C・Sさん/カリアリ夏期国際音楽アカデミー

-まず簡単な自己紹介、現在までの略歴を教えてください。 C・Sさん:10歳から声楽を始め、現在東京音楽大学修士課程2年に在学中です。 -今まで講習会などに参加したことはありますか?海外に行かれたことはありますか? C・Sさん:ヨーロッパや、旅行でニューヨークには行ったことはありましたが、講習会の参加は初めてでした。 -この講習会に行きたいと思った理由やきっかけはなんでしょうか? C・Sさん:イタリア留学はずっと考えていて、コロナが落ち着いてきたので、夏休みの期間に実施され、かつ、気になる先生のレッスンが受講できる講習会だったので参加を決めました。 -参加者は、どのくらいの人数がいましたか?また、どんな人が参加していましたか? C・Sさん:声楽の参加者人数は10人くらいでした。アジア、ヨーロッパ、欧米と様々な国から参加されていました。 -講習会はどんなスケジュールが組まれていましたか? C・Sさん:1回30分のレッスンを毎日行っていただきました。 早めに到着していたので、レッスンが始まるまでの期間はピアニストの方と合わせをしていました。 -先生はどんな人でしたか? C・Sさん:愛情深く一人一人をよく見てくださり、その人その人に合った指導をしてくださいました。 -レッスンでは、どんなことを教わりましたか?教わったことで、印象に残っていることはありますか? C・Sさん:アジリタという技法が作曲家によって違うので、作曲家に適した方法を伝授してくださるレッスンでした。 また、舞台で歌われきた先生なのでご自身の経験なども教えてくださいました。 自分に合ったレパートリーや私に合った曲を教えてくださり、日本では知られていない曲なども紹介いただけて、レパートリーに関して 見直すきっかけとなり大変勉強になりました。 -レッスンは何語で受けましたか? C・Sさん:イタリア語がメインで、たまに英語でした。ただイタリア語があまり理解できなかったので、ピアニストの方が英語に通訳してくださる時もありました。 -レッスンの最後には、コンサートや閉会セレモニーなどがありましたか? C・Sさん:選抜者の修了コンサートがあり、それで講習会終了でした。 -練習はどこでしたのですか?どのくらい練習出来ましたか? C・Sさん:19:00まで学校が開いていたので、18:00にレッスンが終わって1時間練習したり、朝早く行ってレッスン前に練習したりしました。学校の練習室は前日に予約できるシステムで、事務の方も親切だったので問題なく練習できました。宿泊したホテルで練習されている方もいらっしゃいました。 -レッスン以外の時間は何をしていましたか? C・Sさん:レッスン期間前は、コンサートを聴きに行ったり、お買い物をしました。レッスン期間中は10:00〜18:00で毎日レッスンがあり公開レッスン形式だったのでずっと聴講していました。なのでほとんど観光はしませんでした。 -街のようすはいかがでしたか?(治安、人々の様子、外観など) C・Sさん:田舎街で、フレンドリーで優しい方々が多かったです。治安もとてもよかったです。 -宿泊先はどこに泊まりましたか?どうでしたか? C・Sさん:ホテルに宿泊しました。ドライヤーやエアコンもありWifiも問題なく使えました。広々としたシングルルームで、コップも毎回変えてくれたりしました。部屋によっては冷蔵庫や食器がある部屋もあったので、設備は部屋によって異なると思います。 -宿泊先と講習会場はどのように移動しましたか? C・Sさん:徒歩で移動しました。ゆっくり歩いて20〜30分程度の距離。バスで移動されいる方もいました。 -お食事は何を食べましたか?外食は1食何円ぐらいですか? C・Sさん:朝食はホテルで注文形式だったので、食べきれなかった物をお昼に食べることもありましたし、学校のカフェテリアで食事することもありました。夕食はスーパで買い物してお部屋で食べていました。 -海外の人達とうまく付き合うコツはありましたか? C・Sさん:自己主張をしっかりとすることが大事だなと感じました。 -今回講習会に参加して良かったと思える瞬間はありましたか? C・Sさん:イタリア人の反応を生で見れたり、実際にイタリアの生活スタイルを経験できたことは自分の音楽に活かすための何にも変え難い経験だと思っています。 -留学して、何か自分が成長したなと思う事はありますか? C・Sさん:言葉が通じない中でも、どうにか伝えたり、どれだけ表現しても全てを受け入れてくれる環境だったので、歌の表現を大きくすることができたり、そういった日本では経験できなかった事を経験したことで人として深くなったと思います。 -日本と留学先で大きく違う点を教えてください。 C・Sさん:イタリアはラテンな国なので、電車乗るにしても情報が全然正しくなかったり、小さいことを気にしない精神の国だなと感しました。 -今後留学する人にアドバイスしておきたいことなどありますか? C・Sさん:日本で海外の先生のレッスンを受けるのと、現地で海外の先生のレッスンを受けるのは全く違うので、行く前は不安とか色々あるけど、行けばいい事しか無かったので、勇気のいることですが、頑張って一歩踏み出すことが大切だと思います。 -留学前にしっかりやっておいた方がいい事は何かありますか? C・Sさん:Wifi環境を整えること。語学をしっかり準備することです。 -今後の活動は?進路などありましたら教えてください。 C・Sさん:卒業後は留学を視野に入れて考えていこうと思います。 -ご協力ありがとうございました。

小二田知希さん/パリ国際音楽アカデミー&ウィーン国際音楽ゼミナール

-まず簡単な自己紹介、現在までの略歴を教えてください。 小二田さん:現在高校二年生です。幼い頃に、母親が聴いていた平井堅さんの歌をずっと歌っている僕の姿を見て、歌を習うきっかけをくれて、幼い頃から音楽に触れていました。小学校6年生の時に、ホセ・カレーラスさんの歌に聴き惚れ、自分も人の心を動かせるようになりたいと思いオペラをやるようになりました。 -今まで講習会などに参加したことはありますか?海外に行かれたことはありますか? 小二田さん:小学校6年生の時に学校の留学プログラムで3週間オーストラリアに行きました。 また、幼い頃に家族旅行でアメリカとシンガポールに行ったことがあります。 -この講習会に行きたいと思った理由やきっかけはなんでしょうか? 小二田さん:海外の声楽の教育に興味が湧いて留学したいと思ったのが理由だったので、オペラが発展しているパリとウィーンの地を選びました。また、今回アンドビジョンさんからご紹介された先生にも魅力を感じたのも理由です。 -参加者は、どのくらいの人数がいましたか?また、どんな人が参加していましたか? 小二田さん:パリ国際の先生のクラスは日本人の方が2人、現地の方が4人で全員で6人でした。 ウィーン国際のクラスは全員で14人前後でアジア圏の参加者が多かったです。先生のクラスは2クラスに分かれていて各クラス6〜7人でした。 -講習会はどんなスケジュールが組まれていましたか? 小二田さん:パリ国際では1日30分で毎日レッスンがありました。 ウィーン国際では基本1回40分のレッスンを4回でしたが、その日の喉の調子とかに合わせて20分だったり、他の日は60分というように臨機応変にやっていただきました。 -先生はどんな人でしたか? 小二田さん:お二人とも素晴らしい方でした。ダニエル・オッテヴァエレ先生は、ユーモラスな方で踊りながらレッスンしてくれるような先生でした。体全体を使って教えてくださり、歌に必要な体の使い方などを分かりやすいレッスンをしてくださいました。 ソーナ・ガツァリアン先生はとてもフレンドリーな先生で、生徒数が多く大変な中、一人ひとりと真剣に向き合ってレッスンしてくださいました。 -レッスンでは、どんなことを教わりましたか?教わったことで、印象に残っていることはありますか? 小二田さん:感情表現をすることに抵抗感があったようで、ダニエル先生のレッスン時に「歩きながら好きなように歌ってごらん。」と言ってもらったことで、初めて感情を表に出して歌ってもいいんだという意識に変わりました。 ソーナ先生は、発声方法や歌詞の意味やを中心に教えていただき、歌詞の意味から様々な表現方法があることを教えてもらいました。 -レッスンは何語で受けましたか? 小二田さん:ダニエル先生のレッスンはフランス語と英語でした。基本英語でコミュニケーション取っていて、英語で表現が難しい部分は通訳の方が教えてくれました。ソーナ先生のレッスンは基本ドイツ語でしたが、先生は英語も話せるので、英語でお話ししたりとか、授業の時も英語で教えてくれたりしました。 -レッスンの最後には、コンサートや閉会セレモニーなどがありましたか? 小二田さん:パリ国際はありませんでしたが、ウィーン国際はオープニングコンサートがあり、最後も受講者コンサートがありました。 -講習会中に、人前で演奏する機会(コンサートやコンクールなど)はありましたか? 小二田さん:ありました。パリ国際では一番最後にクラス内コンサートがありました。 ウィーン国際ではコンクールとコンサート合わせて3つありました。 また個人的にパリで日仏ピクニックを企画されている方に同行させてもらって、交流も兼ねて公園で周りの人に演奏を聞いてもらったりしました。 -練習はどこでしたのですか?どのくらい練習出来ましたか? 小二田さん:パリ国際は学校内の施設で練習できました。全室ピアノもあって広い部屋で一人で毎日練習することができました。ウィーン国際では、ホテルの部屋で練習が基本でした。 -レッスン以外の時間は何をしていましたか? 小二田さん:パリでは日仏ピクニックを行いました。トビタテの活動の一部ですが、書道体験会をやったり、フラットシェア先のルームメイトには日本のプレゼンテーションをして日本の文化を知ってもらいました。ウィーンでも書道体験会を公園でやったり、オペラなども見に行きました。また、ヨーロッパの歴史が学べる場所として、ルーブル美術館やモーツァルトハウスに行き、歌の表現力の向上に繋げたり、文化的な要素を自分に取り入れるための活動をしていました。 -宿泊先はどこに泊まりましたか?どうでしたか? 小二田さん:フランスではフラットシェア先に宿泊しました。とても広く、調律されたグランドピアノも置いてありました。弾ける時間は限られていましたが、学校の練習室もあったので問題無かったです。朝食は果物やジャガイモ、シリアルもあってそれで済ます時もありましたが、スーパーで買い物して自分で作ったりもしました。 ウィーンではホテルに宿泊しました。毎日清掃もあったしとても綺麗でした。練習も問題なく練習もできたし、空いている時は地下のピアノ練習室も使ったりしました。 -宿泊先と講習会場はどのように移動しましたか? 小二田さん:電車です。迷ったりしましたが、街中の人に聞いたら親切に教えてくれたので、問題なく過ごせました。 -お食事は何を食べましたか?外食は1食何円ぐらいですか? 小二田さん:どちらの国でもたまに自炊したり、友達と外食したりもしました。 ただ外食は高かったです。お水でもお金払わなきゃいけなかったので。外食すると、1食20ユーロぐらい。マクドナルドとかだと10ユーロぐらいです。どこも味は美味しかったですが、やはりお米が恋しかったです。 -海外の人達とうまく付き合うコツはありましたか? 小二田さん:自分から積極的に相手に話しかけることだと思います。 -留学中に、困ったことなどはありますか? 小二田さん:ウィーンでは昼間から酔っ払いに絡まれたりしました。言語が分かっていないと思われたのか、暴言吐かれたりもありました。どちらの国も物乞いの人達が多かったので、お金を求めて来る人が多かったです。あとは、実際にスリも遭った日本人参加者もいたようで怖かったです。 -今回講習会に参加して良かったと思える瞬間はありましたか? 小二田さん:上手くなったねと、努力を認められた瞬間が来てよかったと感じた瞬間でした。成長するために行ったので、成長できて良かったと感じました。 -留学して、何か自分が成長したなと思う事はありますか? 小二田さん:1番は感情表現ができるようになったことです。ここまで表現していいんだと思えるようになりました。あとは、ドイツ語の曲を歌った時や、コンクールで結果が出たときは成長した実感を得ることができました。 -日本と留学先で大きく違う点を教えてください。 小二田さん:日本では、困ってる人がいたら助けに行く人が多いですが、現地の人は自分から話しかけに行けば優しくしてくれるけど、黙っていれば誰も助けてくれないです。 -今後留学する人にアドバイスしておきたいことなどありますか? 小二田さん:主体的に動くことが大事です。人間関係はもちろん、スケジュールとかも。留学に行ってずっと部屋に閉じこもるのは行く意味がないので、分からないことがあれば調べたり聞いたりして進んで行動することが必要だと思います。 -今後の活動は?進路などありましたら教えてください。 小二田さん:留学の目的の一つに今後の進路の決意をするということもありましたが、今回の経験を通して歌を続けたいという決意が固くなりました。卒業後の進路は決まっていませんが、毎日声楽の練習は欠かさずに行い、テノール歌手になる夢を追い続けたいと思います。 -ご協力ありがとうございました。

Y・Sさん/ ウィーン国際音楽ゼミナール

-まず簡単な自己紹介、現在までの略歴を教えてください。 Y・Sさん:武蔵野音大を卒業後、ピアノ教室で少し働いた後に、個人でピアノ教室をやりながら、たまに演奏会に出演したりしています。 -今まで講習会などに参加したことはありますか?海外に行かれたことはありますか? Y・Sさん:コロナが流行する2.3年前に、アンドビジョンさんのプランでプライベートレッスンという形でウィーンにレッスン受けに行ったことがありますが、講習会に参加するのは今回が初めてでした。 -この講習会に行きたいと思った理由やきっかけはなんでしょうか? Y・Sさん:演奏力の向上と、生徒に教えるのにも自身のレベルを上げていきたいと感じていたので参加することを決めました。ドイツも迷っていたのですが、もう一度ウィーンに行きたいと思い、今回ウィーンの地を選びました。 -参加者は、どのくらいの人数がいましたか?また、どんな人が参加していましたか? Y・Sさん:アレキサンダー・ロスラー先生のクラスは、私を含め10人でした。日本人の方がほとんどで、数名ヨーロッパ出身の方も参加されていたりもしていました。 -講習会はどんなスケジュールが組まれていましたか? Y・Sさん:1日目にオリエンテーション、オープニングコンサートがありました。期間中は60分のレッスンを4回と選抜者コンサートが2回、コンクールがありました。コンサートかコンクールに参加するかは、先生がレッスン中に決めてくださいました。 -先生はどんな人でしたか? Y・Sさん:お年を召されている先生で、とても暖かく優しいレッスンでしたが、言うことはズバッと言ってくださる方でした。 -レッスンでは、どんなことを教わりましたか?教わったことで、印象に残っていることはありますか? Y・Sさん:ペダルのことだったり、アクセントの位置など細かい部分を指摘していただいたレッスンでした。最初の方は出来が良くなかったのですが、そんな時は「ここは何も考えていない音だ」とスバっとおっしゃってくださったので結構響きました。 -レッスンは何語で受けましたか? Y・Sさん:ドイツ語でレッスンしていただきました。生徒によっては英語でレッスンされている方もいました。。 -講習会中に、人前で演奏する機会(コンサートやコンクールなど)はありましたか? Y・Sさん:コンサートやコンクールの他にクラス内コンサートがありました。先生によって、実施されないクラスもあったようです。 -練習はどこでしたのですか?どのくらい練習出来ましたか? Y・Sさん:宿泊ホテルの地下にピアノが置いてある部屋が3室あったので、そこで練習できました。基本は1時間ですが、空いている時は練習できました。その他、有料ですがホテル外の練習室を事前予約で借りることもできたので、結構練習できました。 -レッスン以外の時間は何をしていましたか? Y・Sさん:観光をしました。 -街のようすはいかがでしたか?(治安、人々の様子、外観など) Y・Sさん:コロナ関係なくマスクしてる方は誰もおらずかなり賑わってましたね。有名なカフェは並んでたりとかして混んでました。 観光客も多かったですがアジア系の方はあんまりいなかった印象です。治安も問題ありませんでした。 -宿泊先はどこに泊まりましたか?どうでしたか? Y・Sさん:ホテルに宿泊しました。お部屋は綺麗で毎日清掃もしてくれました。 朝食は毎日同じでしたが、毎日しっかりといただきました。フロントでケトルを借りることができたので、日本から持っていったレトルトのお米を食べたりもしました。 -宿泊先と講習会場はどのように移動しましたか? Y・Sさん:地下鉄を使いました。たまに違う駅で降りて歩いて行ったり、トラムを使ってみたりもしました。 -お食事は何を食べましたか?外食は1食何円ぐらいですか? Y・Sさん:お昼はカフェに行ったり、スーパで買い物してホテルの部屋で食べたり。夜も部屋で食べたり、たまに外食したりしました。 外食すると1食3,000円ぐらいでした。スーパーでの買い物は1,000円ぐらいぐらいでした。 -海外の人達とうまく付き合うコツはありましたか? Y・Sさん:英語です。現地では語学力の無さを痛感しました。 講習会は全部英語だったので、英語ができるとどこ行っても大丈夫だろうなと感じました。 -留学中に、困ったことなどはありますか? Y・Sさん:困ったことではないですが、QBBのチケットを当日買ったらかなり高く、1ヶ月前くらいに買っておけば半額くらいで買えたのにということがありました。 -今回講習会に参加して良かったと思える瞬間はありましたか? Y・Sさん:参加者が圧倒的に20代が多かったですが、将来の留学目的だったり、私と同じよう立場で参加されている方もいて、そういう方達とお話できる機会があったこと。あとは、現地で活動している方ともお話しすることができたので、とても刺激になったことです。 -留学して、何か自分が成長したなと思う事はありますか? Y・Sさん:演奏技術が向上したことと、コミュニケーション能力が高まったかなと思います。 -日本と留学先で大きく違う点を教えてください。 Y・Sさん:日曜日はお店がやっていないことですね。日本人は勤勉で時間守って、土日だろうが仕事する感じですが、現地の方は土日は仕事したくないという感じでした。それはピアノ伴奏の世界でも同じようなことがあると、現地で活躍されている日本人の方からお話を聞きました。 -今後留学する人にアドバイスしておきたいことなどありますか? Y・Sさん:講習会に関しては、コンクールがあるので課題曲のウィーン古典派の準備をしっかりとしておくといいのかなと思いました。 参加者がそこまで多くないので、賞取りたい!って方は十分にチャンスがあるのかなと思いました。 -今後の活動は?進路などありましたら教えてください。 Y・Sさん:今度はドイツあたりに行ってみたいなと考えているのと、ピアノ教室のテンポを増やぞ!と意気混んでいます! -ご協力ありがとうございました。

T・Nさん/チータム国際ピアノサマーコース&語学学校

-まず簡単な自己紹介、現在までの略歴を教えてください。 T・Nさん:4歳からピアノを始めて、現在大学4年生に在学中です。 -今まで講習会などに参加したことはありますか?海外に行かれたことはありますか? T・Nさん:高校3年生の時に旅行でイギリスに行ったのがきっかけで、イギリスが好きになり、今回留学先をイギリスにしました。 -この講習会に行きたいと思った理由やきっかけはなんでしょうか? T・Nさん:もともと自分のピアノに自信がなく、海外に行ったら何か変わるかな?と思ったのがきっかけです。自信を付けるため、また海外の方と関わりたいという思いもありました。どれだけ英語力があるのか知りたいということもあり、語学学校にも行きました。 -参加者は、どのくらいの人数がいましたか?また、どんな人が参加していましたか? T・Nさん:小さい子供から大人まで、幅広い年齢層でした。国籍も世界中の方々が参加されていました。 -講習会はどんなスケジュールが組まれていましたか? T・Nさん:毎日レッスンと練習という感じでした。参加はしませんでしたが、レッスン以外に演奏できる機会もあったり、色んな先生方のワークショップ的なものもありました。また、先生方の演奏会が毎晩あり、聴きにいっていました。 -先生はどんな人でしたか? T・Nさん:3人の先生に教わりましたが、皆さん優しかったです。誉め言葉がわかりやすく、楽しい雰囲気の中でレッスンをしてくださいました。 -レッスンでは、どんなことを教わりましたか?教わったことで、印象に残っていることはありますか? T・Nさん:よく弾けているところは良く弾けていると褒めてくれ、ダメなとことは「こうしたらもっと良くなる」と前向きな言い方で伝えてくれたので、もっと頑張ろうという気持ちになれました。先生によって教え方が違うので、曲の解釈は人によって違うし、正解のないものなんだなと感じました。 -レッスンは何語で受けましたか? T・Nさん:英語です。通訳はいなかったので、あまり分からないかもと最初に伝えましたが、ジェスチャーや弾いてみせてくれたりしたので、困った事はなかったです。 -レッスンの最後には、コンサートや閉会セレモニーなどがありましたか? T・Nさん:最終日の夜に、夜中までやっているようなパーティーがありました。バーがある学校だったので、先生方も一緒に飲んで、弾きたい人は自由に演奏したりなど盛り上がっていました。 -練習はどこでしたのですか?どのくらい練習出来ましたか? T・Nさん:練習室です。沢山練習室があって空いていたら練習していいという形式でした。練習できる時間数は決まっていましたが、人が来ないときはずっと練習していました。 -レッスン以外の時間は何をしていましたか? T・Nさん:お買い物に行ったり、部屋で休憩したりしていました。ミュージアムなどにも行きました。 -街のようすはいかがでしたか?(治安、人々の様子、外観など) T・Nさん:治安はあまり良くないと聞いていましたが、個人的には日本と変わらない印象でした。関わった人はみんな優しくいい人で、暗くなると危ないという話は聞いていたので出歩かないようにしていましたが、昼間は全く怖いという印象は全くありませんでした。 -宿泊先はどこに泊まりましたか?どうでしたか? T・Nさん:チータム国際ピアノサマーコース期間は音楽学校内の寮に宿泊して、語学学校期間内は1週間ずつちがう学生寮に宿泊しました。 -宿泊先の設備はいかがでしたか?(部屋人数、空調、トイレ・風呂、洗濯方法、TVなど) T・Nさん:どこもとても綺麗な寮で特に困ったことはなく快適に過ごしていました。洗濯機はありましたが、持参した洗剤が使えなかったので、手洗いで頑張りましたがすぐに乾いたので問題なかったです。 -お食事は何を食べましたか?外食は1食何円ぐらいですか? T・Nさん:講習期間中は朝昼晩3食バイキング形式で提供がありました。語学学校の期間はスーパーで買い物したり、現地で仲良くなった現地在住の日本人の方と一緒に食事したりしていました。イギリスの食事はまずいというイメージがありますが、全くそんなことはなく美味しかったです。1人で済ませる場合は1,000円ぐらいで収まりましたが、友達と食事となると3,000円ぐらいしていました。ラーメンと飲み物で3,000円とかしましたね。 -留学中に、困ったことなどはありますか? T・Nさん:怖かったことになりますが、街中で宗教勧誘されたことがありました。英語分からない振りしたり、無視しながら、その場をしのぎました。 -海外の人達とうまく付き合うコツはありましたか? T・Nさん:自ら喋ることです。翻訳機を使ってでもいいから、積極的に話すのが良いと思います。 -今回講習会に参加して良かったと思える瞬間はありましたか? T・Nさん:海外の人と仲良くなれたことです。語学学校に行ったこともあり、イギリス人以外の人とも関わりを持てたのがとても楽しかったです。語学学校では最初は周りのレベルについていけませんでしたが、とにかく毎日勉強を頑張り、事前に話す準備もして、周りとも仲良くなれたのでとても楽しかったです。 -留学して、何か自分が成長したなと思う事はありますか? T・Nさん:自信がなく緊張しやすかったですが、今回の経験で色んな人がいることに気付けました。趣味でやっている人もいれば、とても上手な人もいる。共通しているのはとにかく楽しんで音楽を奏でていることです。、自分のペースで頑張ればいいだ。ということに気付けました。 また、今回一人で色んな事を体験したことで、なんでも自分で出来るようになりました。危険なことも含めて自分で解決できたので、恐れるものはないです。今まで人からどう思われているのかをすごく気にしていたけど、今は自分のペースで頑張ろうという心境になりました。新しい世界を知ることができたなと思っています。 -日本と留学先で大きく違う点を教えてください。 T・Nさん:偏見がない国だなと感じました。LGBTQの方々が多くいらっしゃいましたが、周りも偏見の目で見ることなく、みんなが自分の個性を出せる、そんな環境がとても素敵だなと感じました。 -今後留学する人にアドバイスしておきたいことなどありますか? T・Nさん:迷っているなら行った方がいいです。語学を心配される方もいると思いますが、行ったら話さなきゃいけない環境になるのでどうにかやるしかないとなるし、乗り越えられたら強くなります。ただ、行く前に日常会話程度は覚えておくといいと思います。 -今後の活動は?進路などありましたら教えてください。 T・Nさん:障害のある子供達に音楽を教えたいというのが夢にあるので、今後は自分のピアノも頑張りながら、音楽療法の勉強も頑張ろうと思っています。 -ご協力ありがとうございました。

八木雪舟さん/ムジークアルプ夏期国際音楽アカデミー

2019年度 桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)特待生 2019年 IMA奨励賞 第75回 全日本学生音楽コンクール東京大会第2位 第74、75回 全日本学生音楽コンクール全国大会第3位 現在、桐朋学園音楽大学ソリストディプロマコース1年に在籍中 -まず簡単な自己紹介、現在までの略歴を教えてください。 八木さん:チェロの八木雪舟です。 現在、桐朋学園大学ソリストディプロマコース1年に在籍しています。 コンクールでは、全日本音楽コンクールで3位を頂いたことがあります。 -今まで講習会などに参加したことはありますか?海外に行かれたことはありますか? 八木さん:高校の時に、石川ミュージックアカデミーと霧島国際音楽祭のマスタークラスに参加させて頂きました。 外国にセミナーに行ったのは今回が初めてです。 -この講習会に行きたいと思った理由やきっかけはなんでしょうか? 八木さん:先生の演奏をネットで見て習ってみたいと思った事と、フランスが好きで行ってみたいと思いました。 -参加者は、どのくらいの人数がいましたか?また、どんな人が参加していましたか? 八木さん:先生のクラスは15人くらい受講生がいました。年齢は同じくらいの受講生が多くいて、フランス人が大半でしたが色々な国からセミナーを受けに来ていました。   -講習会はどんなスケジュールが組まれていましたか? 八木さん:スケジュールは、4つのグループに分かれていて、1人あたり1時間くらいのレッスンでした。 アシスタントの先生も来て下さったので、レッスンは合計で7回ありました。 -ジェローム・ペルノー先生はどんな人でしたか? 八木さん:ジェローム·ペルノー先生は、とても面白く優しい先生でした。 レッスンもとても勉強になることを教えて下さいました。 -レッスンは何語で受けましたか? 八木さん:レッスンは英語とフランス語で行われたのですが、日本語の通訳をして頂いたので、とても勉強になりました。 -レッスンでは、どんなことを教わりましたか?教わったことで、印象に残っていることはありますか? 八木さん:レッスンでは新しいアイディアが沢山あり、今後に役立つ事を教えて頂いたりと、色々な発見がありました。 -レッスンの最後には、コンサートなどがありましたか? 八木さん:現地でセミナーの選抜コンサートに選んで頂いたので、エルガーの協奏曲第4楽章を演奏しました。 -練習はどこでしたのですか? 八木さん:練習は、ホテルの部屋で行いました。 -宿泊先はいかがでしたか? 八木さん:宿泊先は講習会場の近くにあり、朝食と夕食が付いていたので、とても助かりました。 -宿泊先と講習会場はどのように移動しましたか? 八木さん:ホテルとセミナー会場へは徒歩で移動しました。チェロの人は移動を考慮してもらえたので、ホテルから近い場所でレッスンが行われました。 -街のようす治安などはいかがでしたか? 八木さん:セミナー会場が標高2,000mにあったので少し肌寒かったのですが、湖があったりと景色が素晴らしかったです。 -クラスメイトとはお話しされましたか? 八木さん:同じ先生のクラスの人と知り合う事ができました。フランス語を頑張って使って話してみたりして、楽しかったです。 -お食事はいかがでしたか? 八木さん:ホテルで食べることが多かったのですが、昼食は現地で知り合った人と食べに行くこともありました。 フランス人の方と食べに行った時は、オススメを注文して頂いたので、とても美味しかったのが印象的でした。 -留学中に、困ったことなどはありますか? 八木さん:基本的に無かったです。安心して参加することができました。 -今後留学する人にアドバイスしておきたいことなどありますか? 八木さん:日本で調べるよりも実際に行った方が肌で感じることがあるので、僕は行って良かったと思っています。 -今後の活動は?進路などありましたら教えてください。 八木さん:今後の予定は、留学することを視野に検討しています。

磯田小波さん/ニース夏期国際音楽アカデミー

5歳よりピアノを始める。 ヤマハマスタークラス、名古屋音楽学校早期才能開花プロジェクトを経て、現在桐朋学園大学に在学。伊藤洋子、今野尚美、本田聖嗣、横山幸雄、清水和音、エマニュエル•シュトロッセの各師に師事。 第28回日本クラシック音楽コンクール 中学女子の部第2位(最高位)。第40回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール 高校2年の部第1位。 ショパン国際ピアノコンクールinAsia中学生の部、高校生の部銀賞。第75回全日本学生音楽コンクール名古屋大会第3位。 -まず簡単な自己紹介、現在までの略歴を教えてください。 磯田さん:5歳からピアノを始めて、ヤマハのマスタークラスと横山幸雄先生の早期才能開花プロジェクトを経て、今は桐朋学園大学の1年生に在学しています。 -今まで講習会などに参加したことはありますか?海外に行かれたことはありますか? 磯田さん:海外の先生が参加されている講習会には何度か参加したことがあるのですが、海外の講習会は今回が初めてです。 -この講習会に行きたいと思った理由やきっかけはなんでしょうか? 磯田さん:日本であった講習で先生が今回の講習会を紹介してくださり、まだその時はリモートでしか先生にお会いしてなかったので、直接お会いしたいと思って講習会に参加しました。 -参加者は、どのくらいの人数がいましたか?また、どんな人が参加していましたか? 磯田さん:私の先生のクラスは7,8でした、内4人が日本人でした。全体では詳しくは分かりませんが、100名くらいはいたのではないですかね? -対面でレッスンを受けられてどうでしたか? 磯田さん:リモートと違って、ポンと先生の出した音が響きとか深みが全然違ってそれに一番感動した覚えがあります。 -スタッフはどんな人でしたか?何名くらい居ましたか? 磯田さん:アンドビジョンのスタッフさんにはレッスン以外にもいろいろとアドバイスいただけてありがたかったです。 講習会のスタッフは4,5人でした。 -講習会はどんなスケジュールが組まれていましたか? 磯田さん:1時間のレッスンが4回ありました。 -レッスンでは、どんなことを教わりましたか?教わったことで、印象に残っていることはありますか? 磯田さん:技術的な部分では脱力することが一番大事だよ、脱力することで力の入れ方も変わってくると教わりました。 日本の先生と教え方が違ったのは、エマニュエル先生は型にはめた教え方ではなく、もっと自分の音楽を出して、自分の音で遊びなさいと言われ、音楽に対して向き合い方が違うのだなと感じました。 -レッスンの最後には、コンサートや閉会セレモニーなどがありましたか? 磯田さん:最終日の前夜にクラスコンサートがあって、最終日は修了証を渡されて、先生と写真撮って終わりでした。 -学生コンサートには出演されましたか? 磯田さん:はい、通りがかりの人とかが立ち寄ってみてくれました。リアクションもよく見て行ってくれました。 -『NICE CLASSIC LIVE』は観に行かれました? 磯田さん:はい、行きました。2回行きました。 -練習はどこでしたのですか?どのくらい練習出来ましたか? 磯田さん:コンセルヴァトワールで1室を何人かで使うのですが、結構空いている部屋もあって、わりと自由に使うことができました。 -レッスン以外の時間は何をしていましたか? 磯田さん:日中、外は暑いので練習室で練習して、日が陰ってきたころに友達みんなでビーチ行ってジェラート食べたり旧市街を散策したりしていました。 -街のようすはいかがでしたか?(治安、人々の様子、外観など) 磯田さん:ニースの街は皆優しくしてくれて、おじいさんが「どこから来たの?」と話しかけてくれたり、お店の人たちも皆親切にしてくれました。 -英語は通じましたか? 磯田さん:そうですね、結構どこいっても英語は通じました。 -宿泊先はどこに泊まりましたか?どうでしたか? 磯田さん:学生寮に泊まりました。エアコンがなくてとても暑かったです。共同のトイレは鍵がかかってて使えなかったので個室のを使っていました。トイレもシャワーも旧式なので快適さはないです。 -宿泊先と講習会場はどのように移動しましたか? 磯田さん:歩いて移動していました。 -コンセルヴァトワールでのお食事はいかがでしたか? 磯田さん:食事はビュッフェ形式の、サラダとかハム、チーズ、メインディッシュ、フルーツとパンは時間外でも自由に食べられました。少し味が濃いめなので、週の後半になってくると飽きてきてフルーツばかり食べていました。 -海外の方とのコミュニケーションはありましたか? 磯田さん:はい、寮で初日に声かけてくれた友達で、フランス人やアメリカ人とかブルガリアの子とかと一緒に行動していました。 -留学中に、困ったことなどはありますか? 磯田さん:基本的にはないんですが、何か困ったことがあったら近くの人に聞いたら教えてもらえました。 強いて言えば、日本と違う独特なにおい、甘いスパイス系のにおいがずっとしていました。 -今回講習会に参加して良かったと思える瞬間はありましたか? 磯田さん:リモートで受けていた先生のレッスンを対面で受けられたのが一番良かった。 あとフランス語が溢れている環境に身をおいて、音楽にもすごく影響しているというのを身をもって感じることが出来て良かった。 -今後留学する人にアドバイスしておきたいことなどありますか? 磯田さん:現地の言語をマスターした方がいいかな、と思いました。 -今後の活動は?進路などありましたら教えてください。 磯田さん:来年にはパリのコンセルヴァトワールに留学できるように準備をしていきたいと思います。

星野奈菜美さん/ニース夏期国際音楽アカデミー

愛知県蒲郡市出身。名古屋芸術大学音楽学部演奏学科卒業。 大学からゴールデンプライズ賞を受賞。スタークラシックスアカデミア第2期生オーディションに合格。 愛知室内オーケストラと尾高尚忠フルート協奏曲Op.30bを共演。サントリーホールにて第81回TIAA全日本クラシックコンサートに出演、審査員賞を受賞。 第8回岐阜国際音楽コンクールフルート部門一般第1位。 第22回”万里の長城杯”国際音楽コンクール管楽器部門一般第2位。(1位なし)第27回ブルクハルト国際音楽コンクール管楽器部門一般審査員賞。 第30回全日本クラシック音楽コンクールフルート部門一般第5位。 第18回日本フルートコンヴェンションコンクールアンサンブル部門二重奏で金賞を受賞。これまでにフルートを高木直喜氏、磯貝俊幸氏、前田綾子氏、上野博昭氏に師事。 各地で演奏活動と講師活動を行っている。 -まず簡単な自己紹介、現在までの略歴を教えてください。 星野さん:名古屋芸術大学を卒業して演奏活動とフルートの講師をしています。 -今まで講習会などに参加したことはありますか?海外に行かれたことはありますか? 星野さん:海外旅行には行きましたが、講習会は初めてです。 -この講習会に行きたいと思った理由やきっかけはなんでしょうか? 星野さん:自分の演奏や教える方にも、新しい刺激がほしいと思って参加しました。 -参加者は、どのくらいの人数がいましたか?また、どんな人が参加していましたか? 星野さん:ヴァンサン・リュカ先生のクラスが全体で9人内日本人が3人で、フィリップ・ベルノルド先生のクラスが全体で11人で内2人が日本人でした。韓国や台湾など半分くらいアジア人でした。 -先生はどんな人でしたか? 星野さん:リュカ先生は歌うことを重要視されていて、歌って、吹いて、歌って、吹いて、歌って、吹いて…練習曲を全部歌えるようにとおっしゃっていました。 ベルノルド先生は基礎練習をすごく大切にされていて、呼吸練習やスケールをしっかりやりました。 -教え方で印象に残っていることはありますか? 星野さん:どちらの先生も体の使い方、息がちゃんと吸えているかどうか、旋律を歌えているかを大切にされていて、楽器を持つ前の事が大切なんだなと感じました。自分の生徒さんへの指導でも、「ちょっと楽器を置いて歌ってみて」とか「しっかり息吸ってみて」と言ってみると生徒さんの音に変化が出ました。早速学んできたことを取り入れています。 -クラスメイトとは仲良くなりましたか? 星野さん:はい、すごく仲良くなって、お昼は学校のテラスで一緒に食べて、レッスンが終わってからも一緒に街に遊びに行きました。 -講習会はどんなスケジュールが組まれていましたか? 星野さん:ヴァンサン・リュカ先生は朝9時から14時くらいまで一人45分のレッスンがありました。1週間で4回レッスンがありました。 ベルノルド先生は朝必ず基礎練習があって、その後一人30分のレッスンがありました。 9時から夕方16時、17時くらいまでありました。ベルノルド先生も全部で4回レッスンがありました。 -レッスン以外の時間は何をしていましたか? 星野さん:自分のレッスン以外は聴講や、他のクラスのレッスンを見に行ったり、練習したりしていました。レッスン後は観光にも行きました。 -NICE CLASSIC LIVEは観に行かれましたか? 星野さん:はい、野外のステージなんですけど、すごく綺麗で、風の音、鳥の声と演奏が一緒になってとても素敵でした。 -レッスンは何語で受けましたか? 星野さん:フランス語、英語で受けました。 -講習会中に、人前で演奏する機会(コンサートやコンクールなど)はありましたか? 星野さん:ベルノルド先生の方で選んでいただき修了コンサートに参加させていただきました。 お客さんが海外の方なので、すごく反応がよくて、良かったです。お客さんもたくさん来てくれました。 -練習はどこでしたのですか?どのくらい練習出来ましたか? 星野さん:コンセルヴァトワールで練習室を使っていました。クーラーがないので暑かったです。窓を開けていると蚊が入ってくるので、虫よけがあればよかったかもしれません。 ほとんど聴講していたので、練習は多くて3時間ほどでした。 -街のようすはいかがでしたか?(治安、人々の様子、外観など) 星野さん:スリにはあわず、町ゆく人が話しかけてくれて、明るくのんびりした雰囲気でとても過ごしやすかったです。 -どこか遊びに行ったところはありますか? 星野さん:ビーチや旧市街、マセナ広場に行きました。50種類くらいのジェラートがある、有名なジェラート屋さんがあって、そこに何回も通っていました。 -宿泊先の設備はいかがでしたか?(部屋人数、空調、トイレ・風呂、洗濯方法、TVなど) 星野さん:1人部屋です。クーラーがないので暑かったですが、冷蔵庫がありシャワーもトイレも壊れていることもなく、困らずに使えました。 -宿泊先と講習会場はどのように移動しましたか? 星野さん:歩いて行ったり、バスで行ったりしてました。坂の多い道なので歩くと大変でした。 バスは時間にもよりますが、歩いた方が早いときもあるので。 -コンセルヴァトワールのごはんはどうでしたか? 星野さん:すごく美味しかったです。野菜やフルーツの多い料理で美味しかったです。お米もあり、朝食のクロワッサンがとても美味しかったです。 -クラスメイトの方たちはどんな人でしたか? 星野さん:皆とても社交的でいい子ばかりでした。20歳前後の生徒が多かったです。 -留学中に、困ったことなどはありますか? 星野さん:レッスンでも街でも言葉が理解できないことが多かったので英語をもっと勉強しておくと良かったなと思いました。 -今回講習会に参加して良かったと思える瞬間はありましたか? 星野さん:全部なんですが… 先生がフランス語で音を言葉にして歌っている事とフランスで生活する中で聞くフランス語、フランス人が作った曲を演奏する上では現地で体感することは凄く貴重な経験だなと感じました。 とにかくすごく楽しかったです。みんなフレンドリーでいろんな国の人と交流できたことが楽しかったです。 -今後留学する人にアドバイスしておきたいことなどありますか? 星野さん:英語を勉強した方がいいと思います。日本人以外の人はほとんどみんな英語が話せました。 -今後の活動は?進路などありましたら教えてください。 星野さん:演奏活動を増やしていき、オーケストラのオーディションも受けていこうと思います。 3月にリサイタルをやるんですけど、そこでは今回フランスで学んできた曲をやろうと思ってます。 -また今後海外の講習会に参加されてみたいですか? 星野さん:はい、いろんな国を見てみたいので、今度はドイツに行ってみたいです。

パリ・エコールノルマル音楽院 入試オーディション 東京

<**パリ・エコールノルマル音楽院 入試オーディション決定**

フランス・パリの名門私立音楽院。世界最高水準の教授陣に師事できる!
↓↓↓詳細は以下のこちらをクリックしてご確認ください。↓↓↓
パリ・エコールノルマル音楽院東京オーディション

オーストリア音楽留学を一望してみよう!

オーストリアに音楽留学するとは?

音楽の都ウィーンというイメージはすっかり世の中では定着しているものの、ウィーンがドイツにあるといまだに思われているほど、オーストリアというヨーロッパの小国の認知度は低い気がします。 さらに言えば、「オーストリア」は、「オーストラリア」と間違えらるのは有名で、それを皮肉って「No kangaroos in Austria」というロゴのお土産が売られたりしています。 しかし実際はヨーロッパの国々の中で、自然、歴史、芸術的魅力、グルメ、人情、治安、物価と、すべてにおいて評価が高い国がオーストリアです。

スイスに劣らぬアルプスの大自然の美しさ、パリに負けないウィーンの美しい街並みと優雅さ、世界一といわれるウィーンのケーキとコーヒーのおいしさ、チロル地方をはじめ、田舎の花で飾られた民家の軒並みと安くておいしい田舎料理。 女性の一人旅でも安心な治安の良さ、ウィーンフィルをはじめ一流の演奏家の演奏会を気軽に聞ける贅沢さ。パリもあればスイスもあるオーストリアにはヨーロッパの魅力がすべて揃っているのです。

そんなオーストリアは、かつてはハプスブルク帝国の本拠地であり、歴史に名だたる音楽家達が貴族に仕え、文化に貢献してきました。 バロック時代にはハプスブルグ家の優れた文化人であり作曲家でもあったレオポルト一世統治下の元に文化的に大いなる発展を遂げ、ウィーンは音楽の都として開花します。 マリアテレジア、ヨーゼフ一世の治世には言わずと知れたザルツブルク出身のモーツァルトが活躍し、それから現代にいたるまで数々の音楽家たちを育んできた国がオーストリアなのです。

首都ウィーンに限らず、地方にも音楽大学や音楽院は点在しており、どの学校もカリキュラムは似通っていて、一流の音楽芸術教育を受けることが可能です。 そこで、オーストリアで音楽を学びたい、オーストリアに音楽留学したい、という方に、オーストリアの音楽留学に関する情報をまとめてみました。 なお、ウィーンについては、音楽の都ウィーンに音楽留学するで特集し、ここではウィーン以外の音楽大学をご紹介します。

【目次】

  1. なぜオーストリアの音楽留学なのか
  2. オーストリアの音楽大学(音楽院)の就学システム
  3. オーストリアでは、どんな専攻科目を選べるのか
  4. オーストリアの音楽大学・音楽院(ウィーン以外)
  5. FAQ
  6. まとめ

なぜオーストリアの音楽留学なのか

「クラシック音楽の源泉をたどるため。」であると言えるでしょう。 もしクラシックの演奏家を目指すのであれば、その発祥の地で、自らの手で触れて、見て、肌で感じることが大事です。 日本でどうしてもわからなかったこと、思うように弾けなかった場所などが、あ〜ら不思議、オーストリアに音楽留学して謎が解けることが頻繁にあります。 自然に弾けるようになる。それはスピリチュアルなものなのか、おいしいワインのせいなのか、はたまた先生の教え方がいいのか、それは分かりません。 確かなことは、俄然上手くなるということです。

具体的に言えば、オーストリアには、伝統的な弾き方や決まり事があり、それはドイツ語の文法にも似て、大変理論的でわかりやすいことなのですが、そのイロハをきちんと習得すれば、どの曲も、少なくともクラシック音楽の分野であれば全てに応用できます。 日本で学んだある程度のテクニックさえあれば習得可能で、その作品の持つ信憑性を引き出し、自分もクラシック音楽を知っている人にも納得できる演奏に仕上げることができるのです。 音楽の文法(Klangrede)を学ぶと言ったら分かりやすいかもしれません。

オーストリアの暮らしと費用

次に海外で安心して音楽を学べるという環境も非常に重要な点ですから、オーストリアの生活についてみてみましょう。 オーストリアの国立音楽大学で学べば、日本と比較すると、ほとんど学費はかかりません。 年間で20万円程度です。住居費は借りるフラットにもよりますがだいたい6~10万円程度。 生活費はざっくり月々15万円ほどです。治安もよく、夜間に安心して一人で演奏会に出かけられる程です。 オーストリアの地方都市なら、落ち着いていて小ぎれいですし、喧騒から離れたのんびりとした音楽留学生活を送れることでしょう。 公用語はドイツ語ですので、生活に必要なドイツ語の知識は必要です。これについては次項で触れておきます。

オーストリアのドイツ語と音楽に触れる

オーストリアで話されるドイツ語は、標準ドイツ語とはかなり違う点があり、慣用句やフレーズ、単語などもその地方特有のものがあります。 日本の方言と同じで、発音やフレーズの抑揚も地方によって違います。まるで音楽を聴くように、地元の人の話すドイツ語に耳を傾けてください。 短いオーストリアでの音楽留学期間にも、その地方独特の言い回しや単語を覚えることができるでしょう。 でも恐れるに足らず。オーストリアの音楽大学でのレッスンや講義は標準ドイツ語です。ゲーテインスティテュートのドイツ語で事足ります。 逆に言えば、当然の事ながら、事前にドイツ語の勉強は必須といえます。

ほとんどの音楽大学では入学する際には楽器専攻の場合、A2からB1のドイツ語レベルを求められますし、先ほども言いましたが、ドイツ語のフレーズの作り方、抑揚やアクセントが、クラシック音楽の文法に通じるところがありドイツ語を学べばクラシック音楽を理解するのに役立つのです。 言葉を学ぶ=音楽を学ぶ、という事になります。ドイツリートやオペラを学ぶ声楽科の方々は、身近に感じていらっしゃるのではないかな、と思います。

オーストリアの音楽大学(音楽院)の就学システム

どの音楽大学(音楽院)にも入学試験があり、それに合格することが就学を始める条件となります。 実技試験のために数曲からなるプログラムを自分自身で用意しなければなりません。 学校や学部によっては、それに加えて聴音や音楽理論の試験、ドイツ語の試験が加わることもあります。 実技試験の課題曲などは事前に公表されるので、それをもとに自分で曲選びをします(日本と異なり曲指定ではありません)。

事前に各音楽大学で指導に当たっている教授のレッスンを受けるなどして、先生と相談しながら自分にあった、それでいて(国も違えば文化も違う)他の国の生徒に負けないような演奏曲を準備するのが最も合格するには効果的でしょう。 入学試験に合格し入学を許可されたら、オーストリアの音楽大学の6年間のカリキュラムを終え、修士号としてのMaster of Arts (MA)という資格を獲得できます。

学士コースと修士コース

8セメスターの学士(バチュラー)課程、それに引き続き4セメスターの修士(マスター)課程を経て、全部で6年の就学期間に必須の履修単位を取得し、卒業試験を行うという流れになっています。 日本で音大を卒業し学士号がある場合は、一般的に修士課程からの入学が可能ですが、その場合はオーストリアの学士課程の卒業試験と同レベルの演奏スキルを求められます。

修士課程からの入学条件は入試(オーデイション)を受け合格すること、そして、学士号の修了証明書と成績証明書をもとめられます。 また、器楽および声楽専攻にはIGPという教育学部もあり、音楽院や音楽大学の専攻楽器の教師を目指すことができます。 教職課程(Lehramt)コースを選ぶと、Master of Education (MEd)という資格を獲得し、オーストリアで小中高等学校の先生になることが可能です。

研究科コース

修士課程卒業後、まだ学び足りないという人は2セメスターの研究科コースに籍を置き、研鑚を積むともできます。

プレカレッジ・プレスクール

学士(バチュラー)課程の入学試験に臨むための各音楽大学には、準備コースがあり、2セメスターの就学カリキュラムの後、学士(バチュラー)課程の入試がそのコースの卒業試験となります。

オーストリアで学べる専攻科目

オーストリアでの音楽留学は以下のコースが受講可能です。自分にあったコースを選択してください(学校によって異なりますのでご注意ください)。

器楽科 演奏家/教育科コース(IGP)

ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、ギター、コントラバス、オーボエ、クラリネット、バスクラリネット、チューバ、バスチューバ、フルート、オルガン、ホルン、ハープ、ファゴット、トランペット、トロンボーン、打楽器、サクソフォーン

古楽器 演奏家コース

いわゆる「古典派音楽」は現代のコンサート市場において、重要で非常に活気のあるジャンルです。初期の音楽の分野における多様な演奏技術や様式について、パフォーマンスの実践を通じて、未来の古楽器演奏家を育てるコースです。専攻楽器は以下の通り。 バロックヴァイオリン、バロックヴィオラ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、バロックチェロ、ハンマークラヴィーア、チェンバロ

作曲家/音楽理論コース

作曲の分野での知識を提供するだけでなく、すべての様式に対応し、学生の創造的な能力を引き出すことに尽力します。 芸術と技術の両方の分野で、作曲における構築性とその実現のために必要なスキルを学びます。 その中には、音楽のすべての領域(声楽、器楽、電子、マルチメディア)、自分の芸術作品を批判する能力、他の芸術形態(視覚芸術、文学、ダンス)を扱う方法を学ぶことも含まれます。

指揮科コース

指揮科コースでは、あらゆる種類のアンサンブルの芸術的方向性、様式、音楽理論を学び、コレペテイの能力を鍛え、必要に応じて、アンサンブルをピアノでリードできるようにします。 最終的には合唱の指揮とオケの指揮の二つのどちらかを選択し、より専門的技術を磨くことに専念します。

声楽 演奏家/教育科(IGP)コース
オペラ(修士課程)
リート・オラトリオ(修士課程)

学士課程の三年間では‎総合的な発声や音楽性のトレーニング、そして演技や音楽劇のパフォーマンスの基本的なレッスンが行われます。‎学士課程修了者が受講する修士課程では、声楽、オペラと演劇、リートオラトリオの三つのコースに枝分かれし、そのいずれかの分野で専門的な知識を学びます。

‎ピアノ劇場伴奏科コース(修士課程)

音楽劇場の伴奏(リハーサル、オーディション、歌手の指導)、オペラ、オペレッタ、ミュージカルやオラトリオのジャンルで、基本的な指揮知識、組織のスキルの向上を目的とするコミュニケーションの取り方を学びます。

室内楽コース(修士課程)

※ウィーン国立音楽大学では室内楽ピアノコースが学士課程から就学可能です。
ピアノトリオ、弦楽四重奏、ピアノデュオ、ピアノリート伴奏、新音楽アンサンブル (電子ミュージック、インプロヴィゼーションを含む)などが学べます。

オーストリアの音楽大学・音楽院(ウィーン以外)

※ウィーンの音楽大学は別途特集します。 オーストリアの音楽大学・音楽院の地図

モーツァルテウム音楽大学

(ドイツ語:Universität Mozarteum Salzburg)

ザルツブルクが生んだウォルフガング・アマデウス・モーツァルトに由来する、ザルツブルクにある国立の音楽芸術大学です。1841年に創設された音楽と舞台芸術のための総合芸術大学です。世界的にも有名な音楽教育機関であり、多くの著名音楽家を輩出しています。ニコラウス・アーノンクールをはじめ、名教育者が教鞭をとり、世界的な指揮者ヘルベルトフォン・カラヤンもこの大学の卒業生です。世界の名演奏家が夏のザルツブルク音楽祭に集結し、同時に講習会も開かれているため、夏休みを利用して世界中から音楽家の卵が腕を磨きにやってきます。 そのために夏の間は小さなザルツブルクの街が、音楽の熱気であふれています。日本人にも大変人気の音楽大学です。
モーツァルテウム音楽大学について詳しくはこちら

グラーツ国立音楽大学

(ドイツ語: Universität für Musik und darstellende Kunst Graz or Kunstuniversität, abbreviated KUG)

スロベニアとの国境にも近いシュタイアーマルク州の首都であるグラーツにある国立の音楽芸術大学です。 シュタイアーマルク州といえばリンゴや乳製品、パンプキンシードオイルが有名。 そしてスロベニアとの国境付近ではオーストリアのトスカーナと呼ばれるワインの産地で、美しいブドウ畑の風景が広がり、美味しいものが集結した地域です。 音楽大学の学生の半分程度は外国人で、インターナショナルな雰囲気の中でグローバルで伝統的な音楽教育を受けることができます。 オーストリア第2の都市グラーツでは、様々な文化的イベントも享受できるはずです。 また、大自然のど真ん中にあるオーバーシュッツェン校舎には図書館があり、練習室を開放し楽器を提供しています。静かな環境で練習に集中することができます。
グラーツ国立音楽大学について詳しくはこちら

アントン・ブルックナー私立音楽大学

(独: Anton Bruckner Privatuniversität)

オーバーエスターライヒ州の州都リンツにある芸術総合大学です。 リンツ生まれのオーストリアの作曲家アントン・ブルックナーにちなんで名づけられました。 ドイツとの国境の町パッサウから70キロ、ウィーンの約150キロ東に位置する、ドナウ川沿いに広がるリンツは、オーストリア第3の都市です。 オーストリアで2番目の欧州文化都市として指定されていて、世界的音楽家であるモーツァルトの交響曲「リンツ」やベート―ベンの交響曲「第八番」を作曲した地としても知られています。 また、オーストリアの主要なオケの一つであるリンツブルックナー管弦楽団の本拠地でもあり‎、ヨーロッパを代表するコンサートホールの1つであるブルックナーハウス・リンツでのクラシック、ジャズ、ワールドミュージックの分野で一流のコンサートイベントを満喫して充実した音楽留学生活を送れるでしょう。
アントン・ブルックナー私立音楽大学について詳しくはこちら

ヨーゼフ・ハイドン コンセルヴァトワール

(独: Joseph Haydn Konservatorium des Landes Burgenland)

学校名由来のヨーゼフ・ハイドンは、ハンガリーの大貴族エステルハージ家の楽長として仕え、生涯の大半をこの地アイゼンシュタットで暮らしながらエステルハージ公のために数多くの作品を作曲しました。 エステルハージ城ではクラシックのコンサートやオペラなどが盛んに上演されています。 また、アイゼンシュタットを州都とするブルゲンランド州はノイジードラー湖を囲むワインの産地としても世界的に有名です。 器楽・声楽科は6年間(8+4セメスター)のカリキュラムを終えると芸術デイプロマを取得でき、その取得単位はECTS (European Credit Transfer System)として認可されます。 また器楽・声楽教育学部はウィーン国立音楽大学のIGPと提携しており、8セメスターを終えると学士(バチェラー)Bachelor of artsの資格を得られます。

オーストリア音楽留学のよくある質問(FAQ)

Q.言葉はどのくらい話せればいいの?

オーストリアの音楽大学に入学する本格的な音楽留学は、学校によりますが語学レベルA2からB1が必要となります。もしこの語学レベルに達しなくても、1年程度は待ってくれる学校もありますので事前によく調査しましょう。ただし、語学は音楽の理解にも通じますので音楽と同じ程度勉強しておいた方がいいことは間違えありません。

短期で1〜4週間程度、音楽留学する場合は、(できるだけ語学は理解できた方がいいのですが、)音楽専門の通訳を付けることもできますので、まずはどっぷりオーストリアの本場の空気を吸うことをお勧めします。作曲家が見て感じたものが分かれば音楽の理解もずっと進むはずです。

年齢は何歳まで大丈夫ですか?

学校に入学する本格的な音楽留学は、音楽大学なのか私立の音楽院なのか、器楽専攻なのか指揮なのか等により異なり、明記はされていませんが、一般的には30-35歳程度までとなります。一部私立の音楽院は、年齢制限が緩く経験者であれば40-45歳程度まで受入可能な場合もあります。年齢に関してはケースバイケースで一概に言えませんので、事前に当社までお問い合わせください。

短期で1〜4週間程度、音楽留学する場合は、下は8歳程度から上は80歳程度まで可能です。講習会によっては、100歳まで可能!と謳っている講習会もある程です。プライベートレッスンなら何歳でも可能です。

最近始めたアマチュアなのですが、音楽留学できますか?

学校に入学する本格的な音楽留学は、音楽大学そのものがプロを養成する教育機関となりますのでレベルや将来性を見られます。事前の先生のレッスンで確認される事をお勧めします。

短期で1〜4週間程度、音楽留学する場合は、先生によりますが、多くの場合、アマチュアの方も大歓迎となっています。音楽留学は少し専門的だな、怖いな、怒られそうだな・・・と躊躇される方もおりますが、ざっくばらんで陽気なオーストリア人は丁寧に熱心に誰でも受け入れてくれますのでご安心ください(条件は当社の個別先生欄をご覧ください)。あの舞台にいる大物音楽家にもレッスンしてもらえるチャンスかもしれませんよ。

自分にあった音楽留学について詳しい事を相談したいのですが・・・?

個人個人履歴も、やりたい事も、専攻も状況も異なりますので、ぜひ当社の音楽留学カウンセリングを受講してください。15年以上培ってきた音楽留学専門のカウンセラーがお客様にあった先生や学校などをご提案します。
カウンセリングのお申し込みはこちら

まとめ

オーストリアの音楽大学や音楽院に籍を置いて研鑚を積むという方法の他にも、短期音楽留学で、各地で開かれている講習会やプライベートレッスンに参加してみるのも大変有意義です。 10日から2週間という短期間に、オーストリアの地を見て、匂いをかぎ、耳をすませば、集中して音楽に向き合う充実した日々が送れるでしょう。その合間に、楽聖たちを育んだドナウ川や森を散策し、英気を養ってみてはいかがでしょうか。

もちろん、音楽鑑賞も絶対に外せないイベントです。実際に作品が初演されたであろうコンサートホールを訪れ、その音響と演奏家の呼吸と、そして彼らが紡ぎだす「音楽の文法」に実際に触れて見てください。 きっと、ドイツ語と同じように「音楽の文法」が見えるはずです。オーストリアの音楽留学は、それだけ有意義だと実感して感じていただけると思います。

【関連リンク】

  1. 音楽留学の基礎知識
  2. 初めての海外
  3. 現代留学事情
  4. 音楽留学 - 2021年最適な費用でおすすめの国へ!
  5. 長期音楽留学
  6. 長期音楽留学の国別特徴

音楽の都ウィーンに音楽留学する

ウィーンで音楽を学ぶ

オーストリアの首都であるウィーンは音楽の都、森の都、バロックの都として知られ、ハプスブルグ家の神聖ローマ帝国、オーストリアハンガリー帝国の都として栄え、何世紀にもわたりヨーロッパの政治と文化の中心地でした。その軌跡はウィーンの街に今も残るハプスブルク時代の壮大な建築物や、膨大な美術、工芸品などにもうかがい知れます。

音楽に至っては、国立オペラ座(ウィーン国立歌劇場)や、ウィーン楽友協会、ウィーン・コンチェルトハウスにのみならず、シェーンブルン宮殿や王宮、シュテファン寺院やカールス教会、かつての貴族の館などで、一流の演奏家によるコンサートが毎日のように開かれていて、どの演奏会を訪れようかと迷うほどです。

音楽教育機関も充実していて、入学が難しいといわれるウィーン国立音楽大学に限らず、ウィーン私立音楽芸術大学や私立の音楽院という選択肢もあります。それらの学校に在籍してウィーンで音楽留学生活を送ることが可能です。

ここではウィーンでの生活、音楽を学ぶメリットとウィーンにある音楽教育機関についてご説明します。 なお、ウィーン以外のオーストリアの都市への音楽留学については、オーストリア音楽留学を一望してみよう!で特集し、ここではウィーンの音楽大学をご紹介します。

【目次】

  1. ウィーンで音楽を学ぶメリット
  2. ウィーンの音楽大学(音楽院)の就学システム
  3. ウィーンでは、どんな専攻科目を選べるのか
  4. ウィーンにある音楽大学
  5. ウィーンにある音楽院
  6. まとめ

ウィーンで音楽を学ぶメリット

ウィーンで音楽を学ぶメリット。それは何といっても音楽にどっぷりと浸れる素晴らしい音楽的環境です。 冒頭でも紹介したウィーンにある数多いコンサートホールでは昼夜を問わず、様々な音楽イベントが催され、 ウィーンにある音楽大学のホールでは学生たちのコンサートが頻繁に公開演奏されています。 それらのコンサートホールはウィーン市内に住んでいれば、一時間以内にアクセスでき、大変身近に、しかもお安く(あるいは無料で)、 一流の音楽を、そして演奏を楽しむことができるのです。

ウィーンで好きな時代にタイムスリップしてみよう

ウィーンで音楽を学ぶ、第二の魅力はバロックからクラシック、現代の作曲家に至るまで、 ウィーンで活躍した音楽家たちが住んだ時代とほぼ変わらない環境があるということです。 ベートーヴェンが散歩したウィーンの森、食事をしたホイリゲやガストハウス、シューベルトが仲間と語り合ったカフェハウス、 すべてが昔のまま今でも存在しているのです。

ウィーンで過ごせば、タイムスリップしたように、 その時代の息吹を感じとることができるでしょう。そして、それだけではありません。 膨大な美術品のコレクションをいくつもの美術館で鑑賞でき、街中が美術館とも言えるほど、歴史的建築物や文化遺産が点在し、 各時代の様式で建てられた建築物を見れば、バロックからルネッサンス、 ユーゲント・シュティールに至るまで音楽の時代様式とリンクして、 容易に作曲家が想像した楽曲のイメージを膨らませることができるのです。

ウィーンの暮らし

ウィーンの地図 東京と同じく23区からなるウィーン市は「美しき蒼きドナウ」川が横切っており、 それを挟んで東側に21区と22区、西側にそれ以外の区が、ど真ん中の1区を中心に広がっています。

ウィーンの大学が集結する、1区、3区、4区~9区近辺が学生にとっては便利で人気の高い居住地となっています。 それに対して、ウィーンの森近くの郊外の区域13区、14区、18区、19区は閑静な住宅街です。 どこに住んでいても、文化の中心である一区には便利な公共交通機関を利用して30分以内で出かけられる距離です。

また自転車専用道路も多く、コロナ禍では、地下鉄やトラムなどの密を避けるため、 あるいは、マスク着用義務を回避するために、自転車や電動スクーターに乗り換える人たちも多くいます。 市内にレンタルサイクルやスクーターが多く設置されており、レンタル料をスマホにチャージしながら移動できたりします。 今は(2021年8月31日現在)、ロックダウンが解除されているため、 飲食店も営業を再開し、ウィーンの街にいつもの賑わいが戻ってきています。

ウィーン音楽留学の生活費

食費ですが、自炊しても、テイクアウトしても、物価は東京と変わらない程度です。 違うところはコンビニがないというところ。日本と比べて比較的安くておいしいと思う食品は、 青果、乳製品や食肉加工品、ワイン、ビールなどです。日用品や化粧品なども値段はほとんど日本と変わらないと思います。 最近はリサイクル可能で環境にやさしい商品が人気で、プラ容器を避ける傾向があります。

そのほか、ウィーン市内の交通機関の定期券は年間で365ユーロ(約5万円)。 1日1ユーロと思うとお得ですよね。学生だと割引になります。 演奏会は定期予約券(Abonnement)などを利用すれば安く聞け、 オペラ座(ウィーン国立歌劇場)やウィーン楽友協会などでは立見席もあり、 お値段は5ユーロから10ユーロ(約650円から1300円)と非常に安く、誰でも音楽を楽しめる環境となっています。

ウィーン音楽留学の住居費

住居費は借りるフラット(アパート)にもよりますが管理費込みで一般的に約6~10万円程度(住居費は本当に条件によりますのであくまで一般論としてお考えください)。 それ以外にも契約時には敷金、礼金、登録料、そして、月々の光熱費と災害保障保険料、インターネット代、携帯代などが必要です。 他のヨーロッパの大都市に比べてダントツで治安がよく、物乞いや、浮浪者は少ない方です。

市民のエコ意識は非常に高く、市内は清掃が行き届き、住み心地はとてもいいです。 その代わり、ウィーンに住むからにはウィーン市民と同じようにマナーを守って暮らす必要があります。 それは楽器をアパートで練習しなければならない音楽家たちにとっても、少なからず問題となることろです。 楽器を演奏してもよいアパートだとしても、権利だけを主張せず、周囲の住民から苦情が来ないように、 静かな環境を好む人たちにとっても、音出しが騒音とならないよう、十分に気を配ることが大事です。

もしどうしても遠慮せずに音出しができる環境に身をおきたい場合、市内に練習室を貸し出している施設がいくつかあるので、 そういうところを利用するのも一つの方法です。レンタル代は一時間500~3000円ほどです。 また、音楽大学では、学生に解放している練習室がありますので、どんどん利用するべきです。

ウィーン音楽留学の学費

ウィーンで音楽留学するには、もちろん学費も大事です。 学校については後述しますが、ウィーン国立音楽大学で年間で約20万円。 ウィーン私立音楽芸術大学は年間30~40万円、研究科だと約78万円程度。 ウィーン音楽芸術アカデミー(AMP)は、芸術デイプロマコースで年間約100万円程度です。 就学と同時にオーストリア健康保険基金の学生保険に加入すると年間約10万円の支払いが必要となります。

ウィーンの音楽大学(音楽院)の就学システム

ウィーンにある、どの音楽大学や音楽院にも入学試験があり、 それに合格することが就学を始める必須条件となります。 実技試験には、数曲からなる演奏プログラムを用意します。学校や学部によっては、それに聴音や理論の試験、 ドイツ語の試験が加わることもあります。

実技試験の課題曲などは事前に公表されるので、それをもとに曲選びをします。 日本と異なり、曲そのものが指定されるわけではありませんので、 事前に希望の音楽大学や音楽院で指導に当たっている教授からレッスンを受けて、 先生と相談しながら入学試験のための演奏プログラムを準備するのが合格への近道であり、効果的でしょう。 入学試験に合格し入学を許可されたら、ウィーンの音楽大学(音楽院)の6年間のカリキュラムを終えると、 修士号としてのMaster of Arts (MA)という資格を獲得できます。

学士コースと修士コース

原則として、8セメスターの学士(バチュラー)課程、 それに引き続き4セメスターの修士(マスター)課程を経て、全部で6年の就学期間に履修単位を取得し、卒業試験という流れです。 日本で音楽大学を卒業し学士号がある場合は、修士課程からの入学が可能ですが、 その場合は学士の卒業試験と同レベルの演奏スキルを求められます。 修士課程からの入学条件は入試を受け合格すること、学士号の修了証明書と成績証明書を求められます。 ただし、移行期のため、学士と修士が分かれていない専攻もありますので注意が必要です。

また、器楽および声楽専攻にはIGPという教育学部もあり、音楽院や音大の専攻楽器の教師を目指すことができます。 教職課程(Lehramt)コースを選ぶと、 Master of Education (MEd)という資格を獲得し、 オーストリア(ウィーン)で、小中高等学校の先生になれます。

研究科コース

修士課程卒業後、まだ学び足らないという人は2セメスターの研究科コースに籍を置き、さらに研鑚を積むともできます。

プレカレッジ・プレスクール

学士(バチュラー)課程の入学試験のための準備コースというのもあり、2セメスターの就学カリキュラムの後、 学士(バチュラー)課程の入学試験が、そのコースの卒業試験となります。

ウィーン音楽留学で学べる専攻科目

器楽科 演奏家/教育科コース(IGP)

ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、ギター、コントラバス、オーボエ、クラリネット、バスクラリネット、チューバ、バスチューバ、フルート、オルガン、ホルン、ハープ、ファゴット、トランペット、トロンボーン、打楽器、サクソフォーン

ジャズ、ポピュラーミュージックコース

アコーデイオン、コントラバス、エレキベース、縦笛、ハーモニカ、エスノパーカッション、ギター、声楽、サクソフォーン、トランペット、トロンボーン、ハープ、ピアノ、チューバ、ヴィブラフォーン&マレット、バイオリン、フルート、パーカッション

古楽器 演奏家コース

いわゆる「古典派音楽」は現代のコンサート市場において、重要で非常に活気のある人気のジャンルです。 初期の音楽の分野における多様な演奏技術や様式について、パフォーマンスの実践を通じて、 未来の古楽器演奏家を育てるコースです。専攻楽器は以下の通り。

バロックヴァイオリン/バロックヴィオラ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、バロックチェロ、ハンマークラヴィーア、チェンバロ

作曲家/音楽理論コース

作曲の分野での知識を提供するだけでなく、すべての様式に対応し、学生の創造的な能力を引き出すことに尽力します。 芸術と技術の両方の分野で、作曲における構築性とその実現のために必要なスキルを学びます。 その中には、音楽のすべての領域(声楽、器楽、電子、マルチメディア)、自分の芸術作品を批判する能力、 他の芸術形態(視覚芸術、文学、ダンス)を扱う方法を学ぶことも含まれます。

指揮科コース

指揮科コースでは、あらゆる種類のアンサンブルの芸術的方向性、様式、音楽理論を学び、 コレペテイの能力を鍛え、必要に応じて、アンサンブルをピアノでリードできるようにします。 最終的には合唱の指揮とオケの指揮の二つのどちらかを選択し、より専門的技術を磨くことに専念します。

‎声楽 演奏家/教育科(IGP)コース

学士(バチュラー)課程の3年間では‎総合的な発声や音楽性のトレーニング、 そして演技や音楽劇のパフォーマンスの基本的なレッスンが行われます。‎ 修士(マスター)課程では、声楽、オペラと演劇、リートオラトリオの三つのコースに枝分かれし、 そのいずれかの分野で専門的な知識を学びます。
オペラ(修士課程)
リートオラトリオコース(修士課程)

‎ピアノ劇場伴奏科コース(修士課程)

音楽劇場の伴奏(リハーサル、オーディション、歌手の指導)、オペラ、 オペレッタ、ミュージカルやオラトリオのジャンルで、基本的な指揮知識、 組織のスキルの向上を目的とするコミュニケーションの取り方を学びます。

室内楽コース(修士課程)

※ウィーン国立音楽大学では室内楽ピアノコースが学士課程から就学可能です。
ピアノトリオ、弦楽四重奏、ピアノデュオ、ピアノリート伴奏、 新音楽アンサンブル (電子ミュージック、インプロヴィゼーションを含む)などが学べます。

ウィーンにある音楽大学

※ウィーンの音楽大学は別途特集します。

ウィーン国立音楽大学(ウィーン国立音楽芸術大学)

世界で最高峰の音楽大学‎と呼ぶにふさわしい知名度の高い音楽大学(芸術大学)です。 それを証明するように、‎音楽と舞台芸術の分野で、ウィーン国立音楽大学(ウィーン国立音楽芸術大学)は、 世界音楽大学ランキング2019で1位を獲得しました。

この音楽大学の卒業生は、雇用主からの評価も高く、 学長は自信をもって「私たちの卒業生は、就職市場で最高のチャンスを持っている」と言及しています。 また、音楽大学ランキングではニューヨーク市にある有名なジュリアード音楽院と同等の一位とされています。 「今年は(2019)、ウィーン国立音楽大学(ウィーン国立音楽芸術大学)以上にこの分野の指導者の間で高い評価を得ることができる大学はない」と、 QSのリサーチディレクター、ベン・ソウターは解説しています。 また、オーストリア全体でも、音楽、芸術分野での卒業生の就職率の高さを誇っています。
ウィーン国立音楽大学について詳しくはこちら

ウィーン私立音楽芸術大学

ウィーン市にある私立音楽芸術大学の歴史は、1938年に設立されたウィーン市が所管している市立音楽学校に遡ります。 2004年にはウィーン市の自治体から分社され、その後、2005年に私立大学として認定されました。 音楽、ダンス、演劇の研究を行う芸術総合大学です。 ‎世界的に活躍する演奏家たちが後進の指導に当たっており、ウィーン国立音楽大学(ウィーン国立音楽芸術大学)に負けずとも劣らぬ一流の教育機関としてウィーンでも人気の高い音楽大学です。
ウィーン私立音楽芸術大学について詳しくはこちら

ジャム・ミュージック・ラボ私立大学

ジャム・ミュージック・ラボ私立大学は2011年からある比較的新しいジャズとポピュラー音楽のための私立音楽大学です。 姉妹校のウィーン音楽芸術アカデミー(APM)が4〜5年の芸術デイプロムコースを提供しているのに対し、 こちらではジャズとポピュラー音楽での学士号(バチュラー)と修士号(マスター)を取得できます。 この大学の音楽教育スタイルはクラシック音楽以外のタレント育成において、ヨーロッパ全体の先駆的な存在であるといえるでしょう。‎

ウィーンにある音楽院

ウィーン音楽芸術アカデミー(APM)

ウィーン音楽芸術アカデミー(APM)は、公的に認められた音楽院(コンセルヴァトワール)です。 ジャム・ミュージック・ラボ私立大学に属しており、ウィーン市11区のガソメーターウィーンに拠点を置きます。 AMPの教授陣は長年の指導経験を持ち、オーストリアとドイツの様々な音楽大学、音楽院でも活躍しています。 クラシック、ミュージカル、ダンス、ポップ、ロック、ジャズなど、あらゆる芸術分野や教育分野で音楽と舞台芸術のディプロマプログラムを提供しており、4年から5年の就学コースを終了すると、国が認可する芸術デイプロマを獲得できます。

まとめ

音楽の都ウィーンの地の利を最大限に利用して、ウィーンでの音楽留学生活を充実させましょう。 練習や授業の合間を縫って、コンサートを聴きに行き、 その帰りに歴史的カフェハウスに座ってメランジェ(泡立てたミルク入りコーヒー)を飲み、 置いてあるデイリー新聞に目を通したりして、ゆったりと時を過ごせば、 その隣のテーブルに葉巻をくゆらせるブラームスやリヒャルトシュトラウスを見つけられるかもしれません。

また大学では公開レッスンや、クラスコンサート、一般公開のワークショップなども数多く企画されています。 アンテナを張り巡らし、ドイツ語が多少わからなくとも参加してみましょう。必ず得ることはあるはずです。

【関連リンク】

  1. 音楽留学の基礎知識
  2. 初めての海外
  3. 現代留学事情
  4. 音楽留学 - 2021年最適な費用でおすすめの国へ!
  5. 長期音楽留学
  6. 長期音楽留学の国別特徴

海外国際音楽コンクールのご参加をアンドビジョンがフルサポート!

03-5577-4500

info@andvision.net

Join Us On

アンドビジョンからのニュースレター