方と小学生のクラスと持ってます。
-ワガノワの方で、教える方法とかも教わったりとかするんですか?
それは別の授業があって、私はその専攻じゃなかったんですけど、教師向けの入学方法もあるみたいなんですけど、私は学んでないんです。
-教えるのは楽しいですか?
中高生はやる気があって楽しいです。小学生とかは嫌そうな子がいるから、ちょっと大変ですけど。
-やらされててみたいな。
という子も時々いると大変なんですけど。あとは基本的に楽しいです。
-海外での生活とかお仕事になっちゃうんですけども、日本人だから有利だなって思った点って何かありますか?
やっぱり几帳面で練習熱心だから、多分真面目だなあと思われてたかもしれないです。それで、あんまり得したことはないかもしれないんですけど。でも、待ち合わせとかは時間がキッチリしているから、そんな心配されないとかくらいですかね。
-ロシアの方とかってどうなんですか?やっぱり待ち合わせとかは?
多分、守ってくれる方が多いとは思います。多分、日本人とは似てると思います。
-練習は、日本人が一番熱心な感じですか?
私はそんなに熱心ではないんですけど、多分、日本人の方が熱心な方だと思います。ロシア人も勿論、頑張り屋の子も沢山いるんですけど、同じくらいですかね。でも、日本人の方が留学生だし、「留学してるから頑張らなきゃ」っていうような志を持ってやってる人が多いかもしれないです。
-学校生活でほんとにイメージとして、周りの上手い子を妬んで意地悪をするとか、そういうのってあったりするんですか?
多分、私の見る限りでは全くなかったと思います。でも、一番上手なクラスの子はちょっと気が強くて、周りの子に対して「なんで間違えるのよ」って言ったりしたりするのを周りの子が「何よあの子」「酷い」みたいなそんな感じはありましたけど、多分、妬んで意地悪したりとかはないと思います。
-変な質問ですみません。
いえいえ、私も留学する前は気になってました。
-「上手なクラス」と仰ってたんですけど、大体どういうレベルに分かれるですか?
学年は年で分かれていて、1年生から9年生まであったんですけど、6年生から上は、多分2クラスずつが基本的で、5年生から下は、多分3クラスくらいあったのかもしれないです。2クラスあって、そのレベルはどっちかが上手というのはないので、小さい時からずっと同じクラスでクラス替えとかもなく、あまりレベルは多分変わらないと思います。
-でも、5年生より下は3クラスで、6年生より上が2クラスという事は1クラスどこかで減ってるというか。
そうです。ロシアの子だけなんですけど、6年と8年で2年に1回ぐらい国家試験があって落とされちゃうと退学になってしまう。そしたら、その子達は他のちょっと小さめのバレエ団とかダンサーとして就職したり、それかバレエじゃない方に行く人もいるみたいで、様々だと思うんですけど。
-国家試験ってダンサーの国家試験?
はい。バレエの学年末にある試験で5段階で3か2か分からないんですけど、結構、低い点だと落とされてしまうみたいなんですけど。
-ロシアは人は大変ですよね。留学生はそういうのは特になく?
はい。あんまり関係ないので。テストは出て点数も付けてもらうんですけど、ちょっと優しめに付けてくれる人とか先生が多いので、落ちたりすることはほぼないと思います。
-留学してて、途中で帰っちゃう方とかいらっしゃいました?
はい。ちょっとサボり気味で、全然レッスンに出てなかったから帰らされちゃった子はいました。あとは、ケガしちゃって自分で帰るのを選択して帰る子もいました。それ以外は、ほとんど普通に授業してれば退学させられるような事はないんですけど、時々そういう事もあるみたいです。
-サボっちゃうというのも凄いですよね。
凄いですよね。
-サボることに勇気がいりそうな。
そうですね。私は一日も休まずに怖くて行っていました。
-体調不良とかもなかったんですか?
はい。一年目はケガせずに一日も休まずに行ったんですけど、二年目はちょっとケガしちゃってお休みした時もあるんですけど、他にやる事がないから、ほとんど休まずにいつも行ってました。
-お休みの日は出掛けたりとかそういうのも?
そういうのは劇場に行ったり、それかスーパーに食べ物買いに行ったり、美術館があったのでそこに行ったり、教会もせっかく来たから見とこうと言って見に行ったり、あとは散歩したりぐらいですかね。でも、それ以外はお掃除したりネットしたりしてました。
-劇場はロシアだと、いくらぐらいで観れるんですか?
マリンスキーはそんなに高いわけではないんですけど、一番高い席だったら8千円くらいで、一番安い席だったら千円くらいで観れるみたいです。席が凄い多いので4階席くらいまであって、1階ぐらいだと高いんですけど、4階だと立ち見で千円以内で観られるような所もあったりして、そんなに高くないんですけど。いい席で観たり有名な方が来たりすると、ちょっと高いんですけど1万円ぐらいになったりするんです。
-でも、せっかくだからいろいろ観たいですもんね。
学校で券が貰える時があって、それは立ち見なんですけど、せっかくだからと思って、それはよく貰って行っていました。
-毎月何回くらい行けたんですか?
1~2ヶ月に1回ぐらい行けるんですけど、必ずその券が貰えるわけじゃなくて、結構 先着順みたいな感じで、友達が取ってくれて、よく一緒に観に行けてたんですけど。毎回は観れなかったので。
-でも勉強になりますよね?
クオリティがやっぱり凄いので勉強になりました。
-現在、プロで活躍なさってて、今勉強中の学生さんの方とかに対して、どういう風にステップアップしていけばいいかっていうアドバイスとかありますか?
バレエをやる方だったら、やっぱり先生の言うことをよく聞いて、素直に一生懸命やればいいと思います。
-やっぱり先生に対して疑問を持ったりということはあんまりないものですか?
ないです。ロシアにいた時は、やっぱり偉大な先生だったから先生が絶対だと思って、それで信じて何も疑問を持たずに出来たから凄く良かったと思います。
-それは、やっぱりワガノワメソッドって、ちゃんとメソッドとしてあったからですか?
そうです。もともとワガノワメソッドで日本でもやってたんですけど、それが元になっているから「先生のことを凄い信じてやれれば上手になれるのかなあ」と思ってずっとやってたので、大事なことなんじゃないかなあと。
-先生とは、皆さん全員ロシア語でコミュニケーションをとる?
そうですね。ロシア語です。私はあんまり得意ではなかったんですけど、一応勉強して行って、最初はちょっと喋れるみたいな感じで。でも、レッスン自体は先生の仰ってることは全部分かるようにしていったので。普段の会話は結構、自分で喋るのは難しいんですけど、レッスン中はほとんど不自由なく出来てました。
-どうやって身に付けたんですか?
日本でもロシア人の先生だったんですよ。もともとロシア語でレッスンを受けることはあったので、よく先生が使う単語と体の部位と「何曜日何時にリハーサル」というのは聞き取れなきゃいけないなと思って、その日付とかは分かるようにして、拶くらい覚えていって、それで行ったんですけど、それでレッスンは結構、最初から理解してできました。
-凄い。意見を求められたりとかそういう事はあるんですか?
あんまりないですね。ほとんど先生がお話になられることを聞いて黙ってやるみたいな感じなので。
-そこはちょっと音楽とは違う感じなんですかね?
音楽だと話すこともあるんですかね?
-「なんでこうだったのか教えて?」っていう「理由を説明しなさい」みたいな。
レッスンの感じがやっぱり違うんですね。
-バレエって、とても喋るわけでもないし難しいと思うんですけど。
ちょっと難しいですよね。
-それで音を表現したりとかっていうのは、凄い大変だなあと思うんです。
私もそう思います。
-やっぱり、それは日々の鍛練ですか?
ですかねえ。やっぱり先生の言うことを聞くことですかね。
-今は、NBAでも先生がいらしてて。
そうです。芸術監督と外国から先生をお招きして、その先生が振付と指導をして下さってという感じです。
-妹尾さんにとって、バレエというのは一体何でしょう?
私にとっては大事な生活の一部というか、欠かせないものという感じです。
-そうでしょうね。だって、ずっと小さい時からなさってきて凄いですよね。起きてる時間の半分以上は踊ってる?
踊ってない時間も多いですけど、教えてる時間も含めると「バレエに関わってる時間が長いなあ」って思います。
-凄いな。ダンサーっていうのはやっぱり若くして活躍して、「将来的にはどういう風になっていきたい」っていうのはありますか?
はい。私の人生設計だと30代中頃で踊るのは引退して結婚とかして、教えを昼間からやりたいなと思います。今は夕方だけなんですけど、昼間の大人のクラスとかカンパニーのクラスとかの先生になりたいです。
-バレエの先生って、お教室とかは自分で開く方が多いんですか?
それもいらっしゃると思うんですけど、友達と「開きたいね」っていう話はしてるんですけど、まだそれは難しいから、今は「引退したらやろうね」っていう風に話してるんですけど。まだ分からないですけど。
-30代半ばだったら、まだまだありますね。
でも、あと10年ぐらいだから、あと5年以内ぐらいにはもうちょっと上の階級にならないとと思って、ちょっと焦ってやってるんですけど。
-階級制度なんですか?
一応、ソリストとプリンシュパルはいるんですけど、あとはアーティストでコールドバレエみたいな。コールドバレエと言われても一人で踊らせてもらえる人もいるんですけど、それを繰り返し繰り返しやっていくとソリストになれるみたいなので、頑張らないとなと思ってやってます。
-頑張って下さい。
ありがとうございます。
-ソリストは、やってく中では一番の目標ですか?
はい。そうですね。やっぱり楽しそうなので、自分の踊りたい踊りが出来るからいいなあって思います。やっぱり周りだとフォーメーションとかが大事なので、踊りの質よりも場所取りとかそういうのを優先しなきゃいけないから、ちょっとそれよりは自分の踊りが出来るようになりたいなあと思います。
-フォーメーションもフォーメーションで大変ですけどね。
そうですね。目を光らせて踊らないといけないのでよく怒られながら踊ってます。
-難しいものですか?
私にとっては結構、難しいです。
-やっぱり慣れもあるんですかね?
たぶん。みんなが「これは経験だよ」って言って慰めてくれます。
-何歩でここまで行くとか、そういう感じなんですか?
そうですね。あとは舞台の2分の1、4分の1、8分の1って分けられているから、その印を見て、その辺まで行って横の列も合せてみたいな、そういうのがちょっと難しくて苦戦してます。
-四方八方に気を配ってっていうことですもんね?
そうです。「それをやりなさい」「よく見て」って言われちゃいます。
-そのレッスンをいつも?
そうですね。リハーサルではそういう事はやります。
-疲れそう。
いつも「ふうーっ」ってなります。
-妹尾さんの今後のダンスでの夢はどんな事でしょう?
さっきもちょっと言ったんですけど、今の目標はソリストになることです。
-ソリストで踊ってみたい役とかはありますか?
なんでも踊ってみたいですけど、私に合ってる役がやりたいです。背が高いので、踊るとしたらそういうのが活かした踊りになると思うんですけど、それを私らしく踊りたいという、そういう感じはあります。
-ちなみに身長はおいくつなんですか?
165cmなんですけど、NBAバレエ団は結構小柄な人が多いので、私だと結構高い方になるんです。
-男性との兼ね合いもあるし大変ですよね。
そうですね。みんな小さいから。
-海外の人が来たりしたら。
そうですね。ゲストの方と踊れたらいいなあと。
-プロのダンサーとして活躍する秘訣とかは何かありますか?
私はそんなとんでもないんですけど、私が思うのは「結構、人間関係が大事だなあ」って。先生の紹介で教え先を紹介してもらったり舞台のチャンスを頂いたりして、私はほんとまだまだなんですけど、「先生の人脈が大事だなあ」って思います。まだ経験も少ないし全然なんですけど「大事なんだろうなあ」って感じてます。
-バレエ団は何人ぐらいいらっしゃるんですか?
ざっと言って、女性が30人ぐらいいると思います。男性が20人いて、あと研究生みたいな感じでスタジオカンパニーという名前のバレエ団の研究予備軍みたいなのが40人近くいます。
-100人近く?
最近増えたみたいで、結構多いです。
-100人と上手くやっていくのは大変ですよね?
確かにそうですね 。でも、みんな優しいから大丈夫です。
-「今後、海外で勉強したい」とか「プロになりたい」と考えている人にアドバイスがあれば?
留学するとしたら、留学してる間楽しんだらいいと思います。今考えると「あの2年はと凄い、結構楽しかったなあ」と思うので、いろいろチャンスがあると思うので、毎日充実させていったらいいと思います。
-学生でそれに集中できる時間って短いですもんね。ロシアの方なんですけど、ビザとかはどうされてました?
栃木のオーデションを受けていたので、そのオーデションの主催している方が全部ビザは取って下さって。最初の時は飛行機のチケットも取って下さって。
-ロシアって結構、エイズ検査とかいろいろ大変じゃないですか?特になかったですか?
そうなんですか?私は健康診断は自分でやって、それを提出して送ってもらったんですけど。ロシア語訳とかはしてなかったので、やってくれたんだとは思うんですけど。
中島晶子さん/声楽/モーツァルテウム音楽大学夏期国際音楽アカデミー/オーストリア・ザルツブルク
上野学園高等学校音楽科ピアノ科卒業、上野学園大学音楽学科声楽科、専攻科卒業。
2014年夏、モーツァルテウム音楽大学夏期国際音楽アカデミーに参加。
-ザルツブルグの講習会に今回ご参加されていろいろお伺いしたいのですが、簡単な自己紹介として、今までどんな風に音楽をやっていらしたかを教えて下さい。
中島晶子 3歳からずっとピアノをやっていて、高校は上野学園高等学校の音楽科で最初ピアノで入って、いろいろ自分の中で心の変化とかがあって、大学から声楽に転科させて頂きました。
-歌は高校の時は?
中島晶子 歌はもともと小学校から地元の少年少女合唱団に入っていたので、歌は最初から好きだったというのもあったんですね。大学4年間は声楽で普通に上野学園大学に進んで、その後専攻科という1年だけ院の1年を今年の3月に卒業して、今年4月からは二期会オペラ研修所の研修生をやっています。
-ピアノから歌は、歌の方が自分に合っているなという風に感じたとか、そういう何か変化がありましたか?
中島晶子 最初は、自分はずっとピアノでやって行きたいという気持ちはあったんですが、高校の副科の時から、歌の先生に「こっちに来ない?」というスカウトというか誘われていて、そこからちょっと興味が。あとは、日本語しかやっていなかったので、初めてイタリア語とか他の違う言語、ドイツ語、フランス語とかやってみて、ちょっと楽しいなと思うようになっていって。
-歌は言葉も必要ですよね。やっぱり発音は難しいですか?
中島晶子 難しいですね。ドイツ語は「ウムラウト」とか、日本にはない発音なので結構苦戦はしますね。
-今回、海外では歌の講習会は2回目ですか?他にも行かれました?
中島晶子 講習会は2回目です。
-今回もう一回、同じ講習会を選んで行かれたのは、何か環境とか先生とかが良かったからというのがあって?
中島晶子 そうです。去年初めて行って、環境が自分の中で凄く良かったなというのがあったんですね。凄い田舎町で、とても声も出しやすいなっていうのがあったんですね。湿気もないですし、もう一回ここで歌いたいなというのは前回思っていて。あとは、前回と今回は違う先生だったんですけど、去年の先生がちょっとお年寄りだったので途中で心臓発作で帰られてしまって。なので、講習会最後に毎回クラスコンサートをやってたんですけど、先生が不参加だったので去年は出来なかったんです。なので、ちょっとやっぱり心残りだったというのもあって、今年もまた参加したいなと。リベンジというか。
-今度の先生はどうでしたか?
中島晶子 前回はピアノ専門の先生だったんですが、今年はバリトンの先生で、発声のこととかちゃんと教えて下さったので凄く為にはなったですし、あとは発音のことは結構言われましたね。なので、現地でちゃんとしたドイツ語を教えてもらったというのは凄く大きかったです。
-今回のクラスはどのぐらいの人数がいました?
中島晶子 今回は大体15人ぐらいだったんですけど、ほとんどが先生のお弟子さんでした。シューマン大学の教授をなさってる先生で、その教え子を何人か連れて来て、結構アットホームな感じの身内のクラスという感じでしたね。
-オーディションはどうでした?厳しい感じでした?
中島晶子 オーディションというかはもう普通のレッスンでした。
-いきなり始まるような感じで。じゃあそんなに厳選してというよりか、集まってきた人みんなで仲良くやりましょうというような雰囲気だったのですね。
中島晶子 はい。あとは、今回バリトンの先生がもう一人ピアニストの先生を連れて来てくれてて、なので1日2回レッスン。バリトンの先生とピアノの先生のレッスンと30分30分で受けられました。
-そのピアノの先生はどんなことを教えてくれるんですか?音楽的なことですかね?
中島晶子 そうですね。音楽のことと、あとはドイツリートなのでピアノの人とペアになって音楽を作って行くんですけど、主にピアノの指導ですね。あとは、そのピアニストの先生もウィーン出身の方なので、ほんとに発音とか歌詞の意味で。あと、全部英語で会話をしていたんですが、「これはどういう意味?」とか。それは分かっているんですけど、それをまた英語に直すというのが結構難しかったですね。結構いろいろ突っ込まれるというか、歌詞がある分ちゃんと理解していかなきゃというのがあるので。
-日本ではそういう現地の人からのレッスンはなかなかないですよね。他に日本人はいましたか?
中島晶子 いなかったです。
-じゃあ大変ですね、助け合いとかもなかなか出来なくて。
中島晶子 結構大変でした。
-先生のクラスのドイツ人が来てる方が多い感じですか?
中島晶子 そうですね。ドイツ人とあともともと他のマスタークラスとかで受けられてた、その繋がりの方とかもいらっしゃいましたし、イタリア人とかアメリカ人もいらっしゃいました。
-日本人がいないパターンというのは珍しいですね。日本語をしゃべらないで、それはそれでいい環境だったかと思います。今年の夏、先生は他の講習会にも参加していたので、そのつながりの人とかもいたのかもしれないですね。1日2回のレッスンで、それは上手に午前と午後とかになってるんですか?
中島晶子 そうですね。自分達で早いもん順で時間が決められるので、紙に希望を書いていってって感じですね。
-大体やりたい時にできるように組めましたでしょうか?
中島晶子 そうですね。あとは練習する時間も欲しいので、練習室との時間といろいろあわせて。
-練習室はどうでした?予約する時、大変でした?
中島晶子 私達はその日からレッスンだったので、当日は取れなかったです。先生のサインが無いと練習室取れなかったので。次の日でも大丈夫という話だったので、その次の日に行ったんですけど、やっぱり部屋のランクによってお金が掛かるから。やっぱり、あとから行ったので、高い部屋しかなくて。ピアニストの人も一緒に練習をしてたのでピアノがある部屋が良かったんですけど。
-ランクがそんなに良くない所は、先に埋まっちゃてるんですね?
中島晶子 そうですね、今回の参加が多分、弦が一番多かったんですね。なので、一番下はやっぱりピアノが無い部屋なので、弦の人達が。
-部屋はともかく、充分な練習時間はちゃんと取れましたか?
中島晶子 時間は大丈夫でした。
-練習とレッスンと。先生の人柄はどんな感じでしたか?
中島晶子 凄くフレンドリーな感じでしたね。最初やっぱり凄く緊張したんですけど、「大丈夫だよ」と言ってくれて。結構、日本にも来ているみたいだったので、日本語で「ありがとう」とか。
-日本人の生徒さんに教えるのは慣れているような感じでしたか?
中島晶子 そうですね、そうかもしれないです。
-レッスンでいろんなことを教わったと思うんですけど、普段は言われないようなことを言われたとか、印象に残っている言葉とかっていうのはポイントでありますか?
中島晶子 「お腹をキープしろ」って、よく言われました。
-発声の息を?
中島晶子 そうですね。キープして、あと結構ビブラート好きな先生だなと思って。「伸ばしている間、ここから辺からビブラートをかけて」とか、そういうことをあまり言われたことが無かったので、結構ビブラートをかけるんだなあって。
-大きくビブラートをかける?
中島晶子 いや、細かくです。私は、日本のレッスンの時はそんなに「ビブラートかけて」とかそんなの絶対に言われたことが無くて、むしろ「なんでビブラートをかけるの?」みたいな。自分ではそんなに自覚がないんですが、無意識にやってるみたいなんです。海外では「もっとビブラートかけて」みたいな。
-考え方とか捉え方の違いですかね?
中島晶子 そうですね。
-お腹のキープというのは筋肉を使って?
中島晶子 はい、そうですね。
-先程、英語でピアノの先生とお話されてたということですが、歌の先生とも英語でしたか?
中島晶子 全部英語でした。
-ドイツの生徒さんも英語でしたか?
中島晶子 全部英語でしたね。ドイツ人同士だとやっぱりドイツ語で会話してるんですけど、他の国の人とかはみんな全部英語でしたね。
-みなさん他の方のレッスンを聴いて、聴講とかはし合ってましたか?
中島晶子 はい、聴講しました。同じアンドビジョンの人達と聴講しに行ったりとか。
-他の先生とか、他の楽器とかも聞かれましたか?
中島晶子 楽器も行きました。ピアノも行きました。
-ピアノされてたらピアノも面白いですよね。ピアノはどうでした?
中島晶子 凄く印象に残ってるのは、「体で弾け」って仰っていたことです。やっぱり、体全体で弾くと音量も違いますし、結構日本人って小柄な人が多いと思うんですけど、「小柄なのにこんなに音量でるの?」みたいな「これ全然違うんだなあ」と思いましたね。
-そういう風に言われる前に弾いたたのと、言われてから弾いたのとでは全然違いました?
中島晶子 全然違いますね。音色も変わりましたし。
-他の楽器を聴講する方って結構少ないんですけど、でも、そういう事が出来るといろいろ幅も広がって良さそうですね。そうすると、時間的拘束時間が増えるから忙しそうですね、遊びに行ったりはしましたか?音楽を聴きに行ったとか。
中島晶子 近くに人形劇やってる所(マリオネット劇場)があって、そこで私が見たのはサウンドオブミュージック(人形劇)なんですけど凄く可愛くて、他にも魔笛もやってて、オペラのものとかもやっていて、それをDVDで販売したりと。
歌は全部英語なんですけど、字幕で内容「今こういう事やってるんです」みたいな字幕が出てきます。最初、ドイツ語が出てきて、英語、イタリア語、フランス語かスペイン語、一番下に日本語があって。
ほんとはザルツブルグ音楽祭も行きたかったんですが、クラスコンサートがいつになるか分からなかったので、ちょっとチケットが取れなかったというのもあったのと、あとは一番高い席しかなかったので。現地スタッフからマリオネット劇場をオススメして頂いて、「これは行くしかない」と思ったので。
-あまり日本ではないですしね。いい経験かもしれないですね。
中島晶子 ないですね。子供には凄くいいなあと思いました。
-内容もそうですね、魔笛とかサウンドオブミュージックとかだったら子供も分かりやすいですね。
中島晶子 はい。あと近くに行かないと、やっぱり表情というか。
-細かく表情は動くんですか?
中島晶子 そうですね、結構面白かったですね。やっぱり、「何人で動かしてるんだろう?」という疑問が凄くあって、最後に幕が開いて、「結構いるかな?」と思ったんですけど、そんなに6~7人ぐらいでやっていたので凄いなあと思って。
-見てみたいです。面白そう。
中島晶子 日本ではちょっとないですよねえ。
-ザルツブルグでは音楽祭をやっていたと思いますが、人は多かったですか?
中島晶子 結構多かったです。
-そういうのも見れて良かったです。街は治安とはどうでしたか?
中島晶子 スリもなく治安は凄い良かったです。道が分かんなくて、聞いてもすぐに「あそこだよ」と教えてくれて。
-親切ですね。
中島晶子 凄く親切です。
-今回、宿泊は学生寮ですよね、ピアノのある方でした?
中島晶子 はい。
-生活はしやすかったでしょうか?
中島晶子 去年も去年も同じ寮でしたけど、何色の寮、何色の寮ってあって、去年と違う色の寮に泊まったんですけど、寮によって風呂場の広さが全然違うんですよね。なので、湯船が浅いので湯船に浸かりたくても浸かれない。
-浅いんですか?あるけど浅い?
中島晶子 そうなんですよ。
-基本シャワーのみ、というかんじでしょうか?
中島晶子 そうですね。
-自炊はされましたか?
中島晶子 はい、近くのスーパーで買い物をしました。
-お食事はご自分で作られて、レストランに行ったりもしましたか?
中島晶子 はい、レストラン行きました。
-そういう所では美味しい物は食べられましたか?
中島晶子 そうですね。そんなに頻繁には行ってないんですけど、クラスパーティがあったのでそこでレストランに行って、ほんとにドイツビールがあって、ソーセージ、ジャガイモですね。あとは、クラスコンサートの終わった後、打ち上げで日本食も行ったんですよね。
-日本食どうでした?
中島晶子 中国人が経営しているのでタイ米ですし、味噌汁も「絶対これインスタントだよね」みたいな。天ぷらもよく分かんない。中身あるのかなみたいな。それなのに凄いいい値段するんですよね。枝豆が凄く小さくて。やっぱり外国人だと、それが凄く嬉しいんですよね。先生とか、枝豆だけ凄くテンション上がったりしてるんですよね。あとは、分かんないんで「にぎりって何?」とか「巻きずしって何?」とかって、普通に聞いてくる。なかなか説明できないんですけど、たまたま写真載ってて「これが巻きずしだよ」とか。
-お寿司はみんな興味あるんですか?
中島晶子 興味ありましたね。あと日本食なので箸なんですよね。
-みんな使えるんですか?
中島晶子 使える人は凄く上手いんですけど、使えない人は。最初、来る前にみんな箸で遊んでいるんですよ。指揮棒にしたりとか。刺して吸盤にしてみたりとか、「日本ではありえないよね、これ。」みたいな。見守って一緒に笑って写真を撮るみたいな。
-箸で盛り上がってくれるなんて楽しそうですね。
中島晶子 そうですね。結果、最終的に天ぷらとか手で食べてるんですよね。
-熱そう。お寿司とかはいいですけど、天ぷらはちょっとベタベタになりそうですね。
中島晶子 あまりお勧めはしません。
-日本食っぽい何かみたいな感じですね。
中島晶子 そうですね。その日本食は置いておいて、他のレストランは凄く美味しかったです。やっぱり、シュニッチェル(カツみたいな)というのがやっぱり王道で、ザルツ行ったらそれで。あと、ザハトルテ(チョコのケーキ)は全部食べたんですが、美味しかったです。
-海外は、甘いものは日本より甘いですよね?
中島晶子 凄く甘いですね。甘い所は甘いですし、そこまで甘くないホイップとか程よい感じの物とかありましたね。あと、ザルツしかないデザート。メレンゲみたいな砂糖しか使ってないような甘い。結構スイーツ系、ケーキ屋さんとかは多いです。
-外で食べるとケーキとかは高いんですか?日本と同じぐらいですか?
中島晶子 そうですね。同じぐらいですかね。同じぐらいなんですけど、凄く大きいのでちょっとお得感はあります。
-そういうお菓子食べに行ったりとかは、クラスの子とか?
中島晶子 はい、そうですね、一緒に行きました。
-海外の人達とは、仲良くするコツみたいなのってありました?こういう風にしたら仲良くなれたみたいのはありました?積極的にした方がいいとみんな言いいますね。
中島晶子 そうですね。積極的にした方がいいですね。あとは、クラスパーティで凄く仲良くなったっていうのはあったので、そういう交流会というか。やっぱりレッスンだけだと、なかなか話せないんですよね。いない人とかやっぱり来るので。なので、そういう場を設けてくれたというのは凄く有難い。
-それは先生がセッティングするんですか?
中島晶子 先生がセッティングする場合もありますし、生徒がするときもあります。
-そういうのがないクラスもあるんでしょうか?
中島晶子 そうですね。きっとあると思います。でも、たぶん、クラスコンサートとか、そういう後は絶対みんなで写真を撮ったりとか、ご飯を食べに行く機会はきっとあると思うので、その時にお友達になったりする確率はありますね。
-帰って来てからも連絡取り合える友達とかも、向こうで出来るもんですか?
中島晶子 今はFacebookがあるので、結構みんなで申請したりとかしてますね。
-いいですね、いつかドイツ行った時とか会えるかも知れないですね。
中島晶子 そうなんです、イタリア人の友達も出来たので、イタリアに行った時に連絡とか取れれば。あと、香港の友達も出来たので。
-近いからいいですね。滞在してて困ったことはそんなに今回は?練習室が取りたい部屋が埋まっていたりとか。
中島晶子 今回はそんなに使ってないんですけど、寮の練習室が多分6部屋ぐらいしかなくて、予約制とかじゃないんですよね。
-空いてたら使うって感じ?。
中島晶子 そうです、みんな同じ鍵を持っているので、だから交渉しないと退いてもらえない。
-なるほど。
中島晶子 あと、ちょっと困ったのは、せっかく大体時間は決まってあるのに、今やってる生徒の次は絶対自分なのに違う人が入ってきたり。
-何でですか?私が先にやりたいみたいな感じですか?
中島晶子 先生も、次が誰なのかっていうのをちゃんと理解してないんですよね。
-来ちゃったから、じゃあこの人かみたいな感じ?
中島晶子 そうですね。それで最後の方に回されちゃったりとか。
-それは予定が狂いますよね。
中島晶子 今回、私、通訳付けてなかったんですよ。だから、ある意味、通訳付けてなくて逆に良かったのかなって。
-そうかもしれないですね。ズレちゃうから。
中島晶子 そうなんですよね、あとは、一番最初のガイダンスにいなかった生徒がいきなり来てたり。「この人も生徒だったの?」みたいな、結構自由です。
-予約制なのに、それは守ってほしいですよね。
-今回行かれて2回目ですけど、なんか行って変わったなと思う事とかはありますか?自分の技術のことに関しても、性格的なことに関してもなにか。
中島晶子 技術は、結構やっぱり歌詞がある分、凄く表現しなきゃいけない、楽器もそうですけど伝えるというのが、やっぱりレッスン受ける前までは「ちょっと消極的だったのかな」というのは今は感じていて、レッスン受けた後は「このぐらいしなきゃいけないんだ」という。「これほどか」みたいな大袈裟にやらないとほんとに伝わらないなというのは、ほんとに聞いてても思いましたし。そこが、私というよりは日本人は伝えるというのが結構消極的だと思うんですよ。というのは凄く感じましたね。音楽もそうですけど、普段の生活からとか普通の会話とかから、結構積極的に自分から何かをするとか行動もそうですし、会話も結構積極的に行かないと通用しないんだなというのは感じて、やっぱり行って一番勉強したのは技術よりそこかもしれない。技術も大切ですけど、表現が一番なんだなというのは今回行って。
-その辺は日本にいるだけでは分からないことが多いですもんね?周りが海外の人たちの仕草。仕草一つも体の使い方が違うって言っている方が多くて、それによって歌がもうちょっと近くにある人達とかは喋ってるような感じとか。
中島晶子 そうですね。レッスン受ける前とかは喋ってましたね。先生が実際喋って、ここ喋ってって。特にドイツリートは語りみたいな感じなので、短い曲の中にストーリーがあって、それをどれだけ伝えるかというのが2~3分の世界なので、それだけの時間でどれだけ表現するか、伝えられるかというのが凄く大きいと思うんですね。
-表現の仕方?
中島晶子 そうですね。
-今後、こういう講習会とかに参加する方がもしいたとしたら、何かアドバイスとかはありますか?
中島晶子 やっぱり言葉の壁というのが大きかったんですよね。私、一応ドイツ語は習ってて、向こうで試そうとは思ってたんですけど、なかなか試す機会がなくて全部英語なんですね。大きい夏期講習とか世界から集まってくるそういう夏期講習は全部やっぱり英語だと思うんですよね。長期留学とかは、やっぱりそこの現地の言語が大切になってくると思うんですけど、講習会に行くとなると、やっぱり英語が一番使うのかなあと。やっぱり世界共通語ですし、他の国の人でも自分の言語+第二外国語が英語じゃないですか。だから、向こうの人からすれば、喋れるのが当たり前だと思うんですよ。でも、日本人はやっぱりそこまで英語は。今思うと、学生の時にもうちょっと勉強しておけば良かったというのもあるんですけど、英会話にならなくてもいいと思うんですけど、単語だけでも取り敢えず知っておけば何とかなるんじゃないかなあというのはありますね。
-クラスの子とか、普通にみんな英語で話しかけてきたりしますか?
中島晶子 普通に。あと、手加減してくれるというか、ちゃんとゆっくり教えてくれるので。あと、ジェスチャーもちゃんとしてくれるので。
-なんとかなるけど、やっぱり出来た方がいいっていう感じですかね?
中島晶子 そうですね。そっちの方がやっぱりコミュニケーションも出来るし、すぐ多分打ち解けると思うんですよね。
-じゃあ、言葉ですね。今後は中島さんは、活動はどうされていくんですか?日本での活動もこれから1年くらいはありますね。
中島晶子 はい。でもその後はやっぱり留学したいというのがあって。今、二期会に行きつつ、海外を探してるという感じなんですよね。
-じゃあ、これからもまた短期のものに行って、先生を探したりするかもしれない?
中島晶子 そうですね。あと、結構歌の場合だと先生によって発声が全然違うので、やっぱり自分に合った先生を見つけた方がいいっていうのを教えて頂いたので、ちょっとでも合わない先生に行っちゃうと、すぐ喉が潰れちゃたりする可能性があるというのを聞いたので。
あとは、私はドイツ音楽が好きなので、やっぱりドイツ圏には行きたいなと思っています。今はザルツしか行ってないですけど、ウィーンとかベルリンとかミュンヘンとか考えています。
-何かまた講習会とか気になるものあったら是非声を掛けて下さいね。今日はどうもありがとうございました。
真田脩史さん/ピアノ/ニューヨーク・サミット・ミュージック・フェスティバル/アメリカ・ニューヨーク
九州大学経済学部在学中、ニューヨーク・サミット・ミュージック・フェスティバル(アメリカ)に参加。
-現在までの略歴を教えて頂きたいと思います。
真田脩史 ピアノを5才の時に始め、中学校2年生の時にバイオリンを始めました。(音楽高校ではなく)普通の高校に進学して、今は九州大学の経済学部に通っています。
-ピアノは週にどれぐらいとか、レッスンの回数とかは?
真田脩史 レッスンは月に2回くらいですね。練習は毎日やっています。
-素晴らしいですね。今回の講習会に参加を決めたということですね?
真田脩史 そうですね。
-今まで講習会等に参加したことはありますでしょうか?
真田脩史 こういう音楽の講習会はないですね。初めてですね。
-海外に行かれたことは、今までにありますでしょうか?
真田脩史 海外に行ったのは、高校3年生から大学1年生の春休みの時に1回カナダにホームステイをしたことがあったくらいです。
-あとは、ご旅行とかで?
真田脩史 いえ、ないですね。
-じゃあ、そのカナダに行かれたご経験があるということですね?
真田脩史 はい、そうですね。
-この講習会に行きたいと思った理由とかキッカケは何だったのでしょうか?
真田脩史 いろいろあるんですけど、大きく分けて2つです。
今、僕は大学4年生で、来年から社会人になるんですけど、
社会人になると、やっぱりピアノもバイオリンもそんなに好きに思う存分できないので、
学生最後の思い出というか、学生最後の年にいっぱい音楽をしたいというのがあったんです。
あともう一つは、このアメリカニューヨークの講習会を選んだ理由でもあるんですけど、
僕が入る会社は結構英語が必要な会社なので、英語の勉強もしたいですし、ニューヨークということで、アジアからもヨーロッパからもいろんな人が来るという環境で
一回勉強してみたいなあというのがあったからこの講習会を選びました。
-実際に行ってみて語学とかはどうでしたか?
真田脩史 あとで多分話すことになると思うんですけど、先生が日本語喋れるという環境だったのでそこまで不自由しませんでした。
でも、それ以外の時は結構英語は喋っていたので英語経験という点でも丁度良かったかなという感じですね。
-参加者はどれぐらいの人数がいらっしゃいましたでしょうか?
真田脩史 最初の一週間目が一週間集中コースという形で、あと残りが二週間あったんですけど、一週間で帰っちゃう人とか、二週間目から来る人というの2パターンの参加者がいました。
一週間目は多分ピアノだけで言うと、多分15人ぐらいしかいなかったんじゃないでしょうか。
-講習会全体で?
真田脩史 講習会全体で言っても多分、40人ぐらいかなと。
凄いこじんまりしてたんですけど、二週間目からは100人ぐらい増えて。
やっぱり大きな講習会だったので、140人くらいは多分いたんじゃないかなあと思います。
-参加されている方はどんな方がいらっしゃいましたでしょうか?
真田脩史 幼くても中学生以上です。例外で小学校高学年の人もいましたが少数派です。音大卒業した人もプレスクールとかに通ってる人もいろいろいたんですけど、音楽家を目指してる人はやっぱり多いなという印象はありました。
-講習会のスケジュールはどのように組まれていましたでしょうか?
真田脩史 人によりけりかなと思うんですけど、基本的にレッスンは週に2回2時間と、他にも特別レッスンがあります。
特別レッスンは先生がレッスンをいっぱいして下さったのもあるし、他の先生から見て頂いたのもあるから、毎日レッスンしてるような生活でハードでした。もしかしたら暇な人は暇だったと思います。
-自分の行動しだいではレッスンも増えるという形ですね?
真田脩史 多分そうですね。
-先生はどんな方でしたか?
真田脩史 ほんとに家族のように接してくれる人でした。初対面にも関わらず大事にして下さいますし、レッスンも非常に丁寧に見てくださります。
それでいて昔は世界で活躍されていた方なので、全然見たことないような弾き方をする人でしたし、いい先生でしたね。
-レッスンではどんな事を教わりましたか?
真田脩史 レッスンはほんとに基礎から教えて頂いて、鍵盤のタッチの仕方から教わりました。
あとはピアノの仕組みとか、全く考えたこともなかったんですけど、
ピアノのハンマーの仕組みだったりとか、そういう所からも一からほんとに丁寧に教えて頂きました。
-また考え方がちょっと変わりますね。教わった中で印象に残っていることは何かありますでしょうか?
真田脩史 タッチの仕方にも関係するんですけど、演奏中もそうですし、
本番の時に、如何に体をリラックスできるかの秘訣が一番印象に残っています。
タッチを通じて体をリラックスさせる方法とか教わったので、そういう事が印象に残ってます。
-レッスンは全部英語ですか?日本語も話される先生だったんですよね?
真田脩史 そうですね。ほんとに半々ぐらいでした。結構簡単な言葉は日本語で話されるのですが、難しい込み入った話になると英語で言って頂いた方が分かりやすいので、「In English Please」と「英語で」とお願いしました。
日常のコミュニケーションは結構日本語で、レッスン中は結構英語が多かったかなあと。
-先生は、なんで日本語がお上手なんでしょうかね?
真田脩史 日本の講習会にも結構参加されたことがあるのと、あと奥様が日本人の方で。
-練習はどちらでされましたか?
真田脩史 講習会中はほんとに大学内各所にいっぱいピアノがあるので、基本的に割り当てられた部屋というのはアップライトピアノの部屋でしたが、グランドの部屋もレッスンで使われていない時間もあったので、学校内のいろんな場所で練習してました。
-空いてるお部屋で結構練習ができるということですね?
真田脩史 はい。
-どれぐらい練習できましたか?
真田脩史 いや、全く不自由はしなかったです。練習したいと思う時はピアノ探しに行って。
-じゃあ、ほんとに音楽漬けの毎日という感じですね?
真田脩史 はい。
-レッスン以外の時間は、何をしていましたか?
真田脩史 レッスン以外の時間はほとんど練習してました。。
ほんとは英語の勉強もするために、結構勉強の本も持って行ってたんですけど、ほんとにレッスン以外の日中というのはほとんど練習してました。
レッスンが多い分、その次のレッスンの為に練習しなきゃいけないので。
夜は、日本人のバイオリンの先生が講師として来られたりしていたので、そういう先生方と喋ってたりもしていました。
-現地で知り合われた方ともコミュニケーションの時間を取られて、日中練習で、夜はいろいろ周りの方と過ごされてたということですね?
真田脩史 そうですね。
-街の様子は如何でしたでしょうか?
真田脩史 僕はニューヨークには2回しか行ってないんですけど、街の様子はそこまで変わった印象は受けませんでした。
学校の周りは凄い静かな住宅街という感じです。
凄い静かな場所だったので、夜歩いてても全然怖くないですし。
-周りは家とか、ほとんど住宅という感じですか?
真田脩史 住宅もそんなに多くなくて。
-緑が多い感じですかね?
真田脩史 そうです。緑が多い感じでしたね。
-交通の便とかは?
真田脩史 交通の便はそんなに良くなかったと思いますね。
学校から1時間に1本しか出てないので、バスは使いませんでした。町に出るときはタクシーを呼んでいました。
-最寄の駅までタクシーでどれぐらいでしたか?
真田脩史 日中だと10ドルぐらいなので、4人で乗ったらそっちの方が安かったです。
夜だと16~17ドルぐらいでしたので、そんな高くなかったです。
-10分ぐらいで着きますか?
真田脩史 15分ぐらいですね。
-先程、ニューヨークのマンハッタンの方に2回ぐらい行かれたということですけれども、どちらに遊びに行ったりしましたか?
真田脩史 メトロポリタン美術館とかセントラルパークに行ったり、あとは自由の女神を見に行ったり、タイムズスクエアでお買い物したり、まあそんな感じです。
-宿泊先はどこに泊まりましたか?
真田脩史 それは全部学校の寮でしたね。
-寮の居心地は如何でしたでしょうか?
真田脩史 結構、部屋数多かったおかげで一人部屋の人が多かったんですけど、僕も一人部屋だったんで凄い居心地は良かったですね。
-人の目をあまり気にせずに。
真田脩史 そうですね。ほとんど気にしなかったですけど。
-じゃあ、結構ラッキーでしたね。
真田脩史 そうですね。
-宿泊先と講習会場(レッスン会場)までは、どのように移動してましたでしょうか?
真田脩史 同じキャンパスの中なので公共機関などは不要でした。徒歩30秒という感じで全然移動はなかったですね。
-カフェテリアと寮とレッスン会場と、距離的にはそんなに離れていない感じですかね?
真田脩史 多分全然離れていないですね。徒歩1~2分内という感じです。
-キャンパス自体も端から端まで歩いても、そんなに距離はかからない感じですかね?
真田脩史 キャンパスは物凄い広くて、キャンパスだと端から端まで歩くと多分10分ぐらいかかる感じなんですけど、講習会で使う建物は密集していたので苦労しませんでした。
-じゃあ、会場自体が近場に設定されてたという感じですね?
真田脩史 はい。
-ご飯は何を召し上がりましたでしょうか?
真田脩史 講習会で付いてるご飯は3食全部バイキングだったので、ほんとに自由に食べていました。。
しかも、先生方も「こんなにご飯が美味しい講習会はない」と仰っていて、アメリカの中では美味しい方らしいです。
なので、食にも不自由することなく過ごせました。。
-良かったんですね。ちなみに、どんなメニューがありましたでしょうか?
真田脩史 ほんとに炭水化物はご飯が出てこないので、結構ピザとパンで炭水化物を摂取して、やっぱりお肉が多いなという印象です。
でも、サラダバイキングとかもあったので、僕は結構サラダを食べてましたね。
-結構、健康的なものも食べれるということですよね?いいですね。
真田脩史 そうですね。良かったです。
-外食とかはされましたか?
真田脩史 外食は学校内はお酒が飲めないので、先生と先生のお弟子さんと一緒に、外のバーとかに行きました。
あとは、アメリカから帰国する帰りにニューヨークでちょっとお昼を食べたぐらいですね。値段的な観点では、学校の近くのバーは全然高くなくて、日本と同じぐらいかなという感じでした。
でもやっぱり、ニューヨークのご飯食べる所は、多分東京よりも高いんじゃないかなあって思います。。物価は高かったですね。
-学校の周りに徒歩圏内にバーとか、そういった食事ができる所もあるということですかね?
真田脩史 そうですね。毎晩先生達によるコンサートがあってたんですけど、その先生方の打ち上げの行きつけのバーみたいな所があって、そこは徒歩20分くらいで行ける距離ぐらいでしたね。
-プライベートでも先生といろいろ交流されたということで、凄い充実してますね。
真田脩史 はい。
-海外の先生方も含めて、人達と上手く付き合うコツとかはありますでしょうか?
真田脩史 そうですね。とりあえずニコニコしとくことと、言ってることが分かんない時は割と遠慮なく言っても全然何も問題ないので。
-ちゃんと言葉で伝えるということは大切ということですね。あちらの講習会の参加者の方で、お友達とかはできました?
真田脩史 結構いっぱいできました。
-いろんな多国籍の方でしたか?
真田脩史 そうですね。韓国とか台湾から来た人もいれば、アメリカのカルフォルニアとかヨーロッパのスペインから来た人とも結構友達になれたので楽しかったです。
-結構いろんな所からいらっしゃってますね。
真田脩史 ほんとにいろんな所から来てましたね。アメリカの講習会はアジア系が4割ぐらい占めてたかな。やっぱり、中国人・台湾人が凄く多かったので。
-何か留学中に困ったことはありましたか?
真田脩史 留学中困ったことは、多分ほとんどなかったんじゃないですかね。(練習しかしてないので)困る機会がありませんでした。
-困ったことがないなんて素晴らしいですね。ほんとに充実してた講習会だったということで。
真田脩史 そうですね。はい。
-今回、いろいろと良い話を聞いたんですけれども、参加して良かったと思える瞬間はありましたでしょうか?
真田脩史 いっぱい舞台とか立たせてもらったので、自分が弾いてる時とかレッスンしてもらった時とかも嬉しかったんですけれども、
やっぱり一番嬉しかったのは、同じ大学生とか、まだ高校生の人とかが、物凄い完璧な演奏をする子の演奏を聴いた時ですかね。
日本ではそのような人はなかなか見ることが出来ないので。
コンクールとか見に行くと、そういう子がいたりするんですけど、
コンクールって評価される為のだから結構大人しく弾いてる子も多いように感じます。。
それに対してアメリカだとやっぱり見せること・パフォーマンスが、凄いって子が多くて、(勿論技術も素晴らしいんですけど)そういう子が見れた時は一番「ああ、来て良かったな」と思いましたね。
-日本と違う弾き方というか文化の面も出てますよね。
真田脩史 そうですね。
-今回の留学を通して、「何か自分が変わったな」とか「成長したな」という部分はありますでしょうか?
真田脩史 もちろんピアノはほんとに上達したなあと思いました。
-何か内面からというか、他にありますか?
真田脩史 「成長」とは言えないですが、一番実感したことは「プロにならなくて良かったな」ということでした。
プロの方々が音楽をどういう気持ちでやってるのかというのを直に触れることが出来たので、凄い茨の道と言ったらおかしいですけど、厳しい世界だということを改めて実感しました。
音大を卒業してもまだその講習会に来てる人とかもいらっしゃるのですが、
ほんとにそういう人達でも相当上手いので、「音楽の世界で生きていくのって大変なんだなあ」というのを直に体感できました。
-日本と留学先アメリカで大きく違う点を教えて頂ければと思います。
真田脩史 全てが違うといったら大袈裟かもしれないですが、全く違うように感じました。
ほんとにアメリカは自由というか、挑戦する人にはチャンスを与える国だなあっていうのは、凄く感じましたね。
何でも「やりたい」と言えばやらせてくれました。
日本はどちらかと言えば保守的だと思うんですけど、アメリカは歴史が浅く、さらに人のチャレンジによって生み出された国だとも言えるので、チャレンジ精神を大事にしているのかもしれないと感じました。。
レッスンとかでも、やっぱりそういう姿勢が評価されるように思いました。。
技術云々ではなくて、アメリカ留学した時はやる気が大事なんだなあと感じました。
あとは、やっぱり宗教というのも大きく関わってくるんだなあって。
日本では宗教が人間関係に影響を与えることはあまりないと思うんですけど、アメリカだと先生達でも公に「あの人は~~教だから~~できない」とかって言っています。
「異文化理解には宗教が欠かせない」というのを感じましたね。
-そうですね。そこら辺もだいぶ日本と違いますよね。今後、留学する人達に何かアドバイスしておきたいことありますでしょうか?
真田脩史 やっぱり、日本で出来る準備というのは、しっかりしていった方がいいかなと思いますね。
ただでさえ向こうに行くと、予想外のことがいっぱい降って来るので。
例えば、今回の僕の例だと「バイオリンも弾け」と急に言われるといったような予想外のことがたくさんあるんですけど、
英語の準備とか、ピアノの練習とかを出来る限り事前にやっておくことで、そういう予想外の所にも対応できる余裕というかスペースが出来ると思いました。
よく言われることですが、事前準備は留学を充実させるコツだと思います。
-具体的になんか「これはしといて良かったな」とか「持って行って良かったな」とかってありますか?準備も含めていろんなこと。
真田脩史 一番持って行って良かったなと思ったのは日本のお菓子ですね。
僕お菓子がすごく好きなんで日本のお菓子をたくさん持って行ったんですよ。
それでも二週間ぐらいですぐ無くなっちゃって、「あと一週間どうしよう」とか思って。
あと、結構日本人の先生の方とか参加者の方もみそ汁とか、非常食用のおにぎりとかあるみたいで、そういうのを持っていくと息抜きにもなるって言っていました
-現地のお菓子は、やっぱり甘いですかね?
真田脩史 そうですね。あまり口に合う物とかがなくて。
凄い甘い系のは甘いですし、チョコレートとかも向こうのは苦手でした。
日本で売ってるドリトスとかティーパスとかそういうお菓子だと、まだまともかなっていう感じです。
-ポテトチップス系は?
真田脩史 そうですね。ポテトチップス系はあんまり分かんなかったです。
-留学前にしっかりやっておいた方がいいこと。
真田脩史 もしかしたら一度国内の講習会に参加した経験があればより良かったかもしれません。今回の講習会はとっても良かったんですけど、どれぐらい良かったのかがあんまり分からない。
せっかくアメリカに行ったのに、その講習会自体がどれぐらい凄いものなのかがあんまり実感がわかなかったのです。
比較対象がないことも一因にあると思うので、参加する上で日本の講習会にも一度参加しといた方が良かったかなあというのは正直思いました。
日本の講習会にどのような限界があるか知ってこそ、海外の講習会に参加するメリットがわかるわけですし。
-今後の活動、進路等ありましたら教えて頂けますか?
真田脩史 進路は音大生じゃなくて一般大学生だったので、一般企業に就職します。実は音楽に関係した企業ですが。
その中でも、やはりピアノとバイオリンはもちろん続けていこうかなあと思ってますね。
-これからも職業ではないですけど、ずっと続けていこうという形ですね?
真田脩史 そうですね。
-あと何か全体的な感想がありましたら、教えて下さい。
真田脩史 アメリカに行くというのは初めての経験だったんですけど、アンドビジョンさんだったり先生だったり、
いろんな沢山の方の御蔭で行けたなあというのは凄く実感しているので、ありがとうございました。
-こちらこそありがとうございました。
音楽留学アンドビジョン【明けましておめでとうございます! vol.337. 2015-01-01 04:00:00】
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様
明けましておめでとうございます!
アンドビジョンのです。
昨年はアンドビジョンメールマガジンをご愛読いただきありがとうございました。
本年も様々な情報を発信して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします!
本年も皆様にとって素晴らしい一年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。
★★年末年始の営業★★
12月27日から1月4日までお休みをいただきます。
1月5日〜 通常営業/土曜日は15時までとなります。
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